自分がよく読むボードゲーム関係のブログにCU部のゲームレポートがあります。ゲームの内容がきちんと書かれており、色々と参考にさせてもらっています。CU部のゲーム会は主にクローズドらしいのですが、3ヶ月に1度くらいのペースで交流会というオープンなゲーム会が開かれています。場所が横浜の白楽と近いこともあり、部長のみずきさんに連絡を取って参加させて頂きました。五月雨式に到着した方から適当に始める一般的なゲーム会と異なり、開始時間にみずきさんの始まりの挨拶とともに全員で卓分けをして始まるゲーム会は新鮮でした。
ブレーキングアウエイ Breaking Away
(説明 15分 プレイ時間 70分)
レースゲームの傑作。集団の後ろに付いて移動力を貯め、タイミングよくスパートして、第1、第2スプリントとゴールの3度のチェックポイントで上位8位に入るようにしてポイントを稼いでいきます。非常にシンプルなルールであるのに何と悩ましいのでしょうか。パンサーさんのノリが良く、非常に熱い戦いでした。第1と第2スプリントの得点が思うように取れず、一度も首位を取れなかったのですが、最終ゴールで3位と4位(だったかな)という上位2つを得たのが大きかったです。なんとかぎりぎり勝つことが出来ました。(以前の詳細レビューはここ)
結果:自分 41、しげ 38、パンサー 29、えーす 28、Msy 20
スターウォーズ Star Wars: Attack of the Clones Card Game
(プレイ時間 40分)
続けてフロカティサーカスをアレンジしたリメイクのスターウォーズです。カードの引き運が異常に悪く、なんと3ラウンドを通してトゥルーパーを1枚も得ることが出来ませんでした。こんなことは初めてです。スターウォーズのキャラクターを知らない自分は、アミダラのことを「あみだばばあ」とか「おばさん」などと呼んでいたので、バチが当たったのかもしれません。終盤は接戦となりましたが、スターウォーズファンであるパンサーさんが根性で1点差の1位。(以前の詳細レビューはここ)
結果:パンサー 182、太子 181、テル田 178、坂照 164、自分 128
四匹を探せ Findevier
(プレイ時間 各5ー10分)
前日に引き続き、軽い記憶ゲームの「四匹を探せ」です。ひぐちさんに言われて初めて気が付いたのですが、ゴキブリポーカーと同じデザイナーです。このゲームはやはり得意不得意があるらしく、2ゲーム連続で遊びましたが以下のように順位はほとんど同じでした。次回は、バリアントのギャンブルゲームでも遊んでみたいです。
結果
1戦目:坂照 12、ウサギ 10、テル田 9、自分 6、ひぐち 5
2戦目:坂照 9、ウサギ 9、自分 7、ひぐち 6、テル田 5、じゅん 5
キングスコート King's Court
(プレイ時間 3ディール 15分)
ひぐちさん持参の古いカードゲーム。後で調べるまで知らなかったのですが、キングスコートというゲームは2つあるみたいで、両方とも80年代のゲーム。今回遊んだのはウノに似たストップ系(手札を無くすとあがるというシステム)のカードゲームで、特殊カードが結構多く、派手な展開となります。それほど考えどころのあるゲームではないのですが、80年代の懐かしさを感じ取ることが出来ました。たまにはこういうゲームも良いものですね。
結果:じゅん 62、ひぐち 66、自分 76、テル田 107、坂照 170
ポイズン Poison
(プレイ時間 35分)
次に、カウントアップ系カードゲームの名作、ポイズン。他の3人の方が未プレイだというので出してみました。昨日に引き続き2日連続ですがやはり面白いです。同じカウントアップ系ではノイの100倍は面白いですね。3スートあるのでやはり4人がベストだと思います。3人だと1人1スートで予定調和になりがちだし、5人だと少しランダム要素が大きすぎてしまいます。ということで4人で遊ぶことが出来たのは良かったと思います。坂照さんが強く、3ディール目までトップでしたが最後に逆転勝利をおさめることが出来ました。
結果:自分 15、坂照 19、テル田 25、じゅん 28
ガウス Gauss
ここで隣のテーブルのババンクに誘われたのですが、ババンクはいまひとつ好みではないので遠慮させてもらって、空いていた石塚さんを誘ってカワサキさんのアブストラクトであるガウスを遊びました。スペインのネスターゲームズの新作で、今年のエッセンで購入したばかりなのですが、実際にこのバージョンを遊んだのは初めてです。ネスターゲームズはすべてマウスパッドをつかった軽量なつくりで、スタイリッシュで気に入っています。以前は紙のボードという同人ゲームの様式だったのですが、ネスターに出版を勧めたのは自分なのでそういう意味でも感慨深いゲームです。
プレイヤーは自分の色10個と相手の色5個を持ち、交互にボード上に置いていきます。そのとき置いたコマにたいして磁石のように同色は反発し、異色は引き合います。これをうまく使って自分の色を4つ以上固めると得点になるのです。石塚さんは初めてなのになかなか強く「ロボトリーよりも好みかも」とおっしゃってました。日本で流通していないのが残念です。最後には1点差で負け。
結果:石塚 11、自分 10
チョコレート Scho K.O.
(プレイ時間 10分)
続けて、シュテファンシュピールの新作チョコレートです。2x2のタイルを交互においてゆき、最後に自分の色の最大のエリアが大きい方が勝つというゲームですが、色々と工夫がしてあります。赤い丸が付いたタイルは2層目として上に重ねて置くことができ、これによって盤面ががらりと変わります。また、この赤い丸タイルを1層目としておくと、その上には置くことが出来ないので防御にもなります。タイルも自分の色が1つで相手の色が3つというものもあり、それをいかにうまく使うかも勝敗を分けます。見学していたJAMさんは相当気に入ったみたいで、2戦目を石塚さんと一緒に遊んでいました。
結果:自分 37、石塚 21
フレッシュフィッシュ Frisch Fisch
最後に主催者のみずきさんと一緒に何か遊ぼうということで、持参したフレッシュフィッシュを遊びました。パズルチックで自分は非常に好きなゲームの一つなのですが、時間の関係で途中終了になってしまったのは残念です。もうすこしプレイ時間が短いゲームを選んだ方が良かったなあと少し後悔しましたが、それでも道路建設のルールなど、フレッシュフィッシュの独特の面白さが少しは伝わったと思います。今度はきちんとフルゲームを遊びたいですね。
結果:途中終了(プレイヤー じゅん、パンサー、自分、みずき、双六小僧)
このあとは、希望者で居酒屋に食事とお酒を飲みにいきました。居酒屋はすごく久し振りで、初対面の方ばかりなのに和気あいあいと楽しめました。また機会があれば参加してみたいです。部長のみずきさんを始め、CU部の方々、ありがとうございました。
みずき
先日は当部の交流会にご参加いただきありがとうございました!
CU部交流会はもともとボードゲームを知らない友人向けに開催していたものなので、あのような運営方法になりました。
確かに他のゲーム会とは違うようで気になってはいたのですが、それはそれでうちのカラーが出ていいのかなぁと。
また機会がありましたらぜひぜひご参加くださいませ。
それと、フレッシュフィッシュ、とても面白かったです!あんなにシンプルなのに奥が深いっ。
あと何回かプレイして道路の建設されるタイミングが掴めると、勝ち筋とか戦略とか見えてきそうですね。
次回お会いしたときはガチ勝負できるよう、鍛えておきます!
けがわ
みずきさん、コメントありがとうございます。
CU部の運営方法はきっちりとしていてとても好感が持てました。色々な方と会えて楽しいひとときが過ごせました。フレッシュフィッシュは一癖も二癖もありますが、やりがいのあるゲームだと思います。また色々一緒に遊びたいですね。今度はTGFでCU部の皆さんにお会いできるのを楽しみにしています。