都内某所で行われるアールヌーボーの会です。いや本当はアールヌーボーではないのですが、会の名前が分からないので便宜上そう呼ぶことにします。残念ながら、主催のシミーズさんは欠席でした。
コンコルディア Concordia
(説明 30分 プレイ時間 95分)
「コンコルディア」はイタリアを舞台にした要素の多い複雑なゲームです。各自同じ構成のカードを持っており、手番にカードをプレイすることでカードに書かれたアクションを行います。一度使ったカードは回収するまでは使えません。回収ではすべての自分の捨て札を手札に戻せます。山札などはないのでカウンティングなどの要素はありません。
回収はカードのアクションの一つになっており、捨て札が多いほど効率が良いようになっています。作者のゲルツといえばロンデルシステムが有名ですが、カードでロンデルっぽいことをやってみた、という感じがします。
カードはまた買い足して増やすことができ、これにはアクションと終了時のスコアリングとが関わってくるので、なかなか面倒です。この「カードを買う」というアクションもカードの一つです。他にはボード上に建設をする、自分のコマを増やす、資源を手に入れる、資源を交換する、などといった典型的な開拓のアクションが並んでいます。一応、建設するのは早い方がコストが安いことや、相手をブロックする、また追加のカードの取り合い、などのインターアクションがありますが、それほどインターアクションは密ではないのが2013年風です。
最後のスコアリングが凝っていて、カードとボード上の両方の乗数を足していきます。まったく見通しが悪いですが、まあ仕方のないところです。
2013年の注目されているゲームの一つで、DCゲーマーズでも評判が良かったので遊んでみたかったゲームです。予想通り可もなく不可もなくでした。「実際にやってみれば難しくない」「慣れれば早くなる」などといった典型的な台詞が聞かれました。アクションが2ステップあるものがあったり、とにかく何をすれば得点になるのかが分かりづらかったりなどと、ちょっとノットフォーミーな部分が多いです。
結果:タロ吉 123、sai 113、自分 101、ひが 89
終わった後、ハイパーロボットを遊びました。こちらの方が、自分向きです。
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