午後2時くらいからまんまるに参加しました。初めて来たという方とクニツィア6連発のあと、「コンテナ」を楽しみました。
チーキーモンキー Cheeky Monkey (アークライト版)
(プレイ時間 15分)
まず興味を持ってくれたのが縫いぐるみに入ったチーキーモンキーです。なるほど無駄に見える猿の縫いぐるみもとっつきの良さという意味では役に立つのかもしれません。序盤から中盤で5枚しかないキリンで3手番連続でバーストしてしまい、挽回はできませんでした。終わってみれば河原さんとよしださんが共に31点。タイブレークはもっとも高いボーナスディスクを得たプレイヤーとのことで、猿の10点ボーナスディスクを手に入れたよしださんの勝利です。
結果:よしだ 31、河原 31、げんまい 22、自分 9
キャプテン シャーキー 海賊乱闘 Capt'n Sharky: Piraten-Rauferei
(プレイ時間 4ディール30分)
次に軽めのカードゲームを遊ぼうということで、キャプテンシャーキーです。「有頂天/精霊さん」のリメイクですが、視認性も良く可愛らしいコンポーネントで気に入っています。
結構カウンティングをしていた成果があったのか、3ディール目まで無失点。最終の4ディール目では集中的に攻撃され、手札に1がなくて2回も引き取らされました。5くらいでリバースするかどうかに悩みます。
結果:自分 2、河原 7、よしだ 10、げんまい 13
ホビット 思いがけない冒険 カードゲーム The Hobbit - An Unexpected Journey: Das Kartenspiel
(説明 10分 プレイ時間 20分)
クニツィアの新作で、日本語版も出ているワレスの「ホビットカードゲーム」とは別のゲームです。映画「ホビット思いがけない冒険」を元にしているようで、同作者の「指輪物語旅の仲間カードゲーム」のシステムをよりシンプルにしたゲームです。「指輪物語旅の仲間カードゲーム」ではカードの数値が0から5までだったのが、このゲームでは何と1と2の2種類だけです。「ヘックメック」が「ヘックメックジュニア」になったような感じとちょっと似ています。これでゲームになるのかなあと思いましたが、他のカードを上書きできるカードがちょっと凝っていたりして、ちゃんとゲームになっていました。
前半で何枚も出せるビルボやなんでも上書きできるガンダルフなど良いカードを使い過ぎてしまい後半で逆転されてしまいました。
結果:河原 16、よしだ 13、自分 11、げんまい 4
ヤムンダ Yamunda
(プレイ時間 20分)
「ヤムンダ」は F-Hein-Spiele から出版されたゲームです。ヤムンダ川 Nhamundá River というアマゾンの川に棲む様々な生き物のイラストを組み合わせてくゲームで、このイラストが独特でこのゲームの魅力のひとつになっています。コンポーネントは36枚の正方形のタイルだけです。タイルはすべて枠の色が赤と緑の両面になっており、同色の枠のタイル2-5枚を組み合わせると1つの絵になるというわけです。何枚で絵が完成するかはダイス目のシンボルで書かれています。タイルには生き物だけでなく、ヤムンダ川の位置を表した地図になるものもあります。
36枚のカードを赤と緑の面を混ぜて6x6に並べてゲームスタートです。目的は多くのタイルを獲得すること。手番には場のタイルとプレイヤーがすでに獲得したタイルを使ってひとつの絵を完成させる組み合わせを探します。このとき、場のタイルは必ず1枚以上は使わなければなりません。場のタイルから任意の1枚をひっくり返すこともできますが、そのときはひっくり返したタイルを必ず使った組み合わせでなければなりません。組み合わせが見つけられないときはパスとなります。獲得したタイルはすべて引っくり返して自分の前に置きます。ここがこのゲームのミソで、これらのタイルは他のプレイヤーや自分が再び使うことができるのです。
ルールは知っていましたが、プレイするのは今回が初めてです。結構手番では組み合わせを探すのに時間がかかってしまうので、途中からは砂時計を使って各手番1分の制限をもうけました。この方がゲームが引き締まって良いと思います。最後の5枚で逆転勝ちでの勝利。なんだか不思議な感覚のゲームですが、こういうのも悪くありませんね。
結果:自分 12、河原 11、げんまい 9、よしだ 4
スペクタクラム Spectaculum
(説明 10分 プレイ時間 35分)
前回同様に手札4枚のオフィシャルバリアントを使いました。またプレイアビリティを重視してカードはすべて裏向きで使いました。
今回はボード上のタイルの散らばり具合に差があり、途中で赤と紫は全員が売り払ってしまうというすごい展開になりました。0になる色は無く、代わりに黄色と青が高騰して19まで値上がりました。こんな高値を見たのは初めてです。その黄色と青をうまく操った河原さんが勝ちました。よしださんはこのゲームが一番面白かったと言っていたので嬉しいです。
結果:河原 123、自分 102、げんまい 94、よしだ 81
コネクション Kreuz & Quer
(説明 5分 プレイ時間 20分)
水道管をつなげていくパズルゲームです。目的はボードの中央から外側の16カ所の蛇口までうまく繋げることです。繋がらなかった蛇口に書かれた数字(1ー3)がそのまま失点になります。各自まったく同じタイルセットを使いますが、蛇口の数値がボードによって異なります。
「テイクイットイージー」と同様に、毎回ランダムに選ばれたタイルを全員が配置していきます。既に配置した水道管とつながっていなければならず、2種類ある水道管の太さが合致していなければなりません。さらに壁と水道管は隣接できません。もしもタイルが置けない時(或いは置きたくないとき)は裏向きにして好きなところに配置します。裏向きは渦巻き模様になっており、これは1つにつき1失点と数えます。
クニツィアのパズル系のゲームは「フィット」「ビット」やそれらのミニゲーム、「テイクイットハイヤー」がありますが、この「コネクション」も負けず劣らず適度な難易度でやり甲斐があります。やはり、残りのタイルとよく相談して可能性や確率を考えて置いていくのが大切です。今回はうまいこと外側のすべてと繋げることができ、渦巻きタイルの2失点のみに抑えた自分の勝利。
結果:自分 2、よしだ 11、河原 12、げんまい 14
コンテナ Container
(説明 15分 プレイ時間 100分)
クニツィア以外のものもひとつくらいはやりましょうということで、久し振りに「コンテナ」です。初めてのプレイヤーが3人なので、どんな結果になるか楽しみでもありました。序盤から競りのビッド値が低く、結果として船の動きが鈍くなり、連鎖的に倉庫にも工場にもコンテナが溜まりがちになります。デフレ経済の見本みたいな展開になってしまいました。おそらく序盤から倉庫での値段が高めだったのが原因だったのではと思います。
コンテナが思うように買えずに、途中で何度か借金を繰り返してしまい、これは勝てないと思いました。3つめの工場も買うべきではなかった気がします。難しいけどやっぱり面白いですね。
結果:よしだ 99、どきゅん 93、げんまい 79、自分 59、河原 53
最後にちょこっとだけハイパーロボットをやっておしまいです。どうもありがとうございました。
コメント