アブストラクトゲームの会 Abstract Strategy Game Society は今回でちょうど12回目、つまり1周年だそうです。アブストラクトゲームに興味があるキノさんを誘って行きました。この日も色々なゲームを楽しみました。なお、このレポートでは基本的に完成したものだけを紹介していくことにします。第1部では「壇ノ浦」「メモマト」「古代建築」を試遊させて頂きました。そのうち完成作品である2作を紹介します。
メモマト Memomat
(説明 5分 プレイ時間 15分)
4人まで遊べるオセロと言えば「ロリット」がありますが、これは記憶の要素を取り入れたちょっと変わった4人オセロです。各プレイヤーのコマの裏側は区別がつかないようになっており、裏返って初めて誰のものか分かると言うわけです。とはいっても最初から裏になっているのは初期配置の4つだけで、あとは自分が置いたところを覚えてうまいタイミングでそれを表側にすれば良いのです。ロリットよりはちゃんとしたゲームになっており、なかなか楽しめました。なお、タイトルはメモリーとマトリックスからきているそうです。
古代建築 Ancient Construct
(説明 5分 プレイ時間 10分)
バランス系のゲームです。様々な形をしたポリキューブを土台の8マスからはみ出ないように積み重ねていき、崩れないように乗せたらキューブのユニット数が得点になります。確かに「古代建築」を思わせる造形で、タイルの質感もあって木製よりも難しいのではと思いました。
第2部のゲームパーティーでは「スーザン」「ドラゴン」などを所さんと遊びました。
スーザン Susan
(プレイ時間 各5分)
最近気になるアブストラクトゲームの「スーザン」です。例によって「ヤバラス」のコンポーネントで代用しました。このゲームは後の2次会でも遊んで好評でした。所さんと遊んで1勝1敗でした。なお、作者のホームページによると、スーザンというのはその場に居たウエイトレスの名前だそうです。
結果:所 1、自分 1
ドラゴン Draco (オリオン Orion より)
(プレイ時間 各5分)
この日、自分が持ち込んで第1部で紹介した、オリオンのゲームシステムで遊ぶ「ドラゴン」です。久し振りなので感覚を少し忘れていました。ドラゴンとナイトを交代して2回遊びましたが両方ともドラゴンの勝ちでした。
結果:所 1、自分 1
このあとは懇親会、そして場所を大崎に変えて2次会と大いに楽しみました。どうもありがとうございました。
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