この日は全部で5種類のゲームを数回ずつ遊びました。昼の部では「ヘックメックバーベキュー」「マネー」「スペクタクラム」を、そして夜の部では再び「スペクタクラム」を遊んだあと「バベルの塔」「マスターズギャラリー」を遊びました。なおシェフの園子さん手製のランチは和風スパゲッティーでした。しらすやみょうがが入っていてとても美味しかったです。
ヘックメック バーベキュー Heckmeck Barbecue (平箱版)
(説明 5分 プレイ時間 各40ー45分)
先週の夜の部で遊んだ「ヘックメックバーベキュー」を今度は昼の部で遊びました。前回は4人でしたが、今回は3人です。本家の「ヘックメック」同様にやはり3人以下が面白いのではと思います。とくにバーベキューの場合は本家で言えば相手のどのタイルでも獲得できるというような攻撃的なルールなので、余計にそう感じるのでしょう。
失敗してもペナルティーはないので、3点以上になるような場所を狙います。また積極的に相手の高得点は崩しにいくべきです。23は3点なのでここを巡る争いに加わるかが分かれ目なのですが、虫と6が2つずつで22となり、その後1が1つ出る、或いは虫1つと6が3つなど23は割と出やすいのです。このゲームの面白いところは、後半カタツムリで埋まってくると、今度はカタツムリの争いに変化するところです。カタツムリは確実に3点なので取れれば強いです。
結果
1戦目:自分 16、ここち 14、琢磨 14
2戦目:琢磨 16、自分 11、ここち 10
マネー Money (グリフォン小箱版)
(説明 5分 プレイ時間 各10ー15分)
日曜日にまんまるで遊んだ「マネー」を持ち込んでみました。手軽で3人でも面白いゲームで、遊べば遊ぶほどスコアリングシステムに唸らされます。190以下だと100引かれますが(マイナスにはならない)、200以上だとそのまま得点になるのでなんとか200点まで持っていきたいところです。同スートを9枚取れば500点ですが、8枚の場合には色々なパターンがあります。20と30を両方押さえていれば440-460点ですが、どちらかが欠けていると370-380点と大きく下がってしまうのです。7枚での最高は40と50が欠けた場合の410点で、今回はこのパターンを使って1回勝てました。
結果
1戦目:自分 750、ここち 510、琢磨 500
2戦目:ここち 670、琢磨 620、自分 500
3戦目:ここち 580、自分 520、琢磨 480
4戦目:自分 560、琢磨 540、ここち 390
スペクタクラム Spectaculum
(説明 10分 プレイ時間 各45分)
2013年のクニツィア大箱5種のうちまだアミーゴに持ってきていなかったのが「スペクタクラム」です。オフィシャルバリアントである手持ちチップ4枚で遊びました。やはり4枚の方が持ち越しができたり破棄ができたりしてよいですね。ルールは分かりやすいと思ったのですが、意外と難しいという意見が多かったです。昼の部でシェフの園子さんも交えて3人で1回遊んだあと、夜の部でも1回遊びました。今度は、このゲームの元になった「パルミラ」を遊びましょう。
結果
1戦目:自分 143、園子 107、琢磨 65
2戦目:自分 124、琢磨 86、rkusaba 80、キャサリン 38
バベルの塔 Der Turmbau zu Babel
(プレイ時間 55分)
5人でできるゲームということで持参した中から「バベルの塔」を選びました。思えば、琢磨さんと初めて遊んだのがこの「バベルの塔」です。琢磨さんに「これは沸点が低いゲームですよね」と言われてしまいましたが、確かに面白さが分かるまでのじわじわの時間がちょっと長いかもしれません。後半になってからは、カード枚数での駆け引きにも慣れてきて、楽しんでもらえたようです。rkusabaさんがトークンでのボーナスで大きく稼いで1位でした。5人なのでトークンはばらけやすくあまり気にかけていなかったのが迂闊でした。
結果:rkusaba 74、自分 67、琢磨 66、キャサリン 53、源 43
マスターズ ギャラリー Masters Gallery (グリフォン小箱版)
(説明 10分 プレイ時間 各30-35分)
この日の夜の締めはグリフォンのカードゲームでは最後になる「マスターズギャラリー」です。「トレンディー」と「モダンアート」の間くらいのゲームだと思いますが、特有の面白さがあります。カードを出すタイミングだけでなく、後半のラウンドのためにカードの価値をコントロールするというのが少々難しいコンセプトかもしれません。でもいざ始めてみたら、すんなりとルールを理解してもらえたようで良かったです。初めて来た方にも面白いと言ってもらえました。1戦目は何故かゲームに強いなおさん、2戦目は昼の部の琢磨さんが勝利です。
結果
1戦目:なお 97、琢磨 89、源 87、きみしま 84、自分 80
2戦目:琢磨 91、きみしま 83、自分 79、なお 68、源 53
2020-Tokyo
マスターズギャラリー(モダンアートカードゲーム)のルールについて質問があります。
得点時に「自分が名画カードを出した画家 1人につき1枚、手札から追加で名画カードを手元に出して得点を増やす権利が与えられます。」と日本語ルールにあるのですが、これの意味を理解しかねています。
つまり、A.そのラウンドで自分がプレイしたそれぞれの画家のカードを1枚追加で出せるのか、B.出した画家の種類分の任意のカードを出せるのか?どちらなんでしょう?
GEEKでもこのルールについては議論になっているようです。またiOSのルールもあり結論がついていないようなのですが。
けがわさんは、以前B.の解釈で説明をされていたようですが、現在もそのルールで行われているのでしょうか?
教えていただければ幸いです。
2020-Tokyo
GEEKのフォーラムのリンクも載せておきます。よろしくお願いします。
http://www.boardgamegeek.com/forum/15855/modern-art-the-card-game/rules
けがわ
2020-Tokyoさん、コメントありがとうございます。
改めて幾つかのスレッドを読み直すと、AのiOSで使われているルールの方が正しいのかもしれませんね。今度本人に聞いてみます。少々お待ちください。
http://www.boardgamegeek.com/thread/703115/theres-this-sentence-in-the-masters-gallery-rules
http://www.boardgamegeek.com/thread/473713/playing-additional-cards-during-scoring
個人的にはBの方が面白さを感じると言うこともあり、またBの解釈が正しいと思っていたのでBでプレイしています。
2020-Tokyo
けがわさん、コメントありがとうございます。
>今度本人に聞いてみます。
これは心強い。
クニツィア氏本人なら、間違いがありませんものね。
回答をお待ちしていますので、よろしくお願いします。
けがわ
クニツィアの秘書からメールが来ました。
AのiOSのルール、つまり既に出した画家と同種の画家のカードを1枚追加できる、が正式だとのことです。
自分も今度そのルールで遊んでみようかと思います。
フリンケピンケのように誤訳や間違いのルールが同じくらいかそれ以上に面白いことも稀にあるので、モダンアートカードゲームもそういう例なのかもしれませんね。
2020-Tokyo
ご返答ありがとうございます。これですっきりと遊べそうです!
再確認ですが、3位以内の画家の全てをプレイしていた場合、最高3枚(各1枚ずつ)まで追加できるということでよろしいんですよね?
プレイ感は結構、変わりそうですね。またご報告を楽しみにしています。
それから、Geekのフォーラムには書き込まれますか?
「クニツィアの秘書」の方からということでしたら、みんな納得すると思うのですが、検討してみてください。
けがわ
そうです。最高で3枚です。Bだと最高で5枚ですね。大分戦略が変わりそうです。特に終盤は種類を多く出しておくというだけではだめですね。
ギークにはコメントしておきました。
2020-Tokyo
けがわさん、再確認ありがとうございます。
ギークでのコメント見ました。
これでずーっと続いていた議論に決着がつくのでは。
英文も見事です。あんな風に書けるようになれば素晴らしいですね。
また、何かありましたら教えて下さい。