まさ宅ゲーム会 2012.03.03

ゲームマーケット大阪を控えた前日に、まささんに誘われて一足早く大阪入りしてゲームを楽しみました。節約のため５時過ぎに出発し、小田原から京都までは新幹線、そこから京阪に乗ってまささんのゲーム倉庫に到着です。他にはＴＴＢさんとＨＩＧＥさんが集まり、夜には宿泊先が同じであるじろうさんも合流しました。ＨＩＧＥさんがクニツィアファンということもあって、クニツィア率１００％になってしまいました。

チグリスユーフラテス Euphrat & Tigris メイフェア新版
（プレイ時間　１２０分）
もう少しウォームアップとして軽いゲームから始める気でいたのですが、何と最初からチグリスユーフラテスです。ＨＩＧＥさんもまささんも初プレイということで「インスト（ルール説明）の神様」と名高いＴＴＢさんが説明をしてくれました。驚いたことに、なんとＴＴＢさんも初プレイとのこと。未プレイだけどルール説明だけはできるというゲームが１００はあるそうです。なるほど「インストの神様」と言われるわけです。説明はハンズオン的で背景となるストーリーから、細かい手順に入り、最後に勝利条件や終了条件を言うという方法でしたが、この順序などはゲームによって変えていくそうです。自分とはかなり違った方法だったので勉強になりました。

ＨＩＧＥさん持ち込みのメイフェア新版を使いましたが、クラシカルマップを使い、文明の建物やジッグラトは使わずに基本ルールで遊びました。つまり初版と同じルールです。序盤で早々と赤緑のモニュメントを建てたものの、集中的に狙われてすぐに奪われてしまいました。足りない色が伸びず、右隣りのＴＴＢさんの鋭い手に苦しめられて最下位でした。悔しい！

結果：ＴＴＢ９－１０－１０－２０、ＨＩＧＥ　７－９－９－９、まさ　７－７－１０－１８、自分　５－６－７－１４

 アメンラー Amun-Re
（プレイ時間　１４０分）
５人で遊ぶことが多く、４人ではかなり久し振りとなる「アメンラー」です。このゲームもやはりＴＴＢさんが説明してくれましたが、このゲームもＴＴＢさんは未プレイだそうです。未プレイなのに説明できるというのはすごいですね。

前半はらくだの Avaris や、落札時に１２もらえる Dakhra、それに無条件で８の収入がある Berenike という土地の組み合わせで、農民は１つしか買わずにしのぎました。登場しない土地３つはすべて川の片側に偏っており、それを利用して Avaris で最大数ピラミッドの５点を獲得します（写真右）。

後半の始め、第４ラウンドの競りはいつも熱いのですが、前半でＴＴＢさんが築いたピラミッド２＋２／３の土地 Buto を２１か２８で獲得します。自分は Buto に、ＴＴＢさんは、不毛の土地 Avaris に大量の農民を置き、しのぎを削り合います。捧げものの競りでは、何度も同ビッドでタイブレーク負けやオーバービッドをしてしまい、うまくいきません。それでも最終的には Buto のピラミッドを４まで伸ばすことに成功し、全体的にも２セットを揃えたものの、ＴＴＢさんの３セットずつのピラミッドには負けたと思いました。ところが最終決算をすると自分が５点差で勝っていました（写真左）。あまり勝ったという気がしませんでしたが、なんとか２連敗は免れたという感じです。

結果：自分（白）　４０、ＴＴＢ（赤）　３５、ＨＩＧＥ（黒）　２８、まさ（緑）　２２

 トッポ Toppo
（プレイ時間　１０分）
息抜きを兼ねて、ＨＩＧＥさん持ち込みの「トッポ」を遊びました。リアルタイムで自分のカードをどんどんとめくっていきながら、場にあったカードをどんどんと捨てていくというゲームです。かなり昔に１度遊んだのですがルールをすっかり忘れていたので、その場でルールを読んでプレイ開始です（詳しいルールは以前のレポートを参照）。なにかルールが抜け落ちているような気がしたという記憶があったのですが、今回も同様の印象を抱きました。ギークのフォーラムにあるレビューによれば、片手でデッキを持ち、もう片手でカードを開けていくようです。また自分のデッキはいつでもシャッフルして良いようです。

結果：ＴＴＢ　０（勝利）、自分　１２、ＨＩＧＥ　１５、まさ　２２

 指輪物語二つの塔カードゲーム Der Herr der Ringe: Die Zwei Türme das Kartenspiel
（プレイ時間　３０分）
ここで３人となったので「二つの塔」を遊びました。ルールがドイツ語しかなかったので、カードの補充ルールに一点だけ不明な部分がありましたが、なんとか遊べました。（注：２枚補充するときに１枚目を山札から取ってから２枚目を決めることができるのかどうかが不明でした。ルールによれば山札を取り始めたら公開されたカードは取れません。）カードの巡りが悪く序盤から苦戦する展開でしたが、後半でなんとか追いついて２位でした。

結果：まさ　１６、自分　１５、ＨＩＧＥ　１２

 ゴールドラッシュ Goldrausch
（プレイ時間　３ディール３５分）
ＨＩＧＥさんがゴールドディガーしか遊んだことがないということだったので、夕食後の息抜きとしてゴールドラッシュを遊びました。３枚しかないかけチップをどこで掛けるかがそれなりに悩ましくも良いゲームです。ゴールドディガーより数倍面白いのではないでしょうか。３回遊んで合計を競いました。

結果：ＨＩＧＥ　５７、自分　５５、まさ　４７

 ジェネシス Genesis
（プレイ時間　７５分）
ＨＩＧＥさん持ち込みの「ジェネシス」です。カラーダイスを使ったタイル置きのゲームですが、かなり考えどころがあり、もっと評価されても良いように思えます。得点システムをしっかり把握していないと、ついつい大きな群れを作ってしまいがちですが、実は小さな群れの方が効率が良いのです。ただし、最大の群れには２倍３倍というボーナスがあるので、場の状況を見て狙っていくことが決め手でしょう。まささんが見事、この恐竜時代を制しました。

ところでプレイ時間が長いのは、途中で駅までじろうさんを出迎えに行ったからです。ウェルカムじろうさん！

結果：まさ　４６、自分　３８、ＨＩＧＥ　３０

 レスパブリカ Res Publica　クイーン第３版
（プレイ時間　７０分）
最後は、じろうさんも交えての「レスパブリカ」です。特殊カードが入っているクイーンの新版ですが、デザイナーが意図したルールで遊ぼうということで、僧侶と本のメルドは３枚で行い、最初のメルドができたら１枚をデッキの中にシャッフルすることにしました。じろうさん持参のカード立てを使ってのプレイです（写真）。せっかくなので本を集めて図書館を獲得しましたが、余り役に立たずに敗北。

結果：ＨＩＧＥ　２８、まさ　２７、じろう　２５、自分　２３

大阪は終電が早いということで、チェックインに間に合うように、まささんが宿泊先までじろうさんと自分をクルマで送ってくれました。どうもありがとうございました。