この日の水曜日の会は、タナカマ＆あっきーさんおすすめで自分は初めての「ルアーブル」と、前日遊んだ「スタートレック」を遊びました。
ル アーブル Le Harve
（説明 １５分 プレイ時間 ２時間４５分）
ローゼンベルグの収穫三部作の二作目。様々な産物を生産・加工し、建物や船を建設して１８ラウンドを通してもっともお金を儲けることを目的とします。ゲーム終了後に自分の建物や船はすべて現金としての資産価値を持つので、これらを効率よく建てることと船による輸出でお金を稼ぐことの両方が大切になってきます。
多彩な産物はそれぞれ原材料と加工品が表裏になっており、魚（薫製）、材木（木炭）、粘土（レンガ）、鉄（鋼鉄）、麦（パン）、牛（牛肉）、石炭（コークス）、毛皮（なめし革）と８種類です。括弧書きものがそれぞれに対応する加工品です。これらは食料となるもの（魚、薫製、パン、牛肉）、エネルギーとなるもの（木炭、石炭、コークス）、加工しても原材料として使えるもの（鉄、レンガ）、船を使って売ると高いもの（鋼鉄、なめし革）、桟橋では手に入らないもの（石炭、毛皮）など色々な属性があります。もちろんローゼンベルグらしく毎ラウンド食料が必要であり、その量もゲーム進行につれてどんどん増えていきます。
ボード中央の運河には７つの特徴的なディスクが並んでいます。これらは手番ごとの補充とラウンド終了を表しているだけで、ボードの他の部分との関わりは全くありません。３人の場合はスタートプレイヤーが３回、他の２人が２回手番（つまり合計７手番）を行うとラウンド終了となりスタートプレイヤーが左隣に移るのです。この部分がディスクになっているのは、ゲームごとに補充の順番を変えて変化を付けさせる為です。運河の脇には桟橋があり、ディスクには手番の最初に桟橋に補充する産物２種類が描かれています。「ルアーブル」のプレイ風景写真をみるたびに、このディスクに船を置く部分がワーカープレイスメントの要素で、隣の桟橋にある産物を取っていくのだと思っていましたが、運河と桟橋は全く関係がないのですね。
手番では、桟橋のどれかの産物１種類（お金を含む）をすべて取るか、自分のコマを場の建物に置いて、そのアクションを実行するかのどちらかです。後者の場合には、お金や食料などのコストがかかることがあり、自分の建物の場合は無料ですが他のプレイヤー所有の建物の場合はそのプレイヤーに支払いが必要になるので、なるべく使われそうな建物を建てるのも大切です。自分がコマを置いた建物は他のプレイヤーは使えないところから、ワーカープレイスメントと言われることもあるようです。
自分の建物を建てるには、公共建物の１つである建築アクションの建物にコマを置きます。建物カードは３つの表向きの列になっており、これらはすべて価値の安い順番に登場します。建物を建てるには特定の産物の組み合わせのコストがかかりますが、その資産価値で建物を買うこともできこの場合はアクションコストはかかりません。
船はラウンドが進むにつれて建設できるようになります。木製、鉄製など４種類もあり、建設すると毎ラウンド定期的に食料が入るほか、産物を輸出することができます。これはゲーム中の貴重な現金収入源です。
タナカマ＆あっきーさんに手ほどきしてもらっての初プレイ。産物の種類は多いのですが、思ったよりもわかりやすく、アグリコラよりもすっきりしたデザインです。さすがに時間は３時間近くかかりましたが、慣れてくれば多少は短くなるかもしれません。あっきーさんが借金を重ねていたので自分も安心して借金をしてしまいましたが、最後には船を使って輸出して現金を稼がなければやはりだめなようですね。タナカマさんは全く借金をしないプレイで２位。いろいろなプレイスタイルが試せそうです。また感覚を忘れないうちに遊びたいです。
結果：あっきー ２３０、タナカマ ２１９、自分 １９８
スター トレック エクスペディションズ Star Trek: Expeditions
（説明 ３０分 プレイ時間 ５５分）
前日に引き続き、２回目のプレイです。前日のルール間違いを踏まえて遊びましたが、このときはほぼ正しいルールで遊べたと思いますが、まだフレーバーテキストに紛れた指示をいくつか見落としていたかもしれません。エンタープライズ号の強化を怠ってしまい、クリンゴンクルーザーとの戦いに一度も勝てずにエンタープライズ号が破壊されてしまいゲームオーバーとなりました。ミッションはそれなりに達成していたのですが、エンタープライズを完全に無視しての勝利は難しそうです。やはりバランスが大切だと痛感しました。次回への課題となりそうです。
結果：敗北（エンタープライズ号撃沈による）
ゆっざー カーク、道化師 マッコイ、あっきー スポック、自分 ウフーラ
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