久し振りの水曜会です。
ビッグ ファイブ Big Five (アミーゴ携帯ポーチ版)
(プレイ時間 各15分)
「コンテナ」のメンバーが揃うまで持参の「ビッグファイブ」を2回遊びました。河原さんの2勝。とくに2戦目では最後に2枚で列の4枚目と5枚目を達成して残りの3枚を捨てるという鮮やかな逆転勝ちでした。アシストしてしまったのは自分です。
1戦目:河原 0、自分 3、ユリチョフ 4、タナカマ 4
2戦目:河原 0、自分 2、ユリチョフ 4、タナカマ 4
コンテナ Container
(プレイ時間 75分)
この日のメインイベントとなるコンテナのショートゲームです。今回は倉庫2、工場3で積極的に生産し、積極的に競り落としていきました。タナカマさんと欲しいコンテナがかぶっていたらしく、2回ほど競りで接戦となりました。序盤から中盤はまあうまくいっていたのですが、お金が回らなくなり借金をなんどかするはめになりました。終盤に付き月斎さんが高額で2度ほど競り落として貫禄の勝利。
結果:月斎 118(28+90)、ユリチョフ 103(47+56)、河上 75(51+24)、自分 69(19+50)、タナカマ 64(64+0)
(括弧内は、現金+コンテナ)
コーポレーション Corporation
(プレイ時間 各20分)
ソロモンのロジックパズル的ゲーム。遊ぶのはかなり久し振りです。完全情報であり、理詰めのゲームなので好みがはっきりと分かれると思います。以前遊んだ時は1時間ほどかかったのですが、今回はわりとさくさくと20分で終わったので2回遊びました。どちらも最後は一気に3コマともあがりにするいう終わり方でした。おそらく2人がベストだと思うので2人でいつかは試してみたいものです。
結果
1戦目:双六小僧 3、ペアング 0、河上 0、自分 0
2戦目:自分 3、いたる 0、なかい 0
テトリス カードゲーム Tetris the Card Game
カードの裏には様々なテトリスの画面が描かれています。表はテトリスのコマです。自分の前に10枚を表向きに並べ、これをすべて裏向きにすれば勝ちです。手札は1枚。手番には山札から1枚取り、その時の山札の一番上の画面に対して2枚のうちのどちらかの手札をコマとしてプレイします。コマが画面に合致して消した列の数だけ、自分の前のカードを裏向きに出来るのです。ほかにリバースや他のプレイヤーのカードを奪う、他のプレイヤーの裏向きのカードを表にする、などといった特殊カードがあります。
手札が2枚あるとはいえ殆ど運だけであり、面白みがまったくありません。何か良いバリアントがあれば良いのですが、こういったゲームがマスマーケットに売られるというのはぞっとします。
結果:タナカマ 10、なかい 9、自分 3、いたる 1、道化師 0
ポイズン Poison (プレイルーム版)
(プレイ時間 30分)
口直しということでポイズンです。4人で4ディール勝負。途中までは、はじめさんがリードしていたのですが、4ディール目で逆転勝ち。やはりカウントアップ系の傑作だと思います。
結果:自分 16、はじめ 20、道化師 30、なかい 35
チョーボリ Chor Voli
(プレイ時間 50分)
草場さんに教えて頂いたアフガニスタンで遊ばれているという4人専用のギャンブルトランプゲームです。通常の52枚を各自13枚ずつ配り、その13枚を3枚のポーカーハンド4組と端数の1枚に自由に分けて裏向きに並べます。4組は必ず強い順に並べなければならず、端数の1枚をその最後に並べます。その後チップを賭けてから、最も強いもの同士、2番目に強いもの同士、というように比べていくのです。よって必ずしも最強の役を作る必要はなく、うまく平均化させた方が勝つ回数が多くなったりするのです。
3枚ポーカーの役は、スリーカード>ストレートフラッシュ>ストレート>フラッシュ>アンリレイテッド>役無し、という順で、AはKと2のどちらにも繋がりますが、コーナーは曲がれません(つまりK-A-2はストレートにならない)。またアンリレイテッドというのは3枚とも異なるランクで異なるスートでなければなりません。ワンペアだとそれよりも低い役無しになるのです。同じ役は常にハイカード同士で比べます。特にストレートだとAが入ったものが強く、A-K-Q、A-2-3、K-Q-J・・・4-3-2といった順になります。スートの強さはありません。まったく同じ役ならばショウダウンのときの先出勝ちになります。なお端数の1枚は単にハイカード勝負になります。さらに大事なルールとして、役無しでは勝てず、さらに以降の勝負に勝つ権利を失います。端数の1枚にハイカードとしてエースを残しても、3枚の役無しがあると無駄になるのです。
賭けはディーラーの左隣りから2-5枚を勝てると思うカードの上に賭けます。その後追加で1枚を賭けることができます(任意)。ただし、それぞれの場所には4枚まで、端数の1枚には1枚までしか賭けられません。
ショウダウンはまずはディーラーの左隣りから、2組目以降は勝ったプレイヤーからとなります。勝つと賭けられたチップを総取りし、さらに賭けたチップ数+1を全員からもらえるのです。例えば、0、1、2、3チップがそれぞれ賭けられていて、2チップを賭けたプレイヤーが勝つと、他のプレイヤーが賭けた分の1+3=4チップに加えて、賭けた分プラス1の3チップを3人から得られるので計13チップの収入となります。同様に、0、1、3チップのプレイヤーが勝った場合には計9、11、15チップの収入です。
これを規定回数続けて最初からの差分で勝者を決定します。今回は100点持ちとして最後に100からの差分を出しました。
カードを分ける部分が悩ましく楽しいですが、運の要素も大きいです。ギャンブルゲームなのでそれは仕方がないところですが、なかなか変わっていて楽しかったです。
結果:草場 78、自分 28、bluenose -27、双六小僧 -79
草場純
チョーボリは、配られたカードをただ並べるだけですが、なかなか工夫が必要で、弱い手でも勝負する場所をうまく選べば手札の悪さを案外挽回できるのが面白いです。
なお、「豚」はバーストで、勝つ権利がないのですから「ハイカード」と呼ぶのはよくないと思います。ハイカードと言うと高いカードがある方が勝つように思えてしまいますから。
このゲームは、ツインズにもパイガオポーカーにも似ていてかつ違うので、これらのゲームが好きな人には喜ばれると思います。
けがわ
チョーボリの呼び名を「ハイカード」から「役無し」に変えておきました。ツインズとは似た感覚があって面白いですね。ただスリーカードを崩すということは余りないかなあという気はしました。