2人ゲーム会 2012.12.18

カロ Caro
(プレイ時間 各20ー25分)
Caro20121218.JPGシミーズさんのリクエストでカロの2人勝負です。完全情報なので基本的には2人が良いかなあと思います。今回は3回遊び、1、2戦目は先手が、3戦目は後手が勝ちました。「白と灰色が交互に並ぶスタートになるんじゃないの?」とシミーズさんが言っていたのですが、3回目はそのような展開になりました。しかし、これが必ずしも定石とまではいかない気がします。先手の初手番は何を出しても10点なのですが、若干、後手有利かもしれません。まだ検証が必要です。

結果
1戦目:シミーズ 155、自分 132
2戦目:自分 161、シミーズ 139
3戦目:自分 141、シミーズ 126



ボタン アップ Button Up
(プレイ時間 各5ー10分)
ButtonUp20121218.JPGジャクタリアから出版された新作3つのうちのひとつです。赤黒白3色のボタン3つずつ計9個をランダムに円形に配置します。プレイヤーは赤か黒を担当し、白は中立です。9個のボタンがすべて重なり1つの塔になるとラウンド終了で、そのときに一番下のボタンから1点、2点というように最高9点まで得点が付きます。相手との差分がそのラウンドでの得点となり、何ラウンドか繰り返して15点を取ると勝利です。

手番には中立ボタンが含まれた塔を取り、マンカラのように時計回りに配分していきます。このとき、動かす塔の底からボタンを1つずつ配分します。最後に配分したボタンが同色のボタンの上に重なると続けてもう1手番行います。ラウンド終盤には動かす塔のなかのボタン数が他の塔の総数より多くなりますが、最後の塔に残りすべてのボタンを置きます。つまり同じ塔は2度訪れません。このときに連続手番はないのですが、今回は間違えて有りでやってしまいました。

前回シミーズさんと遊んだ時には連続手番ルールを完全に見落としていたので、やってみたかったゲームです。全体で8手番以内なので、各プレイヤー多くても4手番でラウンドが終わってしまうのですが、なかなか先が読めません。シミーズさんがうまいこと得点を重ねていき、15点先取の勝負を3ゲームやりましたが、全敗でした。

結果
1戦目:シミーズ 25、自分 0
2戦目:シミーズ 19、自分 6
3戦目:シミーズ 19、自分 3



インディゴ Indigo
(プレイ時間 各20ー35分)
Indigo20121218.JPG以前からやってみたいと思っていた「インディゴ」の2人プレイです。1戦目は手札2枚、2戦目は1枚で遊びました。外周から2列目が序盤の攻防で、そのあと外周を詰め、そして内側を詰めていきます。なぜかといえば、最初は自分の通路を確保することが第一だからです。2人だと1人あたり3カ所を担当し、それぞれは6辺から成り立っています。つまり6つの出口があるわけですが、これをすべて生かすのは至難の技だということは、少しタイルをおいて試してみればわかると思います。よってこの6つのうち2ー3つを活かして中央に繋げるようにして行きます。また1点の黄色い宝石が置かれたマスの通路は積極的に使うべきでしょう。

手札1枚の通常ルールでも2枚のバリアントでもどちらも面白いと思いました。思ったほどの違いはない気がするので、短時間で済む通常ルールで十分かもしれません。これももう少し試してみたいです。

結果
1戦目(手札2枚バリアント):シミーズ 4、自分 4
2戦目(手札1枚通常ルール):自分 3、シミーズ 2



プエルトリコ DX Puerto Rico: Limitierte Jubiläumsausgabe
(プレイ時間 95分)
PuertoRico20121218.JPGこの日のメインはプエルトリコの2人プレイ「フタリトリコ」です。シミーズさん所有の10周年記念デラックス版を使用しました。以前はよく2人でプエルトリコを遊び、プエルトリコは2人が一番面白いのではないかとまで思うようになったのです。オフィシャルルールが昔からギークでアップされており、さらに異なるバリアントもいくつか存在します。今回はオフィシャルバリアントで遊びました。キャッシュフローなどが3人以上のときと同じようにできており、一番良いと思います。

自分は序盤で小さい市場を獲得し、さらにオフィスと大きい市場も得て、トウモロコシや砂糖を高値で売る作戦に出ます。それに対し、シミーズさんは工場や船を得て大量に勝利点を稼いでいきます。4点の建物を自分は3つ、シミーズさんは2つ購入したのですが、それでも9点差で負けてしまいました。

結果:シミーズ 72(21+41+10)、自分 63(21+26+16)
(カッコ内は、建物+勝利点チップ+ボーナス)

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