IGA <> BGG 比較

 先日発表された2004年国際ゲーマーズ賞のマルチプレイヤー部門に上がったゲームタイトルをボードゲームギークの評価と比較しようという投稿がspielfrieksに上がっていましたので紹介します。これはクリス・ブルーアさんがまとめてくれた投稿です。以下はBGGの総合評価順になっています。

1. Goa - 8.17 - BGG 8位
2. Power Grid - 8.15 - BGG 7位
3. Ticket To Ride - 8.01 - BGG 16位
4. Maharaja - 8.00 - BGG 27位
5. Princes of the Renaissance - 7.94 - BGG 29位
6. St. Petersburg - 7.80 - BGG 40位
7. San Juan - 7.77 - BGG 34位
8. Attika - 7.70 - BGG 46位
9. Santiago - 7.56 - BGG 115位
10. Hansa - 7.50 - BGG 101位
11. Einfach Genial - 7.36 - BGG 227位
12. Finstere Flure - 7.26 - BGG 164位
13. Industria - 7.25 - BGG 200位
14. Tahuantinsuyu - 7.24 - BGG 必要票に達しず

IGAにノミネートされていないゲーム(対象にはなる)でBGGの評価が良いタイトル。
Die Ruckkehr der Helden - 7.54
Runebound - 7.51
Wings of War - 7.45
Axis & Allies D-Day - 7.37
Ark of the Covenant - 7.71
Zendo - 7.41
Mermaid Rain - 7.18
Smarty Party - 7.12
Oasis - 7.09
Dos Rios - 7.07
Light Speed - 7.06

BGG順位はベイズ推定法に基づく評価による順位になります。IGAにノミネートされたゲームでアメリカで発売されている物はBGGでも軒並み高順位にあるのが判ります。頭脳絶好調と暗黒の大広間はアメリカでまだ発売されていないので、順位もあまり高くありません。タワンティンスーユは発売されてはいるのですが、かなりマイナーな会社からの出版ということで、数が出回っていません。そういう意味ではタワンティンスーユが選ばれているのは異質といえます。というわけで、IGAが選考したゲームはかなりアメリカのフリークの影響が出ていることが判ります。また別の統計で2004年に出たゲームのBGG評価の平均がいつもの年より高めだということが判り、2004年は当たり年だったようです。

ソース:spielfreak

SHARE