ニューヨークゲーム会 2006.01.06

FrischFischF.JPG東海岸を旅行中に立ち寄ったニューヨークで、2年半振りにリチャードと一緒にゲームをしました。3年ほど前にボードゲームギーク経由でフレッシュフィッシュ初版(写真)を彼から購入したのがきっかけ。その時は2ヶ月以上に渡ってメールや電話で交渉。この交渉自体が複雑なゲームに思えてくるほどでした。結局、彼の希望するゲームをファンアゲインから買って彼の仕事場(自宅ではないところがポイント)に送るというのが最終的な条件となり、フレッシュフィッシュは無事に送られてきました。その数ヶ月後たまたまニューヨークに行く機会があり、それなら一緒に遊ぼうと誘われて、彼の自宅で朝から晩まで3日間遊んだ記憶があります。

あれから2年半、彼はニューヨークのマンハッタン、ミッドタウンにある職場で毎週金曜の夜にゲーム会を開いているとのこと。丁度金曜の夜はニューヨーク近辺にいたので、事前に連絡を取って参加させてもらうことになりました。総勢6人でしたが、非常に愉快なグループで、やっぱりゲーム会というのは良い仲間を持つことが大切だと感じました。参加者のなかにはかなり遠方から来ている方もいて、ロングアイランドやニュージャージー州プリンストン、コネチカット州ニューヘブンなど隣の州からの参加者もいました。



スクエア オン セール Square On Sale
(説明 10分 プレイ時間 55分)
SquareOnSale.JPGヒポダイスコンテストの優勝作品だと言うと早速皆興味を持ったようです。人数が集まるまでリチャード、ジャン、ラリーと僕の4人でプレイ。一回だけでは分かりにくいゲームなのですが、同時多発のビッドとその処理の時差を楽しむというユニークさは楽しんでいただけたようです。



ターフマスター Turf Master
(説明 25分 プレイ時間 2時間15分)
TurfMaster2.JPG今回のメインはこのゲーム。リチャード持込みのデラックス版です。馬の一つ一つがハンドペイントされているという素晴らしいコンポーネント。なんでもレースゲームはこのグループでは人気があり、メンバーの中にはレースゲームを自作中の方もいました。ターフマスターも6人中3人はプレイ経験ありです。せっかくだからという事で障害物入りで試してみました。

3レース中、4枚のジョーカーを必要以上に出し渋って2レース目で遅れてしまったのが悔やまれます。ジャンが第1、第3レースでトップと3位をとり70点。あと4人が60点という接戦で最後まで楽しめました。障害物は良いアクセントになっているのであった方が良いと思います。唯一のネックはプレイ時間で、以前はレースゲームで1時間半から2時間はつらいよなあと思っていましたが、今回は初めから長時間レースゲームという心構えでプレイしたので、リラックスして楽しめました。

結果:ジャン 70、リチャード 60、デイブ 60、ラリー 60、自分 60、マイク 20



バベルの塔 Der Turmbau zu Babel
TowerOfBabel2.JPGここで3人ずつ2グループに別れてマンモスの谷とバベルの塔に。僕はリチャードとラリーと3人で持参したバベルの塔をプレイすることになりました。個人的には2005年のベストゲームであり、クニツィアが好きなリチャードにプレイしてもらおうと思って持ってきたのですが、予想通り気に入ってくれました。ラリーはなかなか予想を裏切るビッドをしてくるので難しい。考えどころもたっぷりで、1時間かかりましたが充実したゲームでした。

結果:ラリー 94、自分 89、リチャード 82



フリント船長の財宝 Der Schatz des Käpt'n Flint
DerSchatzdesKaept'nFlint.JPG最後に3人でフリント船長の財宝。子供ゲームと馬鹿にしてはいけません。カードのプロットの仕方、フリント船長とベンガンの動きなど簡単なようで考えどころが結構あります。3人だとカードが尽きて終わることが多いので、とくに船長とベンガンの動きは予想が難しいです。ライトなクニツィアが好きなリチャードは、やはりこれも気に入ったようで、バベルの塔とともに購入決定とのこと。持ってきた甲斐がありますね。



メインのターフマスターを始め、たっぷりと6時間楽しみました。ギークIDの交換などしてから、ニューヨークでの再会を約束して旅を続けました。

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