TGIW、Brett&Boardにも出ていますが、ラベンズバーガーがドイツのボードゲームメーカーとして初めてエージェント制を導入。今までは一般からのゲーム原案などを制限なしで受け入れていたのですが、年間1,500もの提出されたゲームを検証するのにコストと時間が掛かりすぎるとのこと。これから、ラベンズバーガーに直接コネクションが無いデザイナーは指定のエージェントを通してしかゲームを受け付けないそうです。しかもゲームを見てもらうには最高1万5千円程度のお金を払う必要があり、また採用された場合もエージェントにロイヤリティーの40%を払う必要があるとの事です。
これについてSAZのメーリングリストでブルーノ・フェイドゥッティーは”この決定は不快だ”とメールで発言しており、もうラベンズバーガーにはゲームを見せることも無いだろうと書いています。たしかに手数料はしょうがないにしても、エージェント制というのはどうかと思います。アメリカのメーカーではこの制度を利用したため、ボードゲーム業界に新しいアイディアが生まれなくなったとの批判もあります。敷居が高くなりますし、門戸が狭く、また採用されるのが一部のエージェントの判断となると問題はありますね。あまり広がって欲しくないポリシーだと思います。
ソース:Table Games in the World / Brett & Board / SAZ メーリングリスト
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