夕方から一之江ゲーム会にお邪魔してきました。18xxなどの鉄道系ゲームを中心に、いろいろなレガシーゲームなどを楽しめます。途中で少々大きめの余震がありましたが、特に問題はなかったです。
生け花 Ikebana(花火 & 生け花 Hanabi & Ikebana より)
(プレイ時間 65分)
山札からカードを引いてその組み合わせを競うというギャンブル的な要素がありながらも悩ましいゲームです。カードは5色が1-5まで2枚ずつ(ただし1は3枚で5は1枚)とワイルドスートが1-5まで1枚ずつです。ラウンド終了時には各プレイヤーは5枚のカードを得るのですが、この組み合わせで得点が決まります。同数値が2枚以上か、連番の4枚以上が役となりますが、同じカードを重複して役として使うことは出来ません(23445なら4のペアか2-5の連番のどちらか。33344なら3のスリーカードと4のペアどちらも認められる)。基本点は役に関わっているカードの数値合計ですが、連番の4枚だけは合計より2点少なくなります。また5枚が、単色、2色、5色となれば、基本点がそれぞれ4倍、2倍、3倍となります。これらの組み合わせが「生け花」を表しているのです。
全てのカードをよくシャッフルして山札にして、全員に6点ずつ配ったらゲーム開始。手番にはカードを山札からめくるか他人の捨札から買うかのどちらかを選択し、カードを1枚得ます。めくった場合、そのカードでよければ自分の前に表向きにさらすだけです。ただし、めくったカードが嫌ならば捨札とし、勝利点チップを払って引き直します。これは勝利点がある限り何回でも出来ますが、N回目の引き直しにはN点をN人左隣のプレイヤーに払うのです。つまり、最初は1点を左隣に、次は2点を2つ左隣に、というようにです。払う相手が時計回りに動くのですが、もちろん自分は飛ばします。もう一つの選択は他人の捨札から買うことです。捨札はプレイヤーごとに別になっており、それらの一番上のカードは、数値と同じだけの勝利点をそのプレイヤーに支払うことで購入できます。
面白いことに、一度山札からめくると決めたら、もう他人から買うことは出来ません。よって、どのくらいの確率でどのカードなら妥協するのかを良く考えないと、悪運のスパイラルで恐ろしい量の勝利点を使ってしまうことにもなるのです。
こうして全員5枚のカードで「生け花」を完成させたら、それぞれの組み合わせで勝利点を得て、次のラウンドへと進みます。4ラウンド繰り返し、もっとも勝利点を多く得たプレイヤーの勝利です。また最終ラウンンドは得点を倍にするというバリアントもあります(今回は採用)。
到着すると、ちょうどアトグさんが説明をしていたので混ぜてもらいました。最初は6点しかないのでなかなか連続してカードをめくるわけにもいかないのですが、首尾よく5色のストレート(1-5の連番)で45点獲得。これはかなりラッキーでした。ただ、そのあとは勝負所や妥協点を見誤ったのか、悪運のスパイラルで下降線を下ってしまいました。
結果:後藤 204、アトグ 187、まいきぃ 184、自分 118、まべ 78
カテリーナの陰謀 Die Verschwörung des Catilina
推理ゲーム好きのアトグさんのリクエストで、カテリーナの陰謀です。カード30枚だけを使ったシンプルな構成の推理ゲームで、全員に聞くのかと1人に聞くのかを使い分けるのが面白いです。あとから思えば効率が悪い聞き方をしていたこともあり、もうすこし個人に質問しておけば良かったと思いました。まべさんの勝利です。
スパルタクス Spartacus
もうあまり時間がないというので、紹介をかねて競りゲームの一種と思われるスパルタクスをプレイ。1、2、3の低い数字をどのタイミングで使うかが悩ましい良いゲームです。時間の関係で2ディールのみでした。1ディール目にはなんと1度も取れずにマイナスという失態。点数もマイナス20点でした。
結果(2ディールのみ):後藤 185、アトグ 154、まべ 160、まいきぃ 98、自分 12
アトグさんのレポートはここ
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