賽苑のnakiさんとhalさんが11月4日のゲームマーケットのために東京に来るというので、おそらく日本で一番大きなゲーム会と思われるミスボドに誘いました。ミスボドは今回で20回目だそうです。夕方の5時くらいからの参加だったので、遊んだのはエッセンから持ち帰ったばかりの新作「花火デラックス版」と「プロスペリティー」です。
花火 Hanabi (デラックス版)
(説明 10分 プレイ時間 30分)
早速持ち込んだSdJ受賞作「花火」の豪華版を遊びました。木箱に入っており、昔のアバクスエクスクルーシブシリーズを思い起こさせます。カードはマージャン牌のようなタイルになり、手に持つ必要がなくなりましたが、やはり掘ってあって触ると分かってしまうのは欠陥です。ヒントチップやライフは表裏にして使うのですが、なんとヒントチップが1つ足らないという欠品でした。困ったものです。
初プレイの方もいたので、とりあえず20点を目指そうと思ったのですが、なかなかうまくいかずに19点どまりでした。
結果:19(一味、アル隊長、月斎、WD、自分)
プロスペリティー Prosperity
(説明 20分 プレイ時間 各65-70分)
クニツィアの「アメンラー以来のゲーマーズゲーム」といわれている「プロスペリティー」です。初の共作(ブリーズデイルと)であり、初のイスタリであり、また初の個人ボード付き(厳密にいえばメディチのリオグランデ版などは個人ボードがあるともいえますが)であり、「パラッツォ」にしか使われたことが無いフェイズ別デッキが使われたり、と不安も大きいのですが、とにかく遊んでみることにしました。
ルールは思ったよりもずっとシンプルです。手番にはタイルをめくって全員にアクション、その後そのタイルは購買プールにいき、手番プレイヤーは2アクション(購買、公害を取り除く、研究、収入)を行うだけです。とはいうものの、ここのタイルはかなりの情報量があり、クニツィアらしくありません。まあストロッツィなども結構情報量があるのでその辺りの流れといえなくもないですが。
ルールから思っていた通り、プレイヤーインターアクションはあまり強くなく、この辺りもクニツィアらしくないです。まあそのインターアクションの薄さがあまり気にならないのは良かったと思います。要素は結構整理されていて、お金、研究度合い、エネルギーとエコロジーのスケール、公害度、勝利点といったパラメーターの絡み合いも程よいです。
1戦目では河原さんが公害をまき散らし、研究をせずに金の力で高いタイルを買うという戦略に出ました。自分はエコロジーを主に研究しての勝利。2戦目ではエネルギー作戦を試してみましたが、うまく勝利点に繋がらずnakiさんがダントツで勝利となりました。色々な勝ち筋がありそうです。まあ悪くはないんじゃないでしょうか。
結果
1戦目:自分 31、ナルオ 25、河原 24、ナカタ 23
2戦目:naki 40、自分 28、石塚 27、hal 24
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