先日、ネズミのすばしっこさ(Ratten Scharf)を遊びました。ネズミのすばしっこさはクイーンから新しく発売された小箱シリーズの一つで、ミハエル・シャハトのジャンク・タイルゲームのリメイクです。ジャンク・タイルゲームは元々、シュピーレ アオス ティンブクトゥのウェブサイトからフリーで配布されている自作ゲームの一つです。Table Games in the Worldにルールの和訳が掲載されています。今回は英語ルールが見つからなかったので、ジャンク・タイルゲームのルールで遊んでみたのですが、ドイツ語の原文をくわしく見てみると、かなりのルール変更がされていることがわかりました。以下がルールの変更点です。
- ネズミのすばしっこさではタイルを配置した際に毎回得点計算する。最後に全体の得点計算を行う。
- 得点の計算方法が商品2個そろっていると1点、商品が3個以上そろっている場合は2点になった。
- 得点の記録はコインで行う。黄色コイン=2点、グレーコイン=1点
- 自分の色のネズミが隠れていない状態で3匹表向きになった場合、そのプレイヤーが即負けます。
結構ルールが変わっていますね。もちろんジャンク・タイルゲームのルールで遊ぶこともできます。ネズミのすばしっこさのおもしろさはある程度タイルが積まれていくと、立体的になっているため、戦略的に配置できるところが限定されていくところです。この部分のおもしろさは変わっていないですし、ネズミ3匹のルールが付け足されたことによって、対戦相手との絡む要素が増えてよくなったと思います。
ボックスの絵がすてきになったのは良いのですが、タイルに描かれている赤側プレイヤーの商品がいまいち赤色に統一されていないのはちょっと惜しい。
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