ゲームマーケット2012大阪 2012.03.04

GM2012OsakaBooklet.JPG東京では2000年の発足以来、毎年行われているゲームマッケット。去年からは年に2回となり盛況です。ついに大阪でも第1回が開催されることとなりました。場所は天満橋の大阪マーチャンダイズマート(OMM)で、朝10時から夕方5時まででした。入場料は800円。

朝9時過ぎに、ホテルが一緒だったじろうさんと出発です。地下鉄を乗り継いで天満橋の駅に、そこからは地下直結で会場のOMMに到着です。どうも昔は京阪電鉄の駅だった場所だとのことで、なかなか新しく綺麗な建物でした。開場の10時よりもかなり早く着いてしまいましたが、もうかなりの人だかり。早速入場券をかねた小冊子を買います。タナカマさん、草場さん、ふうかさん、karokuさん、りんちゅさんなど首都圏からもかなりの方が来ていたようで、あまり大きくない会場で何度か会いました。

GM2012Osaka.JPG特に目当てのものがあるというわけではなかったので、主に温泉ゲーム会で知りあったメンバーと会場をまわりました。ヤポンブランドで本を一冊とおまけのアイソポスを買っただけで、あとは色々な方と雑談をしながらゲームマーケットの雰囲気を楽しんでいました。同行したじろうさんがかなりの量を買っていたのが印象的でした。午後にはもう一通りは廻ってしまったので、3時過ぎからせっかく集まったメンバーみんなでゲームをすることにしました。会場には残念ながらプレイスペースがありません。キウイゲームズにも行きたかったのですが少々遠いので、近くのカラオケボックスでのゲームとなりました。



フォッペン Foppen (ゲームリンク版)
(プレイ時間 3ディール40分)
6人だったので協議の結果、マクベスさん持参の「フォッペン」を遊ぶことになりました。トリックテイクですがカードを早くなくした方が良いというルールが面白く、どこで勝負を掛けるかも悩ましいです。

結果:やおきん 5、師匠 8、じろう 23、リチウム 25、マクベス 31、自分 36



法廷 Tribunal (古代ローマの新しいゲーム Neue Spiele im Alten Rom より)
(プレイ時間 40分)
Tribunal2012.03.04.JPGやはり6人でできるゲームとして、手持ちの「古代ローマの新しいゲーム」から裁判を題材にした交渉ゲームの「法廷」を遊びました。2回ほど事前投票だけで無罪や有罪になってしまうなど、なかなか荒れた展開で面白かったです。自分は非常に苦労して10を持っていた色を有罪にしたというのに、じろうさんはこの事前投票で持っていた10の色が有罪になるというラッキーなことになりました。まあこのおかげで時間内に終わったとも言えます。

結果:じろう 32、マクベス 28、師匠 26、自分 22、やおきん 19、リチウム 16



夜は「ボードゲーム研究室」の3人が主催する「ボードゲーム交流会in大阪」に参加です。少々遅れて到着となったのですが、河上さんが親切にも外まで出迎えてくれました。関東からのタナカマさんと河上さん、それに前日一緒に遊んだTTBさんやHIGEさん以外は初対面でしたが、インスト論談義をしたりなど、とても楽しい時間を過ごせました。主催のカワサキさん、ヨシダさん、ナオエさん、どうもありがとうございました。お店は貸し切り状態だったので、お酒の後にはみんな思い思いに、持ち寄ったゲームをして遊びました。



タートル & バニー Turtle & Bunny
Turtle%26Bunny20120304.JPGカード同時二択のレースゲームです。あらかじめウサギとカメのどちらの側かが指示されます。毎回ウサギかカメのどちらかを全員で同時に出し、その結果によってウサギとカメが進みます。ウサギが多いときにはウサギは2、カメは1進みますが、その逆だとウサギは0、カメは1となります。またすべてウサギだったりすべてカメだったりすると、その逆側に有利になるようにできています。気になったのはウサギとカメが同数の時で、どちらも進まないのでゲームが硬直してしまう気がします。アイディアは面白いと思います。2回遊びました。



ヤバラス Yavalath
そのあとは余り時間もなかったので、色々な方に「ヤバラス」を紹介。自分も3回ほど遊びました。店員の方も興味を持ってくれたようです。ゲームというと、やはり「人生ゲーム」と「ウノ」というくらいしか知らないと言います。アブストラクトは割とゲームを知らない層にも受けが良いのではないかなあと思います。



交流会のあと、再度カラオケボックスに移動してゲームです。HIGEさんのリクエストもあり、「古代ローマの新しいゲーム」の中から3種類遊びました。8人だったので4人ずつで卓分けしたのですが、もうひとつの卓では「ザ・シティ」が遊ばれていたようです。



帝国 Imperium (古代ローマの新しいゲーム Neue Spiele im Alten Rom より)
(プレイ時間 10分)
Imperium20120304.JPGまずは、短時間エリアマジョリティの「帝国」です。エリアマジョリティの入門ともいえるゲームで、結構熱い読み合いになります。バリアントの30点ルールの方が面白いとは思いますが、こんかいは短い8ラウンド制の基本ルールで遊びました。「10分で終わる」と豪語してしまいましたが、10分で終わったのでなんとなくほっとしました。

結果:はちみつれもん 22、HIGE 21、自分 20、Nitohking 19



商人 Mercator (古代ローマの新しいゲーム Neue Spiele im Alten Rom より)
(プレイ時間 20分)
続いて「メディチ」の元になった「メルカトル」です。最終的に競り落としたカードの合計値が最下位だと収入が0なので何もしない方がましですが、それでは決して1位にはなれません。5色揃えると10点というバリアントを採用しました。

結果:はちみつれもん 63、Nitohking 56、自分 51、HIGE 45



近衛兵 Die Prätorianer (古代ローマの新しいゲーム Neue Spiele im Alten Rom より)
Praetorians20120304.JPG最後はバースト系の運試しめくりゲームの「近衛兵」です。フロカティサーカスの元になったと思われるゲームで、結構盛り上がります。時間の関係で2回連続プレイ。もし1から10のすべての数字を出すことに成功したら、あとは何を出しても勝てます。一度そういう状態を見てみたいものです。

結果
1戦目:不明(記録忘れ)
2戦目:Nitohking 100、HIGE 78、自分 78、はちみつれもん 68



終電も近くなったのでここで解散です。HIGEさんが親切にも宿泊先近くまでクニツィア談義をしながら一緒に同行してくれました。ゲームマーケットのレポートというよりは、遠征ゲーム会と交流会が主な内容になってしまいましたが、これからも大阪で続いていって欲しいと思います。

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