初めて「調布アナログゲームズ(通称:調布のあな)」に参加しました。朝から夜まで様々なゲームを楽しく遊びました。
エスカレーション Escalation
(プレイ時間 15分)
草場さんがエスカレーションのデッキを買い替えたというので、早速遊ばせてもらいました。3人プレイだと、引き取る回数も多く、勝負を降りるタイミングが大切になります。多分3人が一番ゲームとして良いのではと思います。3ディール勝負で2ディール目までは首位を保っていましたが、3ディール目で欲張ってなんどか大失点を喰らって2位に転落です。
結果:paraなんとか 37、自分 44、草場 79
ポイズン Poison (アミーゴ携帯ポーチ版)
(プレイ時間 45分)
ちょっと前に5人で遊んで4人とはまた違う面白さがあると感じた「ポイズン」です。この日は経験者の自分と草場さんが首位を争っていましたが、最終ディールで12点という大量失点を喰らってしまい2位に沈みました。
結果:草場 19、自分 27、paraなんとか 30、ばやしん 37、ヴロン 47
ロバの橋 Eselsbrücke
(プレイ時間 70分)
記憶ゲームですが、ストーリーを組み立てることで複数のランダムな名詞を記憶しやすくなっています。プレイヤーは順にランダムに3-5枚のタイルをめくって表にし、それに書かれた単語を使ってストーリーを作ります。そのあとタイルはまとめて1つのストーリーを構成するタイルとして伏せておきます。他のプレイヤーはどの単語が一緒の組になっているのかをしっかり記憶しておかなければなりません。3巡目からはいよいよ答え合わせです。3巡目には1巡目のストーリーの、4巡目には2巡目のストーリーの、というように、タイルの内容を程よく忘れた頃に答え合わせとなるのです。ストーリーのタイルを裏のまま左回りに配ります。左隣りのプレイヤーから自分のタイルを見て、他のプレイヤーのタイルを当てるのです。よって誰がどのストーリーを作ったかは覚える必要がないのですが、どのタイルとどのタイルが同じストーリーだったのかの関連をしっかり覚えなければなりません。間違えるとかなり厳しい失点となりますが、全員間違いなく進むと、ストーリーを伝えた手番プレイヤーはボーナスとしてロバタイルをもらえます。これは1点となる他将来の失点を軽減するのに有効となります。よってしっかりと他のプレイヤーに覚えてもらうよう、印象のあるストーリーを組み立てるのも大切なのです。
実際は自分でストーリーを組み立てて覚えるのも有効で、特にわかりずらい言葉(「煙突掃除人」など)をしっかり文字通り覚えるのが大切です。自分の頭で組み上げたストーリーと手番プレイヤーが語ったストーリーを両方何となく覚えておくのが良いでしょう。
写真はくりりんさんのストーリーで、覚えられずに自分が大量失点したものです。3つは覚えていたのですが「ホットケーキ」が出てきませんでした。
結果:くりりん 22、客商売 21、自分 12、paraなんとか 7、Rael 2
ミルケン Milken
(プレイ時間 15分)
トランプで遊ぶ「フリンケピンケ」+「はちみつくまさん」といった感じのゲームです。でもそのどちらとも少し違う味わいでなかなか面白いし、ルールが非常に簡単なのも魅力です。カードの出し方から皆なの思惑を考えるのは楽しいものです。「アイリッシュウルフ」や「交易王」などもそうですが、自分はこういう相手の手を読んで少しだけ同盟を組むというタイプのゲームが好きなのかもしれません。
結果:自分 198、草場 170、ANQ 169
マネー Money (グリフォンアジア小箱版)
(プレイ時間 15+10分)
続いて持参したグリフォン小箱版の「マネー」です。一種の競りでカードを場と交換しながら成長させていくのですが、欲しいカードが取られてしまってもまたそれが場にビッドとして出てくるなどカードの回り方が面白いです。3人だと5スートなのでなんとか2スート集めたいですが、それもなかなか難しいです。
結果
1戦目:ANQ 870、草場 690、自分 530
2戦目:自分 740、草場 490、ANQ 270
ガッツ Guts
(プレイ時間 25分)
ポーカーのバリアントです。3人以上が勝負に出るとポットが一気に膨らんでいくエキサイティングなゲームです。練習では最強のエースのペアを出したものの、本番では振るわずに破産直前まで追い込まれました。2人が同時に破産して終了。
結果:イワイシ 497、oki 286、カオル 179、自分 5、ANQ 0、草場 0
サギ師 Hochstapler
(プレイ時間 30分)
10点失点で終了というルールに記載されたバリアントを採用。3人は初めてですが、3人だと本当にだますかだまされるかというシンプルな構図になってしまうので4人以上の方が良いかなあと思いました。このゲームを手に入れたばかりというKさんがイワイシさんと共にトップタイです。自分は終盤でだまされ続けでした。
結果:K 8、イワイシ 8、自分 12
ロストシティー Lost Cities(パートナーシップ戦)
(プレイ時間 5ディール75分)
以前、柏で客商売さんと2人で遊び、いずれペア戦を遊ぼうと誘っていたのがついに実現しました。ロストシティ自体が初めての方もいたので、まず1ディール目は練習です。そのあと4ディール戦をしました。悩みどころも多く、パートナーとの連携がうまくいったりいかなかったりと、悲喜こもごもを楽しめます。
てとさんとペアを組みましたが、最初お互いの意思疎通がうまくいかずにプレイスタイルの違いもあって殆ど点が取れませんでした。マイナスこそ取らなかったものの2ディール目では0点。4ディール目だけは相手チームよりも高得点を達成しましたが、全体ではダブルスコアでの惨敗でした。
結果:礼作&客商売 163、てと&自分 74
ブルゴーニュ Die Burgen von Burgund
(説明 20分 プレイ時間 110分)
アレア大箱シリーズ14弾で、作者はシュテファン・アレア・フェルトです。彼は5作続けてアレアの大箱を担当しており、ついにシリーズの3分の1は彼の作品となりました。「ブルゴーニュ」はフェルトらしい変わったダイスの使い方をするゲームです。
各プレイヤーは個人のプレイヤーボードを持ちます。ボードには「カタンの開拓」のカタン島を一回り大きくした正六角形のマス目からなるフィールドが描かれており、フィールドは色分けされたエリアに分割されています。ボードは全員同じフィールドを持つこともできるしランダムに異なるものを持つこともできます。これらのマス目に色に合わせた知識タイルを置いていき、同色のタイルのエリアが完成すれば得点となります。また各色で誰よりも早くすべてのエリアを埋めるとボーナス点がつきます。そのほか、荷物を出荷すれば1つにつき4点、さらに様々な特殊能力による得点があるのです。
ゲームは25ラウンド制で、5ラウンドずつが1つのフェーズとなっています。全員が2つのダイスを振り、それぞれのダイスで独立したアクションを手番順に行います。アクションは知識タイルを共有ボードから自分のボードの一時プールに置く、一時プールから自分のフィールドに置く、荷物を出荷する、ダイスの目を調整できるタイルをもらう、などです。
タイルはすべてに特殊能力があり、フィールドに置くとその能力を発揮します。例えば緑の城タイルはダイス1つの任意の目を適用できたり、港は手番順を変えて荷物を得られたり、などといった具合です。
このゲームが大好きだという客商売さんに前からぜひ教えてもらいたいと頼んでいたのですが、漸く機会が巡ってきました。客商売さんの説明はわかりやすく、さらに予告通り20分丁度でした。すごい。
今回ランダムで与えられたのは8番ボードです。草原エリアが非常に大きいので同種の動物を集めると良いと言われたので、そのアドバイスに従って、豚を沢山集めました。動物タイルはフィールドに置くたびに同じエリア内のすべての同種の動物の数だけ得点するので、莫大な得点源となります。最後は豚タイルを置くだけで、19匹の豚(19点)に加えエリア完成、草原を最初に埋めたボーナス、など大量得点という状態になり、豚タイルを得るためだけに資金を集めたり、手番を調節したりしていました。
初めてだと2時間を越えるということですが、メンバーがあまり長考しなかったためか1時間45分で終わりました。フェルトのゲームの中では比較的好印象です。ルールを忘れてしまわないうちにまた遊びたいと思います。
結果:自分(8) 256、客商売(3) 240、イワイシ(6) 231、キイロ(4) 184
(括弧内はボード番号)
ファブ フィブ Fab Fib (タンサンファブリーク版)
(プレイ時間 25+15分)
先日のゲームマーケットで日本版が出ました。3枚のカードの3桁の数字を当てていきます。連続で2回遊びました。2戦目はイワイシさんが驚異的な運を発揮。イワイシさんからまわってきた985はやはり985でした。5のカードを1枚チェンジするとなんと6を引いてきて986、その次のプレイヤーも987を引き、すごい盛り上がりです。さらに終盤ではイワイシさんが999を引いて完勝(写真)。
結果
1戦目:客商売 1位、ヴロン 2位、キイロ 3位、自分 4位、イワイシ 5位
2戦目:イワイシ 1位、ヴロン 2位、自分 3位、客商売 4位、キイロ 5位
客商売
先日はありがとうございました。
カウンティングしつつロジカルに遊ぶのが好きなら4人・・・
ほぼ確実に色の取り合いが発生し、そのカオスっぷりを楽しめるのなら5人・・・という気がします >「ポイズン」
個人的には4人が好きですが (^_^;)
「ブルゴーニュ」は負けて悔しいのでまたやりましょう。
今度は勝~つ!(笑
けがわ
客商売さん、こちらこそブルゴーニュを楽しめました。また色々と教えてください。
ポイズンに関しては同感です。ロジカルに遊ぶなら4人ですね。でも5人も思ったほどカオスに感じなくなりました。さすがに6人はカオスですが。