2007年に最も遊んだゲーム

2007年は、個人的にゲームへの情熱が冷めてしまった時期です。ゲーム会のたびに1度しかプレイしないであろう新しいゲームのルールを覚えるのが苦痛になってきたことが一番の原因です。折しもリプレイ(やり込み)/ノンリプレイ(一見)が丁度議論になっていますが、自分がやり込みタイプなのかなあと認識し始めたのはこの頃の経験が大きいと思います。ゲーム会に行かない時期が長かったので、近しい友人や普段ゲームをやらない人とのゲームが中心でした。 統計を見ると、2007年は118種類のゲームを延べ339回遊びました。減少傾向にあり、前年(2006年)の184種類、延べ556回に比べて、かなり減っています。特に2月はプレイ数0でした。

2007年の SdJ であるズーロレットは2回だけのプレイ。他のノミネート作品ではイスハファンを1回だけです。DSP の大聖堂は2009年現在も未プレイです。



1.ブルームーン Blue Moon 31回(前年1位:36回)

BlueMoonCards.jpg2年連続1位です。ブルームーンだけは友人のチャーリーに誘われてコンスタントにプレイ。5点先取なので「水晶を取り戻せ!」についてくるガラス玉をクリスタルの代わりにして点数を付けてました。全ての組み合わせを試そうとリーグ戦の表を作ったのですが、まだ全ての組み合わせを試していないです。




2.ハイパーロボット Rasende Roboter 12回(前年2回)

RasendeRoboter.jpg振り返ると、2000年から2002年にかけて非常に沢山遊んだゲームです。そのころにはとても及びませんが、パズル好きの友人とコンスタントにプレイ。パズルの早解きという分野では最高峰だと思います。




3.アベカエサル Ave Caesar(キュージェット Q-Jet1回を含む) 11回(前年0回)

AveCaesarBoxArt.jpg日本でアベカエサルがキュージェットとしてリメイクされたのは2004年。テーマとしてはアベカエサルが好みなのですが、キュージェットのコンパクト近未来な感じも悪くないです。シンプルなルールながらレースゲームのトップ5に入る傑作。次の2つのバリアントを採用しています。まず、開始時にデッキの最後1枚を見て、6だったらリシャッフルします。これは、最後が6だと致命的になるのを防ぐのと、最後のカードを知ることで戦略が生まれるのが理由です。もうひとつは、ブロックされて、または先頭で手札がすべて6で進めない時には手札を公開します。これは、進めてもあえてパスをするというリボーグ行為を防ぐ為です。




4.指輪物語 ボードゲーム Der Herr der Ringe(うちサウロン拡張4回)10回 (前年11位:12回)

LordOfTheRingsSauron.JPGこの年はサウロン拡張を何度か遊びました。またノンゲーマーでも指輪物語が好きな方だと興味を持ってくれます。そういうのもまた楽しいものです。指輪の原作に無知な自分でもゲームは十分楽しめます。いまでも協力ゲームの傑作だと思っています。




5.クルクルケッコー Looping Louie 9回(前年8位:15回)

LoopingLouieBox.jpgこれもトップ20常連のゲーム。アクションゲームの力、恐るべし。元の箱が大きいので、写真のように靴箱に入れており、友人などのリクエストで持ち込むことも多いゲームのひとつです。




5.海賊 Pirat(略奪 Loot 2回を含む)9回(未プレイ)

PiratCards.jpg1992年の古いゲームですが、それから15年後のこの年に初めてプレイしました。ウォルドーフでリメイク版の略奪(ルート)をプレイしたのが最初で、そのあと初版の海賊を何度か遊びました。初版の絵柄(写真)の方がほのぼのした感じがして好みです。パートナーシップ(ペア)戦も何度か遊びましたが、結構熱くなって面白いです。パートナー同士が隣に座って、2連続手番になるというのがちょっと変わっています。




7.アールエコ R-Eco 8回 (前年5回)

RECO.jpgカワサキファクトリーの大傑作。まだまだ遊んでいます。写真はグランペール版。コンパクトなので持ち運びには便利です。




7.カタンの開拓 Die Siedler von Catan(5、6人拡張1回 、アトランティス1回を含む) 8回 (前年9位:14回)

CatanBoxes.jpgやはりトップ10入りしてしまったカタンの開拓。ノンゲーマーでも持っている人が多いのでプレイ機会が結構あります。2004年から2006年は44回、37回、14回と回数が落ちてついにプレイ回数は一桁台になってしまいました。アトランティスは帰国時に教えて頂いた拡張です。




7.王と枢機卿 Kardinal & König(バチカン宮殿2回を含む)8回 (前年1回)

848_4845-s.JPG2004年、05年、06年にそれぞれ11回、6回、1回遊んでいます。04年の16位以来の再ベスト20入りで、初のベスト10入りです。3人ゲームの名作ですが、4人も悪くないです。バチカン宮殿を入れて遊んだのはこの年が初めて。この拡張はチャイナには含まれているようですが、まあ入れても入れなくてもどちらでも良いような拡張でした。




10.カテナ Catena 7回 (未プレイ)

Catena2.jpgクニツィアのかなり知られざるゲームでこの年が初プレイ。プロリグノからの4つのシリーズでは唯一運の要素があるゲーム。シンプルな同時アクションですが勝負どころの見極めが大事なゲームです。




11位から20位までは以下の通り。

11.コロレット Coloretto 6回(前年1回)
シャハトのカードゲームの傑作。ズーロレットが出たにもかかわらず、コロレットのプレイ回数の方が多いですね。

11.碁 Go 6回(前年3位:25回)
前年程ではないものの、同居人との碁は続きます。

11.クオバディス Quo Vadis? 6回(前年0回)
システマチックな交渉ゲーム。約束をどこまで守るかのルールが明白なので、後腐れも少なく楽しめる。5人専用。

11.チグリスユーフラテス Euphrat & Tigris 6回(前年2回)
この年あたりからチグユーを再び遊び始めました。

11.頭脳絶好調 Einfach Genial(ミニ3回を含む)6回(前年13位:11回)
これもコンスタントにプレイしてます。クニツィアの多人数アブストラクト(完全情報ではないが)の傑作。

16.ラー Ra 5回(前年3回)
この年に一番プレイした競りゲームですね。

16.数独マスター Sudoku - Duell der Meister 5回(未プレイ)
クニツィアが色々作っている数独シリーズではこれが一番面白いと思います。

16.トラックス Trax 5回(前年0回)
2004年にプレイ頻度8位になったゲームです。手軽でたまに遊びたくなる良質のアブストラクト。

19.エクストラ Exxtra 4回(前年1回)
一番遊んだダイスゲーム。

19.指輪物語二つの塔カードゲーム Der Herr der Ringe: die Zwei Türme das Kartenspiel 4回 (未プレイ)
クニツィアの隠れた名作? 2002年のゲームですが、この年初めて遊びました。カードの集め方と出し方にジレンマ満載のゲーム。

19.ハイソサエティ High Society 4回(前年5位:16回)
プレイ頻度は5位から19位に転落。手軽な競りゲームです。

19.カッツェンジャマーブルース Katzenjammer Blues 4回 (前年0回)
猫の絵が可愛いけど、ゲームは悩ましいです。

19.ゲシェンク 4回 (前年1回)
ムガルの方が好みだけど、ゲシェンクの方が早く終わるしシンプルです。

19.プエルトリコ 4回 (前年5回) 
まだ当時はギーク第1位の王者でした。

19.ピノクル 4回 (前年0回)
同居人の家族と数回。マストトランプ、マストクライムの楽しいパートナーシップトリックテイク。

19.トレンディー(クレイジーダービー4回)4回 (前年1回)
手軽なトレンディーですが、この年はクレイジーダービーを数回だけ。

19.テンプラス 4回 (未プレイ)
カワサキファクトリーからの3ゲームセット。やったのはサムズ10という2人用の盤を使ったゲーム。

19.サバイブ! 4回 (前年0回)
ジャックが何度か持参した古いアメリカのゲームだが、思いのほか良く出来ている。掘り出し物。

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