Abstract Strategy Game Society 2013.09.21

SnakeTiles20130921.JPGアブストラクトゲームの会も今回で15回目となります。前回同様に3部構成でした。第1部 Abstract Strategy Game Society では「ジャンプ」「バイキング」「アンカーポイント」「スネェクタイル」「四龍演舞」「アクロン」「マーゴ」の7つのゲームが発表、紹介されました。自分はそのうち「スネェクタイル」と「四龍演舞」を楽しませて頂きました。写真は「スネェクタイル」で、今回は4人でしたが、今度2人でも遊んでみたいゲームです。




第2部の Game Party では中島さんの「ハニードーナッツ」を作者本人に教えられながら遊ぶことができました。また中島さんと「アクロン」、ナグナツさんと「マーゴ」を楽しみました。




ハニードーナッツ Honey Donuts
(プレイ時間 各5-10分)
HoneyDonuts20130921.JPGハニードーナッツはドーナッツ型の一辺が3のヘックスヘックスボードから中央のヘックスを除いた18ヘックスからなるドーナツ形のボードで遊びます。ボード上にはそれぞれのプレイヤーのコマが3つあり、そのうち1つはキングです。目的は相手のキングをボード上から押し出すことです。

手番には自分のコマがある列をひとつスライドさせ、押し出したコマを反対側に押し込みむだけです。このアクションで相手をうまく追い詰めるのです。なお千日手は禁止です。

ボードが狭いのであっという間に決着がつきます。

結果
1戦目:中島 勝利、自分 敗北
2戦目:自分 勝利、中島 敗北



アクロン Akron
(プレイ時間 各10-15分)
Akron20130921.JPG続けて中島さんが第1部の紹介で興味を持った「アクロン」を一緒に遊びました。アクロンはまだ製品版がないことが不思議なくらいよくできたゲームです。ジリオンズというインターネット上でアブストラクトゲームが遊べるサイトがあり、中島さんは「アクロン」をそこで見たことがあるそうです。

マーブルの動きに慣れるのが少し大変ですが、慣れ始めると非常に遊んでいて楽しいゲームです。製品版が出ることを多いに期待しています。

結果
1戦目:自分 勝利、中島 敗北
2戦目:自分 勝利、中島 敗北



マーゴ Margo
(プレイ時間 20分)
ナグナツさんと2日前に続いて再び「マーゴ」を遊びました。漸く、この不思議な感覚の碁に慣れてきたという感じです。この手のゲームでナグナツさんに勝つのは至難の業ですが、なんとこの日は勝つことができました。なおゲームに夢中で写真を撮り忘れてしまいました。

結果:自分 勝利、ナグナツ 敗北



第3部は Yet Another Game Party です。夕食を食べながら、アブストラクトであるかを問わず、自由にいろいろなゲームを楽しむという趣向です。主に、アブストラクトゲーマーに受けが良さそうなものをキノさんと相談して持ち込んでいますが、今回は自分はアブストラクトに夢中になっている時間が長かったです。



ハイパーロボット Rasende Roboter
RasendeRoboter20130921.JPGまずは、早解きパズルゲームの「ハイパーロボット」です。何人でも遊べるというのが特徴で、アブストラクト的な思考が要求されると思います。中盤以降は、初プレイの方もコツが分かってきたようで、どんどんチップを獲得されてしまいました。今度はぜひダブルターゲットで遊びましょう。




スタックス Stax
(説明 10分 プレイ時間 10ー15分)
Stax20130921.JPG「スタックス」は中島さんの「スカラーズ」と同様に階段ルールがあるゲームなので、中島さんには一度紹介してみたかったゲームです。ハイブと似ていますが、コマが積み重なって下のコマが動けなるというのが異なります。自分が苦手なタイプのゲームで、中島さんが2勝しました。

結果
1戦目:中島 勝利、自分 敗北
2戦目:中島 勝利、自分 敗北



アダプトイド Adaptoid
(プレイ時間 各10-20分)
Adaptoid20130921.JPGここASGSでは将棋系のゲームや捕獲ゲームが好まれる傾向があるので、ネスターの代表作である「アダプトイド」を持ってきました。アダプトイドと呼ばれるコマが強くなればなるほど死にやすくなるのが難しいバランスです。今回はハサミはあまり役に立たず、相手を囲って過密死させるということが多かったです。ナグナツさんと山本さんも遊んでいたようですが、感想はどうだったのでしょうか。

結果
1戦目:自分 勝利、中島 敗北
2戦目:中島 勝利、自分 敗北



リサイクル Lixo?
Lixo20130921.JPG最後に「リサイクル」が遊ばれました。先月の「ハイソサエティー」が好評だったので手軽な競りゲーム第2弾です。7人だったので自分は参加せずに説明だけしましたが、見ているだけでもなかなか楽しめました。競りゲームは人によって性格が出るのが面白いですね。手札にあるだけ出してしまうプレイヤーや、慎重に1巡目はパスするプレイヤーなどさまざまです。さすがドイツゲーム慣れしているキノさんが勝ちました。

結果:キノ -1、新福 -2、中島 -2、所 -7、原 -8、土井 -14

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