第17回目の例会です。先月はエッセンシュピールのために参加できなかったので2ヶ月振りになります。第1部 Abstract Strategy Game Society では「チェックメイズ」「あっちゃーはんど」「◯△□」「クレーム」「ピング」の5つが紹介されました。自分は「あっちゃーはんど」を遊ばせて頂きました。名前の通り「アッパーハンド」を元にしたゲームですが、ボールを乗せられる場所が多いことを利用したバランスゲームです。ポジット系の「チェックメイズ」、到達系の「◯△□」は遊べなかったのでまた機会がある時に遊ばせてもらえたらと思います。写真は見た目のインパクトもある「◯△□」です。
第2部の Game Party では久し振りに会う古作さんに幾つかのゲームを紹介しながら遊びました。
アクロン Akron
(プレイ時間 各20-30分)
立体コネクションの傑作で、以前ASGSでも紹介したことがあります。今回はエッセンで手に入れた廉価版を使って遊びました。コンパクトなのは良いのですが、ボールが自然に落ちてくれなかったりすることも多いので、プレイアビリティという面ではフェノリックボールに劣ります。特にアクロンではボールが動き回ったり落ちたりするので、この差を大きく感じます。2戦2勝で、古作さんがコツを飲み込んだ2戦目ではかなりの接戦でした。
結果
第1戦:自分 勝利、古作 敗北
第2戦:自分 勝利、古作 敗北
マーゴ Margo
(プレイ時間 10分)
「マーゴ」は立体碁のひとつで、これもかなりの傑作だと思います。これも廉価版の忍者エディションです。「アクロン」と異なり、「マーゴ」にはボールが落ちるというアクションはないので、そこまでプレイアビリティが悪いとは感じません。自分が読み違えたこともあって、ほぼ全滅となり降参しました。
結果:古作 勝利、自分 敗北
第3部 Yet Another Game Party では、今回大人気の「クレーム」、完全情報の競りゲーム「スクエアオンセール」、アバロンヒルの古典「アクワイア」を遊びました。その他に「量子将棋」や「秦」が遊ばれていたようです。
クレーム Claim
(プレイ時間 30分)
持参して、第1部で自分が紹介したゲームです。物理的に大きいので、持ってきたからにはと初の4人プレイを行いました。序盤で首尾よく領地を獲得したものの、それ以降はうまく決算で絡めずに最下位になってしまいました。4人でも思ったほど悪くはないと思います。もしかしたら向かい合わせのペア戦(色は4色使う)とすると結構良いのかもしれません。
結果:土井 41、中村 19、古作 18、自分 17
スクウェア オン セール Square on Sale (第2版)
(説明 10分 プレイ時間 70分)
完全情報の競りゲームで、まさに第3部にはうってつけだと思ってキノさんに頼んで持ってきてもらいました。かなり久し振りなのでルールを忘れていましたが、ちゃんとルール通りに遊べたと思います。「ビッグチーズ」のようにお金が戻ってくるシステムやビッドが入ると決算が遅れるシステムなどはとても好みです。ただ、以前も思いましたが、オセロの部分が少々荒削りかなあと感じます。競りゲームが好きだという所さんがうまいタイミングで競り落としての勝利です。
結果:所 33、自分 22、土井 11、中島 3
アクワイア Acquire
(プレイ時間 70分)
もう50年も前に作られた古典「アクワイア」です。株が売れないので焦げ付く展開が多く、今となっては古さが拭えないゲームだなあと思います。今回もやはり7つホテルができたあとに合併が起こらず、タイルを出すだけの展開になってしまいました。3回ほどクアンタムが吸収されては建てられて、を繰り返し、それにうまく絡んだ中村さんがトップだろうと思っていたのですが、結局は最大ホテルの筆頭で終わった土井さんが勝利。
結果:土井 398、中村 346、所 281、自分 262、古作 247
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