ジュピター Jupiter (シュピールボックス版)
(プレイ時間 各10分)
ジュピターは「市場のお店/キングダム」のもとになったと思われるゲームで、タイルのかわりにダイスを使います。エディションシュピールボックスの第3弾ということになっています。のちにフランニョスから製品版が出版されました(フランニョス版については以前のレポートを参照)。
ボードは4x6で、各自6個のコマを持ちダイスを6つ用意します。手番には自分のコマ、またはダイスを振った出目を好きなマスに置きます。自分のコマの縦横列にダイスがあれば、その出目がそのまま得点となります。
以前、3人で遊んだ時は結構面白いと思ったのですが、今回初めて4人で遊んだらちょっと不評でした。やはり市場のお店同様に2-3人が良いと思います。
結果
1戦目:シミーズ 36、自分 33、JP 29、ウサギ 24
2戦目:JP 38、ウサギ 35、シミーズ 27、自分 18
ティー タイム Tea Time
(プレイ時間 20分)
ギガミックから出版されたオルネラのゲームです。不思議の国のアリスを題材にした6種類のカード10枚ずつ60枚とアリスカード1枚というシンプルな構成です。60枚のカードには表裏があり、片側は鏡のフレームが描かれており、もう片側は鏡のフレームのない通常面となります。
一種のセットコレクションですが、スコアリンングシステムに工夫があります。ゲーム終了時にスート別に三角数で1、2、3、4、5枚だと1、3、6、10、15点となり15点が上限ですが、まったく取らないと5点なのです。つまり取るなら3枚以上というわけです。さらに鏡と通常のものはキャンセルされてしまいます。これによって1枚しか無いものをうまくキャンセルして0枚にしたりできるのです。
アリスカードはスタートプレイヤーに渡し、それ以外の60枚は各ラウンドで20枚ずつ使います。ラウンド開始時には20枚を4x5に並べるのですが、このとき通常の面と鏡の面を交互にチェッカー模様のように置きます。つまり、全体では通常のカードと鏡のカードは同数なのですが、スートによってはどのくらい偏りがあるのかは運次第なのです。手番では縦横斜めに連続するカードを3枚まで取れます。ただしスタートプレイヤーとその次のプレイヤーの初手番は1枚、2枚だけです。さらにスタートプレイヤーは取った場所にアリスカードを置き、以降はこのアリスカードも取るカードの対象になります。取ったプレイヤーが次のラウンドのスタートプレイヤーになります(最終の3ラウンド目では4点となる)。
非常にシンプルながらもなかなか面白いゲームです。
結果:ウサギ 41、シミーズ 38、JP 35、自分 29
クロスヘアー Crosshairs
(プレイ時間 30分)
戦闘機で相手を撃墜する2人用ゲームです。それぞれ5機からスタートし、相手が自分の2機の前方の交点にいると撃墜できます。自分が1機になるともう相手を撃墜できないので負けです(はさみ将棋と同じですね)。ただし雲のマスにいると攻撃もされない代わりに攻撃もできません。
それぞれの自分の戦闘機に対して、1マス動かして1上昇するか、2マス動かすか、これまで上昇した分下降するかができます。上昇は半透明なリングを戦闘機の下に置くことで表され、最大6レベルまで上昇できます。60度転回は移動した後に行えますが、下降だけは1マスごとに展開できるのです。よって、上昇を繰り返して力を貯めてから相手を一気に撃墜するということが出来ます。
自分は敵の真ん中に突っ込んでいくという一番まずいことをやってしまいました、あっというまに次々と撃墜されて敗北。
結果:シミーズ 4、自分 1
この他に「おれの魚だ」と「ミュルスガリカス」を遊びましたが写真が無いので省略します。
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