シミーズさんと週末にあそぼうといういことになり、CU部のミズキ&ウサギさんの家でゲーム会となりました。名人、キノさん、そしてゲストのマコトさんを入れた計7名です。
出発進行! Volldampf voraus!
(プレイ時間 20分)
数日前に書泉グランデのイベントですごろくやの店員さんから教わって気に入ったゲームです。タイルには3種類の列車車両のどれかが描かれており、それぞれ2、3、4両を集めると出発進行となって自分のスタックに重ねられます。目的はラウンドが終わるときにもっとも多くのタイルを自分のスタックに積んでおくことです(同じ枚数ならそれを先に達成した方の勝利です)。
すべてのタイルは良く混ぜて裏向きにし、4枚をランダムに表向きにします。手番には、このなかから1枚を取って自分のボードに配置するだけです。タイルにはワイルドとなるもの、他のプレイヤーから奪えるものなどもあります。大事なのは3枚入っている車掌タイルで、これは取ることができず、3枚がすべて表になった瞬間にラウンドが終了します。つまり、選択肢は徐々に少なくなり、収束に向かうのです。シンプルなメカニクスなのに、うまくできていて感心します。
2ラウンド先取でゲーム終了です。
結果:名人 2、ミズキ&ウサギ 0、シミーズ 0、自分 0
秦 Qin
(プレイ時間 各30ー45分)
今年2012年のクニツィア大箱トリオのひとつです。チグリスユーフラテスを簡単にした、と言われていますが、ルールはものすごくシンプルで、早ければ30分で勝負がつきます。
ゲームの目的は、手持ちのコマをすべてボードに配置して使い切ることです。手札となるタイルは赤青黄3色の組み合わせのドミノ(1x2)になっています。手番には、手札の3枚のタイルから1枚を既に置かれたタイルと隣り合うように置きます。この結果同じ色が2マス繋がると、自分の領土となり駒をおくことができます。同色の領土が繋がると、大きな方が小さい方を吸収しますが、5マス以上になると吸収されなくなる上、コマをもうひとつ置くことができます。ボードにあらかじめ描かれている村は、隣接する領土で最も多くのコマを置いているプレイヤーのものになります。こうして効率よく自分のコマを使い、相手のコマを追い出すのです。
エッセン滞在中から、タナカマさんらと遊ぼう遊ぼうと言っていたのですが、なかなか時間が取れず、この日漸く初めて遊ぶことができました。好評でまず1回、そしてラーを遊んだあとに2回と計3回遊ぶことができました。
結果
1戦目(鳥):シミーズ 0、自分 2、ミズキ 4
2戦目(ライオン):自分 0、キノ 2、ウサギ 3、名人 4
3戦目(鳥):キノ 0、名人 2、ウサギ 3、自分 5
パドブラ Pas de bras...
(プレイ時間 25分)
パリのOYAで買った「マメじゃないよ」のフランス版です。テーマは豆からチョコレートになっており、またOYAらしく、スタートプレイヤートークンは古い書体で「親」と書いてあります。絵柄がが可愛らしいのですが、茶色の同系色のスートの見分けに難があるのが少々残念です。タイトルは、「腕がない」という意味らしいのですが、箱の裏には、Pas de bras, pas de chocolat (腕がない子にはチョコレートはなし)と書かれており、おそらくフランス流のジョークなのでしょう。
「マメじゃないよ」は手札がすべて相手のものになるという奇妙な交換ゲームで、久し振りでしたがなかなか楽しめました。やはり6人がベストだと思います。
結果:マコト 40、自分 34、キノ 32、ミズキ&ウサギ 25、シミーズ 23、名人 ー3
キーフラワー Keyflower
(説明 25分 プレイ時間 120分)
この日の一番ヘヴィーなゲームです。エッセンのフェアプレイによる投票で1位に輝いたゲームで、キーシリーズの最新作でもあります。キーフラワーというタイトルから花を育てるゲームなのかと思っていましたが、タイトルは、アメリカへの開拓船メイフラワー号をもじったものらしく、開拓をして行くゲームでした。
毎ラウンド何枚もの六角形のタイルが競りにかけられます。面白いことに、そのタイルの能力を今すぐに使用する権利と、タイルを獲得する権利をすべての場のタイルにおいて同時に競ります。使用する権利で負けた場合、リソースは戻ってきますが、勝った場合は競りで使ったリソースがタイルを取得したプレイヤーのものになるのが面白いところです。
またこれらの競りで使うリソースは、3色あるミープルですが、それぞれのタイルで競りに使われるのは1色だけです。つまり、最初にミープルを置くプレイヤーが色を決めることができるということです。
さらに2ラウンド目以降は他のプレイヤーが獲得したタイルの使用権も競りにかけられます。もちろん置かれたミープルは収入となるので、皆が使ってくれそうなタイルを獲得するのも大事です。
なかなか面白いシステムなのですが、終盤はかなり荒削りです。なにしろ特定のリソースを得点とする権利を得るタイルを競り落とすのですが、これが競り落とせないと脱落は確定です。他にもまどろっこしいいルールが結構あって、せっかくコアのシステムは良いのに、残念です。あの競りの部分だけを抽出したゲームを作って欲しいですね。
結果:シミーズ 60、ウサギ 52、マコト 43、名人 42、キノ 39、自分 18
ラー Ra (アレア版)
(プレイ時間 45分)
名人の持ち込みの「ラー」です。結構久し振りな気がします。5人なのでファラオが強く、モニュメントが弱いと思うのですが、なぜか集まるのはモニュメントばかり。2ラウンド目まではほぼ得点0だったのですが、最後はモニュメントで一気に勝ってしまいました。モニュメントだけでもなんとかなるものですね。
結果:自分 36、ミズキ&マコト 34、ウサギ 32、キノ 29、名人 13
指輪物語 二つの塔 カードゲーム Der Herr der Ringe: Die Zwei Türme das Kartenspiel
(プレイ時間 30分)
今年のエッセンの中古屋で新品が6ユーロだったので思わず買ってしまったものです。自分がすごく好きだけど、他ではあまり評価されていないクニツィアのゲームというのがいくつかあって、これもそのひとつです(他には、バベルの塔、自由都市などかある)。「ジャンボグランプリ」のカードドラフトをもとにしたなかなか面白いゲームだと思うので、持ち込みました。テーマ性はほぼないのですが、このメンバーでは予想通り好評で良かったです。
結果:自分 17、ウサギ 15、キノ 15、名人 15
きのこはかせ Kinoko Hakase
(プレイ時間 各10分)
あらかじめ各自にキノコカードが1枚配られますが、自分のだけは見ては行けません。他のプレイヤーのものだけ見ることが出来ます。9枚の手札から1枚プレイして残りを隣りに廻していくというブースタードラフト式のゲームです。目的は自分、またはあいてのキノコカードをできるだけ多くプレイすること。面白いのは相手のキノコは1点ですが、自分のキノコだと2点になるのです。同人ゲームにはあまり興味がないのですが、これは面白かったです。森木ノ子さんのグラフィックがいい感じです。
結果
1戦目:ウサギ 7、自分 6、キノ 4、名人 4
2戦目:名人 8、キノ 6、ウサギ 6、自分 5
マコト
先日は遊んで頂いたうえに
駅まで送って頂きありがとうございました。
今度はぜひ滋賀にも遊びに来て下さい(笑)
けがわ
こちらこそ、ありがとうございました。
ブログ拝見しました。また神奈川にも来てくださいね。