この日の高円寺盤遊会は隣りの駅、阿佐ヶ谷で行われました。駅からも近く部屋も大きくて、ゲーム会には向いていると思います。大盛況で多いときには8テーブルほどで遊ばれており、ゲームの選択肢も多く魅力的です。今回はテレストレーション大会にも参加した他、クニツィアの協力ゲーム2種とあまり遊ばれていないカード版のチグリスユーフラテス、さらに懸念だったギャングスターも遊ぶことができ、盛りだくさんの1日となりました。
ギャングスター Gangster
(プレイ時間 65分)
通算3回目のギャングスター。この日はこのゲームの為に早起きをしたようなものです。いまだに面白さがよくわからないのですが、素直にゲームとして勝利を目指すことにしました。初めて遊んだときは海に他のコマを沈めるという印象が強かったので、今回もより高い得点を得るべく草場さんのコマを海に沈めたのですが、草場さんはものともしません。必勝法(?)とやらで勝ってしまいました。そのあとこのゲームの種明かしを話してくれましたが、それでもなんだかよくわからない状況です。腑に落ちないというやつです。きっと草場さんがコメントをしてくれると思うのでそれを楽しみに待つことにします。
結果:草場 136、ダイビキダ 132、自分 125、ジロウ 121、なるお 92
スター トレック エクスペディションズ Star Trek: Expeditions
(説明 25分 プレイ時間 80分)
前日に引き続き、再チャレンジです。この日は中級で遊びました。エンタープライズ号を強化し、修復を覚悟で積極的に攻撃を仕掛けた結果、なんと初めてクリンゴンクルーザーを破壊することに成功。そのあとは順調にエンタープライズを進めて5点の補正点を稼いでの大成功です。次はいよいよ上級に挑戦します。
結果:中級 56(勝利) 15-14-12 & エンタープライズ+5
(ダイビキダ=カーク、すぎやま=マッコイ、なるお=ウフーラ、自分=スポック)
テレストレーション Telestrations
(プレイ時間 1戦目80分、2戦目45分)
今日はテレストレーション大会とのことで、合計で2回遊びました。1戦目は大会ということで8人ほどで3テーブルが立ちました。自分の描いた絵を●山さんはなんとか理解してくれたようで、結構高得点が取れました。後日、テレストレーションの決勝があるとか無いとか。
2戦目は、大会とは関係がなかったようですが、これも大いに楽しみました。写真は、はいばらさんが撮ってくれたものです。リクエストがあれば追加します。
結果
1戦目:きり 19、自分 19、●山 17、はいばら 17、Bluerose 17、ダイビキダ 15、にゃかの 14、ワタリ 13
2戦目:さくや 12、ユリチョフ 12、みずる 11、Tak 11、Rael 11、だだ 10、晴 10、自分 6
チグリス ユーフラテス 王たちの戦い Euphrat & Tigris: Wettstreit der Könige
(説明 20分 プレイ時間 45分)
クロマさん持参のカードゲーム。ジロウさんもクロマさんも本家のボードゲーム版は未プレイなので、説明が難しいかと思いましたが、なんとかゲームのコアとなる部分の船からの定期収入や2種類の戦争を理解してもらえたようです。本家と違う面白さはカードマネージメントの妙で、いくら船を奪っても手札にそのカードが無ければ得点になりません。よって外部戦争がより重要な収入源になるような気がします。もっと評価されても良いゲームだと思うのですが、どうも一般的な評価があまり良くないのが残念です。
結果:クロマ 8-8-9-12、自分 6-7-8-9、ジロウ 5-6-7-8
指輪物語ボードゲーム Lord of the Rings (カプコン版)
(説明 20分 プレイ時間 85分)
ぢ~ぷさん持ち込みのカプコン版の指輪物語です。ルール間違いや曖昧な点が多いのが問題ですが、それでも日本語化されたメリットは大きいですね。自分以外は全員初めてでしたが、さすがに導入ゲームは易しすぎるだろうと思ったので中級のサウロン12からのスタートです。カードを主なリソースとして進んでいくだけなので、初めてでもそれほど難しくないとは思いますが、悪いことは連続して起こることや、それに対して指輪やガンダルフの力をどこで使うかというジレンマがこのゲームの面白さです。途中でさくやサムが自分だけを守るためにライフトークンを集めて回復したりと、友情の絆が危うかったときもありましたが、なんとかモルドールの滅びの山に到着。5人中3人は手札がまったくないという状態でしたが、脱落者も出ずに指輪を破壊することができました。実は、最後にガンダルフを使わずにクロマピピンが犠牲になった方がシールドによる勝利点は高かったのですが、それはまあ良いとしましょう。今度は上級で遊びましょう。
結果:69(勝利)サウロン12の中級
ダイビキダ=フロド、さくや=サム、クロマ=ピピン、ぢ~ぷ=メリー、自分=ボルジャー
草場純
草場です。
ギャングスターは、結局けがわさんのような善人(これは皮肉でも何でもなく、文字どおり)には、向かないのかなあ、と思い始めました。
クロマ
クロマです。
今回は、チグリスユーフラテスと指輪物語をご一緒させていただきました。
チグリスユーフラテスのほうは、評価が低いとの話でしたが、悩みどころもあり、よくまとまっているゲームだと感じました。あと2~3回もやれば、完全にルールが把握できると思いますので、そこでまた印象が変わるかもしれませんが、元になったボードゲームの方も機会があったらやってみたいと思います。
指輪物語のほうですが、最終局面で勝利点の高い勝ち方があったのには気が付きませんでした。最終局面でガンダルフを呼んだのがクロマピピンだったのですが、途中で脱落したプレイヤーの所持していたシールドも得点になるということですかね。
ともあれ、誰かを犠牲にして高いポイントでクリアよりも、低いポイントでもみんな仲良く生き残る道を選択したほうが、なんだか精神的にもよいような気がいたします(笑)
今回も一緒にプレイしてくださり、ありがとうございました。
けがわ
>草場さん
ギャングスターは善人か悪人かを見極めるリトマス紙のようなゲームなのですね。でも草場さんの必勝法を試してみたいです。ふふふ。
>クロマさん
チグリスユーフラテスカードゲームならばいつでも遊びますよ。また持ってきてください。
指輪物語はご指摘の通りです。脱落したプレイヤーのシールドも勝利点に数えます。でも全員で生き延びた方が精神衛生上は良いですね。
草場純
あの純真無垢なけがわさんを、徐々に汚濁の世界へ引き込むようで、私は気が引けます。
ああ、けがわさんのリトマス紙が段々黒くなる…