年を越してしまいましたが、12月のウォルドーフゲーム会のレポートです。主催者ピートの子供(キャメロン、ノア)とハリーの子供(ジョサイア)も参加となり子供ゲームを中心に楽しく遊びました。丁度クルマが故障していたので、地下鉄の駅まで送り迎えしてくれたハリーには感謝です。
水晶を取り戻せ!Mago Magino
(説明 10分 プレイ時間 20分)
クニツィアのあまり得意でない分野といわれる子供ゲームですが、この水晶を取り戻せはコンポーネントも可愛らしくかつ機能的で、ゲームとしても良く出来ています。プレイヤーは男の子と女の子の2つのコマで水晶を3つ取り戻すことを目指します。基本的には双六なのですが、1が出るとルーレット上の魔女がくるくると周り、魔女に指された子供は蛙にされてしまいます。これがなかなかエキサイティングで子供には大うけ。コースも森の中を通るリスクのある道と平原と2通りあり、また魔法使いを動かして魔法を解くことも出来るなど、細かいところもわかりやすく良く出来ています。大人同士でもドラダなどをプレイする感覚で楽しめると思います。
結果:キャメロン
インフェルノ Inferno
(説明 2分 プレイ時間 30分)
ここでもうひとつクニツィアのカードゲーム。ピアトニックからのあまり知られていない作品ですが新作です。カードはすべてマイナス点。カードを取らないようにするのが目的ですが赤のカードは特にマイナス点が高いのです。リードするプレイヤーは色と数字を宣言します。例えば「緑の3」というように。そのあとのプレイヤーは緑のカードか3のカードを出さなければなりません。これが何巡も続きます。出せなければすべてのカードを引き取ることになります。自分のあまり持っていないものを言われたときは早めに引き取るのが得策。そのあたりに微妙なジレンマがありますが、あとひとひねりくらいあってもいいのでは?とおもいました。規定どおり人数分のラウンドをプレイして、マイナス点の一番少ないジョサイアの勝利。
結果:ジョサイア 36、キャメロン 78、自分 79、ノア 123、ピート 123
シタデル Citadels
(説明 10分 プレイ時間 1時間)
ここでルークも到着し、操り人形のアメリカ版、シタデルを6人でプレイ。といっても追加キャラクターは使わなかったのでゲーム内容は操り人形と同じです。なおピートが買ったときにサービスでゲームサープラスがドイツ版のコインをつけてくれたそうです。よって、カードのテキストは英語だけど、コインは紙製でなく、プラスチックのコインでプレイしました。やはりこのコインは質感が良いですね。あまりにも有名な操り人形、買ったときはそれなりにプレイしたのですが、ダウンタイムが長いことや特殊能力の煩雑さ、それに何度か暗殺されるとかなり苦しいことなどもあって、最近はすっかりご無沙汰していました。でも久し振りにプレイするとなかなか楽しめました。みんな暗殺を恐れてか王様を選ばず、僕は王様の左隣だったので終始有利な状況でした。なお短縮のため建物7個で終了としました。
結果:自分 27、ジョサイア 23、ピート 21、ノア 17、キャメロン 16、ルーク 11
ツインズ Twins
(プレイ時間 10-25分)
他に何か6人で出来るものはないか?ということでツインズ。僕以外はみな初プレイです。ポーカー同様のギャンブルゲームなのですが、4ラウンドにメリハリがあって収束も早いので最近気に入ってます。ピートはかなり気に入ったようで、4人でもう1ゲームプレイ。ルークはギャンブルに強いのか2ゲームとも勝ってしまいました。
結果
1ゲーム目: ルーク 34、キャメロン 21、自分 10、ピート 4、ジョサイア 3、キャメロン 2、ノア 破産
2ゲーム目: ルーク 28、ジョサイア 13、自分 7、ピート 破産
バベルの塔 Der Turmbau zu Babel
(説明 15分 プレイ時間 40-45分)
ここでグループをわけて僕はルーク、ジョサイアとバベルの塔をプレイ。最近は特殊カード(裏が水色のカード)は無しでプレイしています。ただでさえ不思議を完成させるのは強力だとおもうので特殊カードはいらないと思うのです。あと説明も楽になりますしね。2人とも初めてですが、飲み込みは早かったです。特にジョサイアはまだ10歳くらいなのに、さすがゲーマーハリーの息子。どのゲームでも大人同等に戦います。バベルの塔はDCゲーマーズなのでは評判があまり良くないのですが、ここウォルドーフでは評判が良いのでいつも持ってきてしまいます。今回も2人とも気に入ってくれて、さらにもう1度プレイしてしまいました。
結果:
1ゲーム目: ルーク 91、自分 64、ジョサイア 63
2ゲーム目: 自分 117、ジョサイア 99、ルーク 51
ヘックメック Heckmeck am Bratwurmeck
(説明 5分 プレイ時間 10-20分)
最後はクニツィアの隠れた名作となるであろう、ヘックメックです。やはり3人くらいが一番面白いですね。携帯性も高いし、近年のダイスゲームとしてはかなり良く出来ていると思います。続けて3ゲームもプレイしてしまいました。
結果
1ゲーム目: ジョサイア 9、自分 8、ルーク 4
2ゲーム目: ルーク 13、自分 8、ジョサイア 1
3ゲーム目: 自分 10、ジョサイア 6、ルーク 3
このあとハリーに送ってもらって夜中の地下鉄で帰宅。地下鉄が金曜と土曜の夜は3時まで運行というのはありがたいですね。
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