今回はマックマルチをプレイしようということになっていたのですが、何故か終始カードゲームをプレイして終わりました。でも頭がボーっとしているときはカードゲームの方が気楽でいいですね。
ローマ七丘 Die Sieben Hügel Roms
(説明 2分 プレイ時間 12分)
クニツィアのゲームコレクション、古代ローマの新しいゲームには2人用ゲームが3つ入っていますが、ボードを使わないのはこれだけ。23枚のカードだけでプレイするというミニマリスティックなゲームです。中央に並べた黄色の得点札1-7(これが七つの丘を表す)に自分の手札1-9を順番に配置していくだけ。この合計の高い方がその丘での勝者となります。ある丘での最初の配置は裏向き、相手が置くと全て表向きに。また相手が置いた丘には直後には置けないという縛りもあってなかなか考えます。後手はカウンタームーブが出来て有利な分、タイは全て先手が勝つというバランスをとってあります。先手後手交代で2回セットで1ゲーム。短時間ですが、ブラフと推理が要求されるゲームです。作者は違いますが、カエサルとクレオパトラをシンプルにした感じです。
結果:ダーク 32 自分 24
ケープからカイロへ Vom Kap bis Kairo
(説明 10分 プレイ時間 25分)
アフリカの大陸縦断鉄道建設をモチーフにしたゲーム。8区間の様々な地形からなる土地に鉄道を早く開通させることを目指します。ゲームは全部で8ラウンド。土地を入札するオークションフェーズと土地に線路を敷く建設フェーズに別れています。少ない資本金100ポンドをうまくやりくりしなくてはなりません。カードには土地の種類(河川、サバンナなど5種類。必要な線路数が異なる)とそこに線路を通した場合の報酬、現地で調達できる線路数が書かれています。高度なカードゲームだと一枚のカードの中に情報を詰め込みすぎて分かりにくいものがありますが、これはすっきりとしていてわかりやすく、好感が持てます。
オークションフェイズはランダムに人数分めくられたカードを一斉入札。その後の建設フェイズがちょっと変わっていて、山札から1枚カードをめくり、そこに書かれている線路とその他使える線路(現地調達の線路や現金など)を合わせて可能なら建設することが出来ます。パスすると次のプレイヤーは更にもう1枚めくって足してから建設のチャンスがあります。これを繰り返していくので、あまり現金を出し渋ってパスをしすぎると次のプレイヤーに安く建設されてしまいます。一種のチキンレースみたいな感じですね。ルール上はメモ用紙を使ってお金の収支を管理するのですが、同時ビッドということもあって握れるように古代ローマの新しいゲームのコインを使用しました。好評で時間を変えて2回プレイ。
結果:
1ゲーム目:ダーク 8、自分 6、、ウェスリー 6、ジャック 4
2ゲーム目:アンドリュー 8、ウェスリー7、アレックス 6、自分 6
アールエコ R-Eco
(説明 5分 プレイ時間 15分)
「あの日本製のリサイクルゲームがやりたい」とのリクエストで再びプレイ。カードドラフトとハンドマネージメント、バーストの要素がうまくテーマとマッチしている素晴らしいゲームです。4人と3人で一度ずつ。4人プレイでは不法投棄を恐れて点数が伸びず敗北。2度目の3人プレイでは不法投棄を6回もしましたが勝ちました。
(概要はここ。以前のpuppiさんによるレポートはここ)
結果:
1ゲーム目:ダーク 16、アンドリュー 3、自分 3、ジャック 0
2ゲーム目:自分 16、アマンダ 12、アンドリュー 4
マンマミーア Mamma Mia!
(説明 15分 プレイ時間 20分(2ラウンド打ち切り))
ピザ作りのゲーム。皆でひとつの捨て札の山を作っていき、最後にそれを検分するというかなりユニークなゲームです。変わったゲームなので結構細かいルールを忘れていてインストも手間取りました。更にトッピングが15必要なピザの場合、15以上あっても全て流すというルールも忘れていたし、これはまた近いうちにプレイしなければという感じです。時間の都合で3ラウンド勝負の所を2ラウンドで終了。ちょっと不完全燃焼です。
結果:ララ 4レシピ(2ラウンド終了時判定)
壺の悪魔 Flaschenteufel
(説明 5分 プレイ時間 40分(4ディール))
トリックテイクがしたくなったのでここでコルネットの壺の悪魔をエントリー。マストフォローだけどスート無視で高数字がトリックを取ります。しかし、壺の値段以下の数字の低いカードは切り札でその範囲がだんだん狭くなっていきます。最後に切り札で勝ったプレイヤーは取ったトリックは無効で逆にマイナス点が付くというのがなかなかシビア。変わったルールにもかかわらず、みんな飲み込みが早くてゲームはかなりの接戦に。僕は4人で唯一悪魔のトリックを取らずにすんだのですが、2位止まりでした。
(概要はここ)
結果:アレックス 113、自分 106、アンドリュー 102、ウェスリー 49
今回は全部プレイしたことがあるゲームにもかかわらず、ルールミスが多かったです。ローマ七丘での同じ丘に直後にプレイできない縛りをわすれていたこと。ケープからカイロへで、河川の前にいるともらえるボーナスはラウンド終了時のみと勘違いしていたこと。さらに建設後のターンオーダー。(アドルングのルールは分かりにくいので、あらかじめBGGからダウンロードしておけばよかった)。そしてマンマミーアでの15以上のピザ完成後の処理。どれも結構大事でゲームが更によくなったと思われます。反省。
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