当サイト、play:gameの管理人のpuppiさんの招待で、8人でのゲーム会となりました。
ペッパー Pepper
(説明 5分 プレイ時間 5ディール55分)
マストフォローのトリックテイクです。各スートで最もランクの低い1のカードはずっと公開された手札として残り続けるという変わったゲームです。ゲーム開始時にもし1を持っていればそれらは自分の前に表向きに公開します。手札の一部なのでフォローのルールには従わなければなりません。リードにも使えます。取ったトリックに1が入っていたら手札の一部として自分の前に表向きに並べます。誰かの非公開の手札がなくなったらディール終了で、そのとき1のカードがマイナス2点、さらに取ったトリックや手札に1と同じスートがあれば1枚につきマイナス1点です。つまり1のカードさえ取らなければ失点はありません。
7人では6スート14ランクという構成です。ボードゲームを始めたばかりのころに遊んだという記憶がかすかにあるのですが、詳細はすっかり忘れていました。1のカードを出すタイミングやゲーム終了をうまく読むことなど今でも十分面白いゲームだと思います。規定通り5ディールでの合計を競いました。
結果:自分 −2、燃素 −8、キノ −9、puppi −25、PHY −28、一味 −33、タムラ −46
アッパーハンド Upper Hand
(プレイ時間 10分)
次のゲームまでの短い合間でキノさん自作のガラス玉の7x7アッパーハンドです。先手だったのですが、大差で負けてしまいました。写真を取り損ねたのが残念。
結果:キノ 0、自分 22
カードライン 動物 Cardline: Animals
(プレイ時間 25分)
タイムラインという歴史上の出来事を年代別に当てはめていくトリビアがありますが、その動物版です。カードの表には動物の名前と絵、裏にはその動物の体長、体重、そして平均寿命が書かれています。本来は3ラウンドでこの3分野を行うみたいですが、今回は体長のみで遊びました。
目的は配られた4枚のカードをいち早く無くすことです。テーブルの真ん中にはそれまでにプレイされたカードが体長の大きさ順に並んでいます。手番には自分の動物カードを一枚、大きさ順で当てはまるところにプレイするのです。間違っていると別のカードをもらうことになります。
わかりずらいのが単位がブリティッシュシステムだということです。インチとフィートが混在しており、どうしてメートル法を併記しなかったのかが不思議です。
結果:一味 0、つん坊 1、燃素 1、キノ 1、タムラ 2、puppi 2、PHY 2、自分 2
スチーブンソンズ ロケット Stephensons Rocket
(説明 15分 プレイ時間 80分)
PHYさんのリクエストもあり、ちょっと久しぶりのスチーブンソンンズロケットです。「拒否権のルールがよくわからない、あれは使う意味があるのか?」ということだったので、序盤からどんどん拒否権を発動させていきました。自分は北部の紫と灰色に絡み、南部は終盤で合併して乗っ取ろうと思っていたのですが、その数手番前にタイルが尽きて終わってしまいました。思いのほかタイルが少ないのだということを忘れていました。最大鉄道で、駅数ではつん坊さん、株では自分がトップだったのですが、色々なところに絡んでいったPHYさんが最終的に勝利の座を得ました。また遊びたいです。
結果:PHY 70、つん坊 68、キノ 67、自分 62
Sエボリューション S-Evolution
(説明 25分 プレイ時間 60分)
文明の進化をモチーフにしたトリックテイクです。全員ほぼ同じ構成の3スート8ランク24枚を個人のデッキとし、そこから毎ディール4枚ずつ使い6ディール勝負とします。他に進化の度合いを示す得点カードを1枚手札に加えられますが、毎回1段階ずつ進化していかないと6枚の得点カードを使うことができない仕組みになっています。そのくせ進化を早めないと切り札を使えなかったりとプレイの方針が立ちづらい作りになっています。
トリックテイクのプレイ自体があまり活かされておらず、また進化の違いから切り札を認識したりしなかったりというルールも面白さよりは面倒なだけと感じました。山札から各自4枚を引いて手札とするので、そのときの場当たり的なプレイしかできません。リソースの確保もトリックに勝った順に、自分のカードも含めた誰かのカードを取るので、次が誰かを覚えておく煩わしさが非常に大きいです。なにかもっと良い方法が会ったのではと思います。
結果:キノ 51、燃素 44、自分 36、puppi 31
雲南 Yunnan
(説明 20分 プレイ時間 85分)
完全情報ゲームで、ワーカープレイスメントのような、オークションのようなシステムです。ボードには5つの競りの対象(コマを増やす、移動力を上げる、名声を上げる、馬を動かす、建物を建てる)があり、ビッド値が5、7、9、12、15と5段階に決まっています。各ビッド値は先着一人なのですが、さらに5と7はより高いビッドのプレイヤーが出ると無効になってコマが戻されてしまいます。9以上は共存できるので同じアクションを最大3人までできるわけです。ボードの他の部分は6つのマスに分かれており、このマスの奥地に自分のコマを送り込んで大量得点を取るのが基本となります。ただし自分の馬のいるマスまでしかコマを進められないこと、さらにそれより手前の各マスに自分のコマや建物がひとつはないとだめなことなど計画性が求められます。
ワーカープレイスメントと聞いていたので気が乗らなかったのですが、競りっぽい要素の方が強い気がしました。各ラウンドで得た得点をお金と得点に自由に振り分けられる辺りは「フィレンツェの匠」を思わせる作りです。終了条件が誰かが80点を超えたらということで、どの辺りからスパートをかけるかの駆け引きも面白いと思います。ぜひまた遊んでみたいと思いました。途中で睡魔が頂点に達してしまい、少し眠ってしまいました。どうもすみません。
結果:キノ 105、自分 88、puppi 65、燃素 64
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