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この日が最終日です。朝、エリックマーティンとロビーで待ち合わせて、コーヒーを飲みながら色々とおしゃべりをしました。彼は Boardgame News というサイトを長年運営してきた方なので知っている方も多いと思います。サイトは現在はギークの一部になっており、そこで執筆を続けています。トピックは、ギークはpgdbなどのデータベースのあり方と諸問題、日本とアメリカでのゲーム流通事情の違い、ゲームに関わるライターとしてどうあるべきなのか、など多岐に渡り、有意義な意見交換が出来ました。



カンタベリーへの道 The Road to Canterbury
（プレイ時間　３０分）
プレイスペースのホールでは、クロキノールなどのアクション系のゲームがいくつか置かれており、またテーブルでデモンストレーションを行っている会社もあります。この「カンタベリーへの道」もデモが行われており、遊ばせていただきました。カードを配置して決算を行うタイミングを計るというようなゲームでエリアマジョリティの要素もあります。

結果：ショーン　１１３、自分　７３



ブルーライオン The Blue Lion
プレイスペースはさすが最終日の日曜とあって若干人が少なめです。そんななか、ＤＣのゲームショップ「ラビリンス」のゲームイベントで一緒に遊んだことがあるクライドを見つけました。とりあえずもう少し人が集まるまでということで「ブルーライオン」を遊びましたが、彼にはあまり受けが良くなかったです。この日はあとでもう一度プレイ。

結果：自分　７、クライド　不明



ティチュー Tichu
気が付けば周りでは「ティチュー」が何卓も立っています。最終日はいつもこういう感じらしく「ティチュー」の根強い人気が伺えます。クライドに誘われて自分も少しだけ遊びました。アメリカにはこの手のクライミングゲームが余りないので、「ティチュー」は斬新に感じるらしいのですが、日本人の自分には大貧民の亜流という感じがどうしても拭えません。まあペア戦だし、大貧民よりも戦略があるのはわかるのですが、得点方法や、８枚配ってグランドティチュー宣言をするかなどのルールが少々野暮ったく感じられます。規定の５００点だとかなり長く１時間以上かかるというのもちょっとなあと思います。

結果：クライド＆ジョーダン　２２０、シンディ＆自分　－２０



ハンニバル対ローマ Hannibal gegen Rom （古代ローマの新しいゲームより）
（プレイ時間　１５分）
サンフランシスコから来たというベイに話しかけて、２人でまったりと色々なゲームを楽しみました。まずは持参した「古代ローマの新しいゲーム」から「ハンニバル対ローマ」です。もう古いのか、あるいはリメイクの「ローマ」も知らないという人も多いです。リメイク版よりもコマ数が少ないのでこちらの方が好みです。

結果：自分（ローマ）　勝利、ベイ（カルタゴ）　敗北



ブルーライオン The Blue Lion
（プレイ時間　５分）
続けてエッセンの小さな佳作ということで、まずは「ブルーライオン」です。これはベイが見事に最後に逆転勝利。

結果：ベイ　８、自分　６



ローマ七丘 Die Sieben Hügel Roms （古代ローマの新しいゲームより）
（プレイ時間　１５分）
「古代ローマ」からもうひとつ、カードだけを使ったシンプルな対戦ゲームです。縛りのルールとタイブレークのルールが痺れます。結局誰も１の丘にはカードを置かずに、１点差で勝利。

結果：自分　１４、ベイ　１３



ビッグ ファイブ Big Five
（プレイ時間　各１５分）
エッセンの佳作第２弾のビッグファイブです。ベイはかなり気に入ったようで、彼と唯一２回連続で遊んだゲームになります。２人が一番面白いですね。

結果
１戦目：自分　０、ベイ　１８
２戦目：自分　０、ベイ　１４



永久駆動マシン Perpetual-Motion Machine
（説明　５分　プレイ時間　５０分）
最後に遊んだのがトランプを元にしたこのゲーム。なんでも他のゲーム用に専用トランプを作りすぎた作者が、余剰をさばくためにこのゲームを考えたとのことです。ドローポーカーのように手札を改善しポーカーハンドを作っていきます。その役によってドロー枚数や手札上限が増えるという仕掛けです。最後にはタイトルの通り、どんどん役が出来てあっという間に終わります。まあ悪くはないけど、もう少し読み合いの要素などが欲しいです。

結果：自分（勝利）、ベイ（敗北）



時計を見ると５時半。そろそろ空港に行く時間です。ベイや他のお世話になった方々にさようならを言って、空港行きのバスに乗りました。２時間３０分程のフライトですが、飛行機が遅れたため、ＤＣの空港からの地下鉄の終電にギリギリかと思いきや、なんと地下鉄が運休。空港で走り回ってなんとか代行バスを見つけられてよかったです。

今回初めてＢＧＧ.ＣＯＮに参加しましたが、色々な方との出会いもあり充実した５日間でした。また機会があれば参加したいです。