昼過ぎから「まんまる」に参加しました。ちょうど12回目の参加だったらしくサービスで無料ということでラッキーでした。
酔いどれ猫のブルース Katzenjammer Blues
(説明 5分 プレイ時間 各15-20分/3ディール戦50分)
まずは日本語版も出てプレイ頻度の高い「酔いどれ猫のブルース」です。このゲームを買ったばかりの時に4人で遊んでつまらなかったという印象が強いためか自分の中では2ー3人専用です。これはギークの最適プレイヤー人数でも反映されており、必ずしも自分だけの意見ではありません。しかしながら草場さんによれば4人以上でも問題はなく、さすがに6人は多いものの5人までは面白いとのことです。
そんな経緯もあって10年振り以上となる興味深い4人プレイです。思ったほど悪くはないものの、やはり3人以下で真価を発揮するゲームだと思います。なぜならば、競り落とした左隣りのプレイヤーから次の競りのビッドを始めるというルールがあるためです。最初にビッドするのが有利なので、右隣りのプレイヤーとの争いでは次の競りのために負けてもよいという部分があるのです。この駆け引きが4人以上になるとぼやけてしまうのです。
2戦目は3人、そして3戦目はこの日の最後に3ディール戦を行いました。写真は2戦目でジョーカーを大量に使いつつ14点を取り、先行逃げ切り勝ちが決まった時のものです。
結果
1戦目:ダイビキダ 4、客商売 3、自分 3、アガタモ 0
2戦目:自分 9、客商売 6、ダイビキダ 0
3戦目(3ディール戦):KI 13、自分 9、月斎 1
小早川 Kobayakawa
(説明 5分 プレイ時間 10分)
「小早川」はシンプルなギャンブルゲームです。7ラウンド制で、もっとも多くの小早川コインを獲得したプレイヤーの勝ちとなります。使用するのは1ー15のカードだけです。ラウンド開始時によく混ぜてプレイヤーに1枚ずつ配り、さらに場札として1枚を表にしてテーブルの中央に置きます。このカードを小早川と呼びます。残りは山札です。スタートプレイヤーから2巡して勝負となりますが、1巡目は山札からカードを1枚取って2枚の手札のうち要らない方を自分の前に表にして捨てるか、山札からめくったカードを新たな小早川カードとするかのどちらかです。2巡目は勝負をするか降りるかを順に決めて行きます。勝負をする時は1コインを掛け金として出しておきます。
勝負をする人だけがカードを公開し、最も数値が大きいプレイヤーの勝ちとなります。ただし公開した中で最も数値が小さいプレイヤーには小早川カードの数値が足されます。もしタイのときにはスタートプレイヤーから時計回りにタイブレークだそうです。勝ったプレイヤーが勝負したプレイヤーの掛け金を総取りし、さらに銀行から1コインをもらいます。最終の7ラウンド目では勝負をする場合は掛け金が2コインとなり銀行からもらえるのも2コインとなります。
オインクゲームズの新作で、色々なところで話題になっていたので興味がありました。ルールはほぼ知っていたものの、やはり遊んでみなければと思いリクエストしました。ブラックジャックに一番近いプレイ感覚で、カード枚数が少ないので考える場合もあるものの結局は考えてもしょうがないと言う場合も多いのは「薮の中」みたいです。ルールがシンプルなのは良いのですが、シンプル過ぎる上に独自のプレイ感というのがそれほど無いので、どこまでリプレイバリューがあるかは疑問です。
今回は自分はゲーム半ばで破産して脱落です。途中には、小早川の2のカードが明暗を分ける(写真参照)などドラマティックな部分もありました。4人だと15枚中9枚しか使われないので、もうすこし人数が多いとまた感じが変わるかもしれません。
結果:客商売 11、ダイビキダ 10、HTP 3、自分 脱落
ダイヤモンスターズ Diamonsters
(説明 5分 プレイ時間 各5分)
5種類のカードを使った手軽なバッティングゲームです。1-5のカードしか使わず、それぞれのカードにダイアモンドが2、2、0、-2、1個描かれています。各自1-5を1枚ずつという手札からスタート。山札から1枚表にし、その後全員で同時に手札から1枚選択して公開します。バッティング(同数字が2枚以上)してしまうと駄目です。バッティングしていないもので一番数字が大きいカードが勝ちますが、1と5では1が勝ちます。勝つとその手札と場札を獲得します。これを繰り返し、同じカードを3枚揃えるか、ダイアモンドを5つ獲得するのが目的です。
非常にプレイ時間が短く、先に3勝したら勝ちなどでも良いかもしれません。今回は2回遊んで2勝です。
結果:2戦2勝
すきもの Sukimono
(プレイ時間 25分)
デッキから陶器を探すという変わったゲームの「すきもの」です。大分戦略的に遊べるようになってきました。先物買いはせずに、松の1点ものを売ることを心がけます。またデッキの中身を何となくでも覚えておくのはやはり有効です。終盤に梅ランクの楓茶杓(かえでちゃしゃく)が10まで値上がりし、西海道に楓茶杓がまとめて3枚あることを覚えていたことが最終的に勝利に結びつきました(写真参照)。やはり面白いですね。
結果:自分 68、客商売 45、うーちー 42、ダイビキダ 32、ゆう 20、HTP 15
エルファーラウス ボードゲーム Elfer raus!: Das Brettspiel
(プレイ時間 65分)
今回のエルファーラウスは手札が良かったこともあって最初の3ディールで無失点を記録しました。最終ディールでは客商売さんが上がってパーフェクトゲームは逃したものの、快勝と言えるでしょう。七並べの面白さを残しつつも色々と手が加えられていて、長く楽しめるゲームだと思います。
結果:自分 37、客商売 79、ゆう 143、ダイビキダ 193
リサイクル Lixo?
(プレイ時間 30分)
久し振りに遊ぶソフトパス競りゲームの傑作「リサイクル」です。序盤に手札補充が続いて、そこから後半を考えるという形になりました。今まではコンテナカードのデッキの最後まで使うというルールでやっていましたが、英文によると「ゲームは最後のカードがめくられた時に終わる」とあって少々曖昧です。今回は最後のカードは使わないというルールでやってみました。なんとかスコアをプラスにすることができました。
ルールはギークで問い合わせたところ、作者からの答えが来ました。コンテナカードは常に25枚すべてを競りに掛けるそうです。デッキの最後のカードが補充カードの場合は補充をせずに終わる(全員マイナス5点になるだけなので)そうです。
結果:いなりん 7、自分 1、どきゅん -6、月斎 -14、ゆう -18、HTP -19
さんかくやま Sankaku Yama
(プレイ時間 4ディール20分)
ようやくフルゲームを遊ぶことができました。狸よりキツネの方が置く場所が少ないというもっともな指摘がありますが、差は6なのでそれほど深刻な問題ではないと思います。月斎さんがうまく色を封じ込めてきて、最終的に月斎さんの勝利となりました。写真は赤が最初から出ないという厳しい展開の模様です。
結果:月斎 11、自分 14、ゆう 17、草場 17
このあとは、夕食を食べながら「ごいた」を遊びました。また、よろしくお願いします。
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