ヤバラス Yavalath
(プレイ時間 8ゲーム40分)
前回は先手の「三角置き」が強いと思われたヤバラスですが、やはり後手にもやり方が色々とありました。暫くやっていなかったので後手の戦い方をすっかり忘れていました。拮抗すると最後に置くところが無くなって三連を完成させる場所に置かざるを得なくなった方が負けになるような気もします。
結果:4勝4敗
オメガ Omega
(プレイ時間 15分)
ヤバラスのボードを使ってオメガを遊びました。オメガは本来は大きなボードで遊ぶのですが、このくらいのサイズの方が良い気もします。2人だと自分のコマをいかに分割していくかということが焦点となり、ヘックスのミゼールといった感じもあります。得点計算が連結したコマ数の積なので、かなり面倒です。同じことをもっと簡潔な得点システムでできないものかと思います。
結果:自分 612、シミーズ 168
コンヘックス ConHex
(プレイ時間 各15-25分)
その名の通り「ヘックス」のような連結系のゲームです。各マスの頂点にコマを置いてゆき、先に半数を置いたプレイヤーがそのマスを獲得するという二段構えの作りになっています。何度かネット対戦を友人としたことがありますが、数ヶ月前のエッセンでネスターゲームズから手頃な値段で売られていたので手に入れました。他にも木製の豪華なものなどいくつかバージョンがあります。
「ヘックス」とエリアマジョリティシステムの融合ですが、2人なのでエリアマジョリティというよりはやはりヘックス的な思考が重要視されます。シミーズさんはヘックスは余り好きではないそうですが、コンヘックスはなかなか気に入ってくれたようです。2回遊んで1勝1敗。
結果:1勝1敗
ホキト Hokito
(プレイ時間 各20分)
ジャクタリアがら出版されているアブストラクトゲームです。革製のボードには1周36マスあり(穴があいているだけだが)、各自木製のコマを数値1-3を6個ずつ、計18個ずつをランダムに配置します。目的は過半数のコマを獲得すること。ゲームが進むにつれコマは重なって塔を成してゆき、塔の一番上のコマのプレイヤーがコントロールします。手番には自分のコントロールしている塔(スタート時には高さ1の塔しかありませんが)をその数丁度だけ時計回りか反時計回りに動かします。このとき空白は数えません。行き先は自分の塔でも相手の塔でも構いませんが、上の数字が同じであってはなりません。この縛りがシンプルながらなかなか面白いです。塔の高さが7以上になるとボードから取り除き捕獲します。どちらも動けなくなったら終了で、捕獲したコマとボード上のコントロールしている塔のコマを数えて勝者を決定します。
シミーズさんは上の数値が1の高さ3の塔を2つ並べることに成功。これだとどちらかの上に乗せてももう1つの塔で捕獲されてしまいます。この塔を高さ4以上の塔で攻撃しようと躍起になっていましたが、最後には負けてしまいました。結局2回遊んで0勝2敗です。
結果
1戦目:シミーズ 22、自分 14
2戦目:シミーズ 21、自分 15
アウリガ(ぎょしゃ座) Auriga (オリオン Orion より)
(プレイ時間 5分)
「オリオン」では様々なゲームが遊べますが、すべて星座の名前がついています。今回まず遊んだのは一番簡単なレースゲームの「アウリガ」です。真ん中の3つのローターは動かせず、その周りを1周するだけです。手番には3クリックするだけですが、ここぞというときには、オリオン専用ダイスを使うこともできます。すぐ終わるので、オリオンのローターの動きに慣れるには良いゲームだと思います。ダイスを何度か使ったのですが、最後に引き離されて敗北。
結果:シミーズ
ドラゴン(りゅう座) Draco (オリオン Orion より)
(プレイ時間 各5分)
「オリオン」では一番遊んでいる「ドラゴン」です。非対称アブストラクトで、一人がドラゴン、もう一人が騎士となります。役割を変えて2回ほど遊びましたが、2回とも騎士側の勝利。
結果
1戦目:シミーズ(騎士)
2戦目:自分(騎士)
レプス(うさぎ座) Lepus (オリオン Orion より)
「チャイニーズチェッカー/ダイアモンドゲーム」のようにお互いのスタート位置までいち早く移動するゲームです。手番につき2クリックですが、連鎖すると最大10クリックまでできるという大胆なゲームです。ルールを少々勘違いしており、ちょっと消化不良で終わりました。このゲームは多人数の方が面白いかもしれませんね。
結果:シミーズ
タカハシ
ネスターゲームス良いですね♪
日本国内でもどこか取り扱ってくれないかなぁ~。アブストラクトだから無理ですかね><
けがわ
日本でも、どこかで取り扱って欲しいですよね。
いまのところは直接ホームページからオーダーするのがベストです。送料が安いので(ゲームが軽いから)、一度に多くオーダーする方が良いですよ。
http://nestorgames.com/
草場純
昔、Mさんという人がやっていた「アスガ」"ASGA”というゲームサークルがありました。「アブストラクトゲームアソシエーション」ですね。Mさんは各国の特許庁から資料をとりよせて、実にいろいろなゲームを紹介してくれました。そしてプレーしてみて、10段階で評価していました。私から見ると、玉石混交と言うか、まあ9割は石でしたがね。Mさんはそのせいかあらぬか、情熱を失ったようで、いつのまにかASGAは立ち消えになってしまいました。
ネスターのゲームは、それよりずっと洗練されているように見受けられます。で、けがわさん、どうでしょうか、ASGAを復活しませんか? ゲームの性質上、そう多人数である必要はなさそうです。けがわさんが作れば、私はもちろん、Nさんと、シミーズさんは参加してくれるでしょう、きっと。
けがわさん、いかがでしょうか?
けがわ
返事が少々遅くなりました。ASGAという名前はさておき、カジュアルな形でもそういうものがあると良いですね。今度お会いする時に色々と話しましょう。