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２週間振りのシネマアミーゴです。このゲーム会も細々と続いて、今回で１９回目です。この日のランチは「塩ぶたと空芯菜のスパゲッティー」で、ドライトマトが美味しかったです。サラダとスープ、それに食後のコーヒーまで付いて大満足でした。

この日は残念なことに人が集まらず、主催の琢磨さんと２人ゲームを幾つか遊びました。まずは賽苑からの切れ味鋭い１６枚だけのカードゲーム「クメル」で肩ならしをし、そのあとシネマアミーゴでは初めてとなるアブストラクトゲーム２種を遊びました。アブストラクトゲームは両方ともネスターゲームズの初期のもので現在では既に絶版です。ネスターゲームズからのクニツィアのゲームはこの２つだけなのですが、敬意を表してかケースに REINER KNIZIA と書かれています。他のネスターゲーム同様に、横のシンボルでどのゲームか分かるようになっています。




クメル Khmer
（説明　５分　プレイ時間　各１５－２５分）
１６枚のカードだけを使ったミニマルなゲームです。自分の手札の数値合計が場のカードの数値合計以下になるとノックして勝負することができますが、相手も場のカードの数値合計以下で、さらに自分の数値合計以上だと負けとなります。この辺りが難しいところで、場のカードをめぐって駆け引きが行われるというわけです。

クニツィアのゲームではありませんが、２人用なので持参してみました。降りると相手に１点なのですが、今回は降りることは無く、１戦目は３連敗で６－０の完封負け、２戦目はなんとか２点差で勝てました。

結果
１戦目：琢磨　６、自分　０
２戦目：自分　６、琢磨　４



モールヒル Mole Hill（ネスターゲームズ版）
（プレイ時間　各１５－２０分）
クニツィアのネスターゲームズ出版のアブストラクト１つ目は「モールヒル」です。非対称アブストラクトで、モグラプレイヤーは逃げ回り、庭師プレイヤーはそれを止めるべく柵を作ります。斜めからだと妨害されずらいというのが非直感的で面白いです。花の配置なども良くできていて、手軽ながら何度も遊べます。２戦ともまず自分がモグラを担当しました。めずらしく１２すべてのコマを置ききる展開で、花のボーナスも加えて１９点の高得点を獲得できました。

結果
１戦目：自分　１９、琢磨　１６
２戦目：自分　１６、琢磨　１２



バトル フォー オリンパス Battle for Olympus（ネスターゲームズ版）
（プレイ時間　各５－１５分）
クニツィアのネスターゲームズ出版のアブストラクト２つ目は「バトルフォーオリンパス」です。元は「クリンチ」という名前でのちに「ティク」として再販されています。これはそれらのゲームに特殊能力を加えてボードサイズを大きくしたものですが、「ティク」と同じルールでも遊べます。今回は特殊能力無しで６x６のボードを使って「ティク」として遊びました。

ルールはシンプルですが、ちょっと変わったプレイ感覚で良くできていると思います。最後には一気にせめて勝ちきれるように持っていくのですが、そのタイミングを誤ると逆にやられてしまいます。その辺りが難しいゲームですね。２戦２勝。

結果
１戦目：自分　０、琢磨　７
２戦目：自分　０、琢磨　７



夜の部までのあいだに横浜ワンゲームナイトに立ち寄りました。「サンマロ」とこの日のメインの「バベルの塔」を遊びました。２テーブルを使って両方を１ゲームずつ楽しみました。



サンマロ Saint Malo
（説明　１０分　プレイ時間　３０分）
遊ぶのは２回目です。漸く正しいルールで遊ぶことができました。海賊の来るバランスも良くできていて、前回よりはずっと面白かったです。建築家を３人も雇って大量の木材で家を８軒建て、また金の力でダイス目を変えて高数値の教会を建てたこともあり、初勝利です。

結果：自分　４５、北村　４４、ひだり　４０



バベルの塔 Der Turmbau zu Babel
（プレイ時間　４５分）
「サンマロ」と「バベルの塔」のメンバーを入れ替えて、今度は「バベルの塔」を遊ぶことになりました。がとうさんは連続２回目です。評判の良くない特殊カードは通常通り使いませんでした。最初のエリアの決算で不本意にもトップになってしまいましたが、その後はうまく立ち回ってなんとか勝つことができました。何度遊んでも楽しいゲームです。

結果：自分　７２、北村　６９、がとう　６７、ひだり　６６



自由都市 Municipium
（説明　１０分　プレイ時間　５５分）
ここから夜の部です。今週から主催の源ちゃんが海外に出ていることもあり、人が集まらず、rkusabaさんのリクエストもあって２人で「自由都市」を遊ぶことにしました。２人だと知事が訪問したときは１位のみワイルドミープルがもらえて２位は何ももらえません。それ以外は通常と同じルールです。

２人プレイは２回目ですが、悪くないと思いますし考えどころも多いです。改訂ルールでは３－４人用となっているのが不思議ですね。「チグリスユーフラテス」などもそうですが、どうして２－４人用から３－４人用に変更したのか知りたいところです。

序盤に風呂に何度も入って３人にリースを付けたものの、そのために開いてしまった点差が最後まで響いた形になってしまいました。差は縮まったものの、rkusabaさんが逃げ切って勝利です。

結果：rkusaba　５、自分　４



チーキー モンキー Cheeky Monkey（アークライト版）
（プレイ時間　２０分）
最後に、ちょうど持っていた「チーキーモンキー」を３人で遊びました。めくるだけのシンプルなゲームですが、欲張りすぎては勝てません。このゲームはダウンタイムもあるので３－４人くらいが一番面白いのではと思います。チーキーモンキーの１０点を取った諒ちゃんの勝利です。

結果：諒　４７、自分　３８、なお　１４