少々古いですが、ほぼ書き上げていたので掲載します。
今回のDCゲーマーズはショーンの家で、テーマはクニツィアのゲーム。結果的にはすべてクニツィアのみ、となってしまいました。クニツィアセンテージ Kniziacentage (ゲーム会でのクニツィアの割合)という言葉を勝手に作って使っているのですが、今回のクニツィアセンテージは100%です。バレンタインディなので、少々ワインを片手にプレイ。
メディチ Medici
(プレイ時間 45分)
ホストのショーンのリクエストで手始めにメディチ。初期のアミーゴ版です。一周の競りゲームの古典と言っても良いと思います。3人から6人のどの人数でも楽しめる良いゲームです(6人だとすべてのカードを使うので最後には計算ずくになりやすいのが欠点)。自分以外は全員初プレイ。ローラがカリッサに安く譲ってしまいゲームバランスが少々崩れた感がありますが、それにしてもカード合計ではいつも最下位だったのがたたって振るいませんでした。
(ゲームの概要はここ)
結果:ローラ 138、カリッサ 112、自分 104、ショーン 99
チグリスユーフラテス 新版 Euphrat & Tigris
(プレイ時間 75分)
先週に何と1日で4回もプレイしたほど最近はまっているゲームです。今回は新版であるペガサス版を使用ですが、クラシックマップを使い特殊建物は使いませんでした。よって内容としては旧版と同じです。ショーンは初めてなので、丁寧にインストをしてプレイ。あとでアンチュマンが来たら4人プレイをする予定です(後述)。ローラは自分のリーダーを赤のタイルで囲み鉄壁の防御態勢を計ります。そこを何とかかいくぐって1位。
結果:自分 15、ローラ 14、ショーン 13
ブルームーンシティ Blue Moon City
(プレイ時間 1時間)
特殊カードによって進められていくと言う新しいタイプのクニツィアゲーム。ローラが持参したファンタジーフライト版で、ドイツ語版(コスモス)とはボックスデザインが違います。どうしてアメリカ版はセンスが良くないのでしょうかね。ドイツ版の方が必ずと言っていいほどセンスが良いです。といってもこれは個人の好みだと思いますが。(ブルームーンや砂漠を越えて、モダンアート、チグリスユーフラテス、クオヴァディス、アイムザボスなど)
8つの種族の特殊能力の使い方はそれほど難しくないので、初めてでもそれほど敷居は高くなく進められます。15あるドラゴンの鱗がすべてプレイヤー間に行き渡ると決算が起こります。鱗の数が1位のプレイヤーはクリスタル6つ、鱗が3以上のプレイヤーはクリスタルが3つもらえます。今回はドラゴンの鱗がどのようにプレイヤー間に行き渡るのかに注意して、できるだけ効率的にクリスタルに変換するようにしました。少なくとも3つは集めて、クリスタルに変換した方が良いです。オベリスクで7点のところには一つも置けず出遅れましたが、後半挽回して勝利。
(ゲームの概要はここ)
結果;自分 4、カリッサ 3、ショーン 2、ローラ 1
ののの・・・脳ミソくれ~! Mmm...Brains!
(プレイ時間 15分)
ここでショーンが作ったチリとコーンブレッドの夕食(Mmm...Food!)。食べながらダイスゲームでも、と思い、まだ未プレイだった脳みそくれ~をエントリー。ゲームは前半と後半に分かれていて、前半でなるべくたくさんの脳みそを得るようにし、後半では人からなるべくたくさんの脳みそを捨てさせるようにします。5個のサイコロは数字が1から5、でも6は無くて代わりに脳みそが描かれています。数字はどの面も異なる5色で、5個のサイコロを合わせて各色各数字ある事になります。手番には振ったサイコロから単色での数値を合計を出して、それを脳みその数で掛けます(脳みそが無いときは1と考える)。その値を前半では場から得て、後半ではその色に対応するプレイヤーから捨てさせます。振り直しは2回までで、どのサイコロを残すか、などの制限は全くありません。ヘックメックやエクストラを期待すると肩すかしを食らいます。なんかクニツィアがチーパスゲームを出したのかな?と思わせるようなゲームで、考えどころも殆どないゲーム。短時間で終わるのが長所かも。Mmm... Knizia!
結果:ローラ(勝利)、自分、カリッサ、ショーン
交易王 海の英雄 Handelsfürsten - Herren der Meere
(プレイ時間 20分)
ショーンのリクエストで交易王。このところ一番好きなカードゲームです。今回は最初の2、3巡は全員カードを溜め込むと言う展開。そして得点の時には一気に4枚から5枚、時には6枚全部一色になると言う大量得点法。この方法だと思ったより各自の点数が伸びません。僕は船を4隻にしましたが、あまり意味は無かったです。最初の方からある程度得点した方が点数が伸びるのかな。奥の深いゲームです。
(ゲームの概要はここ)
結果:カリッサ 33、ローラ 28、ショーン 21、自分 18
チグリスユーフラテス 新版 Euphrat & Tigris
(プレイ時間75分)
そして今日2回目のチグリス。4人プレイでペガサスの新マップです。ただし新建物は使いませんでした(新建物も面白いですよ)。新マップを使うのはこれで3度目くらい。以前はマップが変わったくらいでゲームがそんなに変わるのか?と懐疑的でしたが、これがかなり変わります。まず、宝物が10から14に増えた事。初期配置の赤いタイル同士の距離が近いので、すぐに戦争が起きてしまいます。戦闘までに時間があった旧マップを将棋とすれば、新マップはチェスのようです、って例えがあまりうまくないですが。一番の経験者であるアンチュマンを徹底的にマーク。彼は宝石を必ず沢山取りにくるので、それを防ぐ為に緑のリーダーを彼が繋ごうとしている宝石の赤タイルの隣に配置します。困った事に殆ど緑のタイルを引かず、ゲームを通して3枚くらい。よって殆ど宝石が取れずに苦戦しました。モニュメントは3つ建てられたのですが、ショーンは一時期4色すべてのモニュメントを支配するという状態になり、これが原因で勝利。
結果:ショーン 9-11-11-12、アンチュマン 9-9-9-11、自分 8-8-9-13、ローラ 7-8-9-11
アタック Attacke
タージマハルのカードゲームだよ、と言うと興味を持つローラ。彼女曰くタージマハルは好きではないが、あのカードの駆け引きは好きだとの事。以前狂ったように遊んだこのゲームには良い思い出があります。ショーンは、このゲームは所詮運のゲームだ、ということであまり気に入らなかったようですが。でも勝ったのはショーンです。
(ゲームの概要はここ)
ラインレンダー Rheinländer
(プレイ時間 45分)
フェイス2フェイスからの新版。以前のハスブロ版と比べるとマップ構成が多少異なります。一番大きな変化は、13、14と28、29のマス目が隣接している事でしょう。ほかには城や都市を置く場所に多少の変更があります。このレポートを書く際、以前の自分のレポートを見て気がついたのですが、過去2回のレポートではアタックとラインレンダーは必ず同時にプレイされています。今回が3回目。何にせよ不思議な現象ではあります。ともかく久し振りのラインレンダー。フェイス2フェイスからの新版はコマも木製となり、マップも見やすくてなかなか格好良いです。大僧正もカードではなくこけしのような大きなコマになりました。自分の公国を伸ばしてもさしてメリットは無いので、ひたすらたくさんの公国を統治する事を目指します。大僧正の使いどころは未だに良く分かりませんが、もう少し続けて遊びたいゲームではあります。
(ゲームの概要はここ)
結果:自分 42、ショーン 33、ローラ 32、アンチュマン 28
アメンラー Amun-Re
(プレイ時間 2時間10分)
ここでカリッサが再び加わり5人でアメンラーを遊ぶ事に。このゲーム、普段なら1時間から1時間半で終わるのですが、なぜか2時間を越える展開になりました。自分はかなり酔っぱらっていたので、30分くらいにしか感じず、楽しめました。
(概要はここ)
結果:ローラ 43、ショーン 42、自分 38、アンチュマン 25、カリッサ 21
砂漠を越えて Durch die Wüste / Through the Desert
(プレイ時間 各30分)
最後に3人で砂漠を越えてを2ゲーム。持ち運びに便利な小型のファンタジーフライト版です。夜も遅かったのであまり覚えていないのですが、このゲームは得意不得意がはっきり出るゲームだと思います。難しい。
(ゲームの概要はここ)
結果:
1ゲーム目:ショーン 90、自分 71、アンチュマン 67
2ゲーム目:ショーン 94、アンチュマン 86、自分 80
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