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震災の２日後は通常通りに列車も走っていました。まんまる、という新しいゲームサークルの旗揚げということなのですが、チャリティーゲーム会とし、旗揚げは来月に延期ということです。



ファミリア Famiglia
（説明　５分　プレイ時間　各３０－３５分）
フリーゼの２人用カードゲームで、最近のお気に入りです。カードの使い方が面白く、ちょっと変わったプレイ感なのが良いです。使ったカードの１枚は自分の場にさらすので、それほどカウンティングをしなくても状態がわかるのも良いですね。０を取れるだけ取ってみたり、最初から１以上を取ってどんどん特殊能力を使ったりと、まだまだ色々な作戦を試しているところです。この日は相手を変えて４回も遊んでしまいました。カードの点数の合計が１７５なので過半数の８８点を取れば必ず勝ちますが、共通の場にカードが残るときはもちろんこれより少なくても勝てるというのを目安にすると良いと思います。

結果
１戦目：自分　１１３、Keroppon　６２
２戦目：自分　８８、Keroppon　８１
３戦目：Hiro　８９、自分　８６
４戦目：自分　８７、ぢ～ぷ　８５



商人 Mercator（古代ローマの新しいゲームより）
（プレイ時間　２０分）
月斎さんと以前遊んだメディチが楽しかったので、今回はその祖先に当たる「メルカトル」を出してみました。主な違いは、競りの方式が同時入札（握り）ということと、６枚まで買えること、そして１ラウンド勝負ということです。最初の持ち金は５０。４人だと上位から３０、２０、１０の収入が入ります。また６枚で５色全て揃っていると１０のボーナス収入です。カードは１ー５０までなので振れ幅が大きいのですが、序盤から８以上のカードの組み合わせが出たりして、かなり高く買われていきました。結局、攻めの姿勢でどんどんと買っていった月斎さんの勝利。

結果：ぢ～ぷ　５９、自分　５３、月斎　５０、みずる　３９



モダンアート Modern Art（北欧版）
（プレイ時間　５０分）
モダンアートといえば競りゲームの傑作の一つだと思いますが、これまで４人か５人でしか遊んだことがありませんでした。「適正は４人以上」「３人では狂った画商というバリアントがあった方が良い」などというレビューやレポートをこれまで読んでいて先入観念があったからです。ところが、数年前に出たスピンオフである競りのない「モダンアートカードゲーム」は３人でも２人でも素晴らしいゲームであり、さらにギークのフォーラムなどで調べると本家モダンアートの３人も悪くなさそうなので、是非一度はと機会をうかがっていたのです。「モダンアート」と「モダンアートカードゲーム」の競りの有無以外の本質的な違いは、自分の手札がほぼ他人のものになるか、あるいは全部自分のものになるか、ということですが、その違いが３人での面白さを削ぐとは思えなかったのです。

今回はバリアントは無しの通常ルールでの３人プレイです。手札は１０枚で６枚ずつ２回追加なので、７０枚中２２枚を見ることになります（つまりウィドウは４枚だけ）。かなり画家の価値をコントロールすることができるし、潰し易いので競り値が低くなりがちで、自分で自分の絵を買うということが何度かありました。その辺りも考えてビッドしていかなければならないというのが新鮮で面白かったです。２ラウンド目まではあまり買いませんでしたが、３ラウンド目では買った３種の画家が全てランクインして、４１０という大量得点での決算。これのおかげで勝つことが出来ました。３人のモダンアートは４－５人と遜色なく面白いという印象です。もう何度か３人で遊んでみたいし、バリアントも試してみたいです。

結果：自分　７２０、どきゅん　５５１、みずる　４４２



指輪物語ボードゲーム Lord of the Rings（新版）
たかりんさんの友人のMさんが協力ゲームはやったことがないというので、時間内に終わりそうな「指輪物語ボードゲーム」の新版を出してみました。ぢ～ぷさんと自分以外は初プレイ。使ったのは持参したファンタジーフライトの新版なので、ボード状のイベントの文字が見ずらかったのは難点だったと思います。中級のサウロン１２から始めましたが、思ったよりも時間がかかってしまい、４６点で途中終了という形になりました。どうもすみませんでした。

結果（サウロン１２から）４６（途中終了）
フロド＝みずる、サム＝ぢ～ぷ、ピピン＝どきゅん、メリー＝Mさん、ボルジャー＝自分



そのあとは近くのファミリーレストランでチャリティーのオークションなどもありました。震災の後ですが、この日はまだ計画停電もなく、皆で集まって平和に遊べたのは幸せなことだと思います。