久し振りに秋葉原のイエローサブマリンに行ってみました。「水曜日の会」は不定期開催となりましたのが、ゲーム会そのものは続いています。5テーブルくらいは埋まっており賑やかでした。タイトルも暫定的に「水曜日の会」にしましたが、良い案があれば教えてください。
キャプテンシャーキー 椰子の木に登れ! Capt'n Sharky: Auf ab die Palme!
(説明 20分 プレイ時間 20分)
キャプテンシャーキーシリーズのひとつで、立体的な椰子の木が目を引くゲームです。椰子の幹が鉄製になっており、磁石が付いた4人のキャラクターを木に登らせて椰子の実を獲得するというゲームです。3ラウンド制で、ラウンドの開始時にどの2人をサポートするのかというカードが極秘裏に配られます。手札4枚から1枚プレイし、そのカードに描かれたキャラクターを動かして、1枚補充するということを繰り返すのです。椰子の木の一番上までたどり着いたキャラクターをサポートしていると得点になりますが、最初の3人しか得点になりません。カードも、1ー2歩登る、下る、のほか、最下位を登らせる、同じマスの2人のうち1人を登らせ1人を下げる、など色々あります。また、途中に2点の椰子の実があり、これは単純に到達させたプレイヤーのものになります。
システム的には「アバンダンシップ」のバリエーションです。得点を表す椰子の実のフックが狭くて、付けたり外したりが少々大変ですが、子どもゲームとしては悪くないと思います。
結果:ひろぴ 33、ぎゃ猿 30、自分 28、河原 18
バベルの塔 Der Turmbau zu Babel
(プレイ時間 55分)
最近広めているバベルの塔です。3種の得点方法が見事に絡み合った傑作だと思います。Board Game to Go というポッドキャストで「このゲームはエリアマジョリティーだけ、あるいはトークンだけというように偏った戦法を試したけど、それでは勝てないみたいだからバランスは取れているのでは?」などと語られていましたが、これは勘違いに思えます。そもそもそういった戦法というものより、その場の状況と他のプレイヤーのプレイスタイルのなかでのバランスを見て、プレイ方法を変えていくべきだと思うからです。
4人だったので、4色のうちすくなくとも1色は4つ取れればと思っていましたが、もちろん建築(エリアマジョリティー)が6つ7つと進むならそちらの方が得策です。今回は4つ建築が終わったときに、残りの4つで4色が綺麗に分かれており、5つ目が完成したところで終わりとなりました。未完成での10点も意外と大きく、これを2カ所取っていたことや、トークンで20点稼いだことが重なり、何とかトップで終了です。自分以外は全員初めてでしたが、楽しんでもらえたようで良かったです。
結果:自分 68、おの 67、ほその 63、はじめ 60
デスペラード Desperados(紙箱版)
(プレイ時間 3ディール35分)
クニツィアの処女作である「ディギング」のリメイクが紙箱に入って安価になりました。向かい合わせでパートナーとなって鉱山を掘り進むというテーマです。昔のゲームだけあって少々作りが粗い部分もありますが、ファミリーゲームとしては楽しめる作りになっています。「ごいた」などと同じ感じでプレイするのがいいのではないでしょうか。
60点先取で、3ディール目ではじめさんと自分のチームが相手を2点に抑えて逆転勝利を納めました。
結果:はじめ&自分 67、おの&ほその 44
インフェルノ Inferno
(プレイ時間 4ディール30分)
最後はあまり時間もないということで、手軽なカードゲームの「インフェルノ」です。今回はあまり無理をせずに早めに引き取り、カードを調節して終盤で負けないようにという方針です。2ディール終了時までははじめさんが優勢でしたが、なんとか失点を少なく保って切り抜けました。
結果:自分 47、はじめ 67、ほその 82、おの 95
コメント