高円寺盤遊会 2012.07.14

2ヶ月振りになる盤遊会です。これで64回目だそうです。



ロストシティー Lost Cities (パートナーシップ)
(プレイ時間 85分)
LostCities20120714.JPGまずはロストシティーのペア戦でスタートです。余り遊ぶ機会がないという方が多いので、積極的に持ち込んでいます。ちょっと長いのですが、4人なのでスタートプレイヤーを全員1回ずつの4ディール勝負が良いと思っています。本来の2人のロストシティーも3ディール戦なのですが、その倍くらいの時間はかかります。

3ディール後に逆転し10点差をつけたものの4ディール目で最逆転負けでした。このゲームに勝つためには自分と組まないことです。河原さん、すまん!

結果:ナカタ&田中ROM 223、河原&自分 184



シルエット探偵 Kofferdetektive
(プレイ時間 25分)
Kofferdetektive20120714.JPGハバの子供ゲームには面白い仕掛けのものが多いのですが、この「スーツケース探偵」は個人的に気に入っているゲームの1つです。手番プレイヤーが極秘裏に取り除いた2つの物を影だけから当てるというだけなのですが、よくできています。物はすべて薄い黒プレートになっており、手番プレイヤーは他の皆が目をつぶっている間に、2つだけを袋に隠します。箱がそのままスーツケースの形状になっており、底のスライドする引き出しに残りのプレートを入れて引き出しを閉めます。ここで皆目を開けます。左隣りのプレイヤーはスーツケースを水平に振り、中に入ったものがうまく散らばることを願います。その後一定時間、スーツケースが上から開けられるのですが、薄青いスクリーンを通して見るような仕掛けになっており、手番プレイヤー以外は入っているものの影だけが見られるのです。シンプルですが、それぞれのものの特徴を良く考えた観察力が必要になります。

今回はルール通りに13個中8個を使い、そこから2個を取り除いて当てるとしましたが、数を加減して難易度を自由に変えられるのも魅力だと思います。

結果:河原 8、自分 8、ナカタ 7、田中ROM 4



フレッシュ フィッシュ FrischFisch (プレナリー版)
(プレイ時間 50分)
FrischFisch20120714.JPGyskさんが持参した「フレッシュフィッシュ」をお借りして遊ぶことになりました。自分以外全員初めてとのことで、自分も結構久し振りです。タイルを置いて街を作っていくという魅力あるテーマのゲームで、フリーゼらしく道路は間接的にしか建設されないというのが肝です。道路建設の面白さがわかるまでには少々時間がかかるのが難点ではあります。今回はあまり攻撃的な動きも見られず、距離1から2くらいのところにうまく収めて全員0点以下の好スコアとなりました。河原さんはお金を一切使わないという潔い作戦で善戦しましたが、最後に建てる場所が無くなってきてつらそうでした。

結果:自分 -6、ナカタ -5、田中ROM -1、河原 0



パラ Pala
Pala20120714.JPGちょっと変わったトリックテイクです。6スート各8枚ずつなのですが、原色(赤青黄)は数値が1-5、混合色(紫緑橙)は2-9となっています。マストフォローで最も大きい数値が勝つ(同数値は後出しがち)のですが、2つほどユニークなルールがあります。

まず混合色がリードされている時は、フォローできる場合でも、代わりにリードスートを構成する原色2枚を出すことができます。この時は数値は合計して扱われます。たとえば緑がリードされたら緑を持っていても青2と黄3などを出せるのです(このときは緑5として扱われます)。

次に、原色がリードされていてフォローできない時は、他の原色を混ぜて混合色のトリックとすることができます。具体的にはそれまでに出ている最も高い数値に付けます。このとき必ず自分がその混合色のカードも出さなければならりません(原色2枚は出せません)。たとえば赤がリードされているとき黄1を出ている赤の最高値である赤4につけて橙5とみなし、自分は橙7を出すことができます。

配った後に手札を見て、どのリードのトリックなら取れるかをチップを握って宣言します。達成すればチップ数とトリック数の積が得点となりますが、達成しないと0点です。またまったくトリックを取らないというミゼールのビッドもあります。

最初は4人で何度か遊び、とちゅうからにゃかのさんを交えて5人で遊びました。適当に終了としたので得点は参考程度ですが、序盤は混合色、終盤は原色のトリックが強いようですね。

結果:にゃかの 12、自分 10、ナカタ 8、河原 6、田中ROM 1



終了後は夏だというので月斎さんの誘いで焼き肉へ。安くて美味しかったです。

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