2月13日は第2金曜日。例によってウォルドーフという町までゲームをしに行ってきました。今回はTGCの友人マイクBとポール、それに同居人ベンとその甥のネーソンも参加。いつもの常連、マイクH、ピート、ケビン、ハリー、ダグ、エド、エリックを含め、合計で11人参加です。今回は写真無しです。僕自身が前日、食べ物にあたったようで体調を崩してしまい、プレイに専念するだけで写真を撮る余裕はありませんでした。
ポール、マイクBを途中で拾ってウォルドーフまで運転。夕方のこの時間帯は多少混むのですが、この日はいつにもまして渋滞がひどく少々遅れて到着すると、既にトーレス Torres のマスターバージョン(全ての特殊カード公開)が先に到着していた4人(マイクH、ピート、ダグ、ハリー)で始まっていました。残ったメンバー(マイクB、ポール、エド、エリック、僕)で時間調整としてとりあえず、そしてさよなら(ウントチュース!) Und Tschüess! をプレイ。マーティンワレスのちょっと昔のカードゲームで、はげたかの餌食のように同時にカードを選んで出し、出した数字によって場の点数カードを取っていくゲームです。場には点数となるカードがプレイヤー人数マイナス1枚並んでいます。まず、同時に出して公開したカードが一番低い人が、一番低い点数カードを取って抜けます。次に、残った人は今出したカードに足す形でもう1枚同時に出し、カードの合計値が一番低い人が、一番低い点数カードを取って抜けます。このように、カードが低いプレイヤーからどんどん脱落していき、最後の2人での勝負では、合計値が高いプレイヤーがカードを取ります。つまり、2番目にカードの合計値が高いプレイヤーは何も取れません。自分のカードの価値を見て、引き際をみるのがスリルがあっていいです。ちょっと足し算が面倒なことをのぞけば、軽くて面白いゲームだと思います。
ここで、ベンとネーソンが到着。8人を2組に分けてタージマハル Tadsch Mahal とモイタラー Mueterer をプレイ。僕はエド、エリック、ケビンにタージマハルを教えることに。ポイントさえつかめればそれほど難しいゲームでもなく、みんな楽しんでいたようです。体調の悪さがここに来て頂点に達したのですが、なんとか経験者の面目で60点で勝利しました。2位のケビンは51点。ケビンはこのゲームをかなり気に入ったようです。
その後、モイタラーをプレイしていたベン、ネーソン、ポール、マイクBの4人がチャイナタウン Chinatown のラウンド4くらいだったので、時間調整にダビデとゴリアテ David & Goliath をプレイ。バサリ/宝石商の作者、シュタウペの変則トリックテイキングで同じスートのカードを2枚だとカードの数字、3枚以上だとカードの枚数を得点するというルールがシンプルながら面白いです。マストフォローで、スートと関係無く数字の高いプレイヤー(同数字は後出し勝ち)がトリックを取るのですが、一番低いプレイヤーは一番高いカードを取ります。なかなか毎回考えます。最初にやったときはちょっとピンと来なかったのですが、これは良いですね。本当は4ディールやりたかったのですが、時間調整という事もあり3ディールで終了。
ここで最初にトーレスをプレイしていた4人が続けてプレイしていたマグナグレシア Magna Grecia が終わったので再度メンバーを仕切りなおしてアッティカ Attika (マイクH、ピート、ポール、僕)とモダンアート Modern Art (ベン、ネーソン、マイクB、ダグ、ハリー)に分かれました。アッティカは去年の暮れにPuppi氏の家でのゲームパーティーで始めてプレイしたきりでしたが、そのときの印象はあまりよくありませんでした。(詳しくはテキストの年末ゲームマラソンを見てください)今回改めてマイクHにルールを説明してもらうと、ルールが違う!おお、僕らは間違えてプレイしていたのか!さらに、各自透明な石を30ずつ持ち、チャートで建てた建物の上には石を置いていき、各自の状況が一目で分かるようにしてプレイしました。この石(チップでも何でもいいのですが)は必需ですね。これでプレイアビリティーがぐっとよくなります。一般的に、慣れてくるとまず神殿を連結する形では勝てず、建物30を建てきる勝負となるらしいですが、僕の次手番であるマイクHのアンフォラのパワーを甘く見ていて彼が神殿を繋いで勝利。僕が止めなければならなかったのですね。このあるプレイヤーが犠牲にならなければならないという側面はこのゲームの欠点だと思いますが、良いゲームだと思います。
その後、モダンアートが終わるまで、時間調整でブラフ Bluff。ポールはブラフは初めてだそうです。フラブを提案したのですが、却下されました。残念。でも久し振りのブラフは面白かったです。アメリカにもフラブ Ffulb を広めなければ。
その後、最後に残ったプレイヤー6人を3人ずつに分けてアッティカ Attika とトライアス Trias (マイクH、ハリー、マイクB)をプレイ。僕はポール、ピートと共にアッティカを再びプレイしました。先ほどのようなポカミスはなく、白熱した戦いとなりました。3人の方が他のプレイヤーの行動によるランダムさが少なくなってゲームが引き締まった印象があります。カルカソンヌ、市場のお店や王と枢機卿などもそうですが、そういう意味で3人向けのゲームって結構ありますよね。
ここで午前2時近く。帰りの車の中で、アッティカは実は2人がベストなのではという話をポールとしながら長いゲームの夜は終わるのでした。
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