日曜にローラの家でゲーム会。彼女の友人のヘザーとティムと4人で、暑い中色々と遊びました。ずっと遊んでみたかったギャラクシーとラッカーを遊べたのが良かったです。なるほどこういうゲームだったのか。
ギャラクシー トラッカー Galaxy Trucker
(説明 15分 プレイ時間 2時間10分)
手作業で組み立てたへっぽこ宇宙船でアクシデント満載の宇宙旅行する。こんなB級SFのような楽しいテーマのゲームがギャラクシートラッカーです。色々なところのレビューを読んで一度は遊んでみたかったのですが、ヘザーが持参してくれました。全部で3ラウンドあり、各ラウンドは前半のリアルタイムで進む宇宙船建築と後半のカードのめくりで進行する宇宙旅行に分かれています。
前半の宇宙船建築は、このゲームのユニークな部分です。部品となるタイルを全て裏向きにして場に散らし、全員同時にそれらのタイルをめくっては必要ならば自分の宇宙船に足し、いらなければそのまま場に残すということをリアルタイムで行います。部品にはエンジン、武器、燃料、倉庫、盾、など様々な種類があり、まずはそれを一通り把握しなければなりません。どうもエクスパンションのタイルも混ざっているようで、やたらと種類が多く把握するのが大変でした。制限時間は最初に完成させたプレイヤーから1分後まで。
後半はデッキからカードをめくりその指示に従います。隕石が飛んで来て宇宙船にダメージを与えたり、積み荷を積むことができたりと内容は様々です。ダメージが急所に当たると、宇宙船は真っ二つになって一部分を失うことになります。このあたりがパロディ的で面白いですね。状況を楽しむという意味でロボラリーなどと通じるものがあります。
パズル的なゲームは結構好きなので宇宙船を組み立てる部分は結構楽しめました。全く用を成さない部品は連結を強くし使い勝手が良いなど、良くできています。1ラウンド目ではどの部品が何の役割をするのかも分からず、かなり滅茶苦茶に繋げていましたが、大体の部品の役割が分かった2ラウンド目からは武器は前に、エンジンは後ろに、なるべく弱点を作らないように連結させていきました。これが功を奏して攻撃されても結構持ちこたえて2、3ラウンド目でトップ。宇宙旅行の部分はちょっとカードのバラエティがあり過ぎて解読するのが煩わしい部分もありましたが、雰囲気は出ていて面白かったです。ただ2時間越えは長い!
結果:自分 66、ローラ 34、ヘザー 32、ティム 23
ケルト カード Keltis: Das Kartenspiel
(プレイ時間 20分)
長距離宇宙旅行を終えての一服ということで、ローラのリクエストでケルトカード。4人で遊ぶのは久し振りです。手札の関係でペアが全然無く、願いの石は一つも取れませんでした。その分9枚の列(10点)を作ろうと頑張りましたが、4人では難しいです。逆にペアを連続して出し、なんと7つも願いの石を取ったティム。残りの願いの石はヘザーとローラが1つずつ取ってしまいました。ティムの7つというのはすこしやりすぎですが、でも願いの石は少しは取らないと勝ちきるのは難しいと言えそうです。でも4人だったら普通のケルトかそれプラス拡張ボードかなあ。
結果:ヘザー 20、ローラ 20、ティム 17、自分 15
ボードゲームギーク ゲーム The BoardGameGeek Game
(1時間40分)
漸く2回目のプレイ。再びハンスイムグリュックを担当しました。6ラウンドで18ゲームしか購入できないので、全18ゲームを集めるのは大変です。みなやはり各ゲームを高く売るように1のゲームなら2の店、2のゲームなら3の店、などと置いていくのが定石になっています。もちろん同じ番号や低い番号に置くこともできるのですが、その積極的な理由が無いのが問題なのです。よって終始1の店にはゲームが全く置かれず、6の店は大繁盛でした。まあ買う方は無料なので当たり前ですよね。ためしにアメンラーを一気に全部店に並べたりしましたが(写真)逆に安くなってから買えば良いじゃんと足下を見られてしまいました。
それでもかなりバッティングして、結局同じゲームを3セットくらいも買うことになってしまいました。これを転売できたりするルールがあると面白いのですがねえ。ローラは首尾よく5セットも集めてダントツ1位。
まあ悪くはないのですが、突出するところも無いゲームだと思います。テーマは好きなのでそのあたりは残念です。ギークやイーベイで見ていると、ボードゲームは最初は定価、そのうちだんだん投げ売りになって価格が下がり、絶版になります。するとあるとき突然、値段が跳ね上がり、そこからはレア度によってあがったりさがったりを再販がでるまで(出てもなお?)繰り返すという感じだと思います。こういう価格変化と入手の容易さ/困難さをうまく捉えた経済ゲームがあれば面白いのになあと思います。
ちなみに登場するゲームと会社は以下の通りです。ゲームは全てタイル数値で1から6までの順番です。
ハンスイムグリュック(黄色)
サンクトペテルスブルク、カルカソンヌ、ストーンエイジ、アメンラー、ゴア、エルグランデ
クイーンゲームズ(青)
メトロ、モンテゴベイ、シカゴエクスプレス、アルハンブラ、テーベの東、将軍
エガートシュピーレ(オレンジ)
ハンブルグム、シャーウッドの森、古代、城の守り、キューバ、インペリアル
イスタリ(赤)
メトロポリィス、シラ、アミティス、イスファハン、ボンベイ、ケイラス
トゥリーフロッグ(緑)
アフターザフロッド、オートモービル、ティナーズトレイル、帝国の闘争、ブラス、蒸気の時代
R&Dゲームズ(紫)
モルゲンランドカードゲーム、ファウルプレイ!、キーハーベスト、ボードゲームギークゲーム、キーセドラル、リーフエンカウンター
以前のレポートでTBGGG(ザボードゲームギークゲーム)ゲーマー度というのを書きましたが、みなさんは36ゲーム中どのくらい持っているのでしょうか?
結果:ローラ(R&D)155、自分(ハンスイムグリュック)133、ティム(クイーン)121、ヘザー(トゥリーフロッグ)100
コンテナ Container
(プレイ時間 45分)
ヘザーとティムが好きなコンテナ。ローラは最初に遊んだ時に借金スパイラルを経験して以来、このゲームを避けていたそうですが、このメンバーならまた好きになるかもしれないと遊んでくれました。自分にとって価値が2のコンテナを自分だけが生産する状態で、他の色は2人で生産しているのでかなり市場に出るのですが、1人だけだとそうはいきません。よって4と10の価値のコンテナを中心に集めていきました。競りの相場は低く、これでは売って儲けはあまりないと思い積極的に競り落とします。
終わってみれば借金も一度も無く、ショートゲームとはいえ、なんと45分で終了という非常に短時間なコンテナでした。
結果:ヘザー 86(コンテナ78+現金8)、ティム 80(36+44)、自分 72(50+22)、ローラ 61(10+51)
ダブル オア ナッシング Doble or Nothing
(プレイ時間 各10-15分)
後少しだけ時間があると言うヘザーとティムを誘ってダブルオアナッシングです。チーキーモンキーが好きなティムなのでダブルオアナッシングも悪くないんじゃないかと思って出してみました。やはり1度目が終わると「もう一回」となって結局2回プレイ。
結果
1ゲーム目:自分 54、ローラ 53、ヘザー 49、ティム 40
2ゲーム目:ローラ 53、ヘザー 50、ティム 26、自分 25
カルカソンヌ ディ ブルグ Carcassonne: Die Burg
ここでローラと2人になったのでディブルグをやろうということになりました。ローラが一番好きな2人用ゲームだというだけあって、かなり手強いです。いろいろと考えてプレイしたのですが経験の差には勝てずに2戦2敗。両ゲームとも接戦で非常に楽しめました。やはりカルカソンヌファミリー中でのベストですね。
結果
1ゲーム目:ローラ 75、自分 69
2ゲーム目:ローラ 104、自分 98
クメル Khmer
最後に賽苑のクメルで6点マッチ。スピーディーで結構好きなタイプのゲームです。6を場にプレイすると手札と場札の差が一気に12も変わるので6は勝負時まで捨てずに取っておく方が良いような気がします。
結果:自分 6、ローラ 2
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