率先してカルカソンヌ3とクロンベルグ(ボノボビーチ)をヤリ込んでみました。両方ともそれなりに面白いのですが、ちゃんとプレイしないととたんに面白く無くなる要素もあることが解ってきました。まずカルカソンヌ3の場合、相手の陣地を完成させるのを防ぐのは極端にむずかしい、というより余り効果的ではない。カルカソンヌでは外へ外へとタイルを広げてやったり、ふさぐのが不可能なように地形をバッティングさせることが出来ました。カルカソンヌ3ではまず壁に囲まれているので、広げようにも広げられないし、逆に壁を使って簡単に陣地が完成します。そしてバッティングする地形を置いてじゃまするというのも、道があるタイルならなんとかそれも出来るのですが、今回の場合、見張り台、中庭、民家がすべてモジュラーになっているので、簡単に完成してしまうのです。ですから、基本戦術はあいのり+自分はコツコツ完成させ、相手は大きくなる前に小ぶりで完成させる。コツコツいけば、ボーナスタイルがゲットできます。常に相手との差を意識して、相手が何を置いたかマークしておかないと、当然追いつけない得点差になってしまったりします。この辺が面白い所でもあり、シビアに差が出るところです。カルカソンヌという同じゲームではありますが、プレイの性質はかなり違い、クニツィアらしさが盛り込まれていると言えるかもしれません。
クロンベルグは製品版のボノボビーチを手に入れました。手作りの自分のバージョンとは違って、角も取れていて大変遊びやすいです。 =) 手作りバージョンを遊んでいたときにはルールを勘違いしていた部分がありました。これはPC版を遊んでいたときにそのルールの解釈の間違いに気づいたのですが、結構大きな違いなのでゲームバランスが変わってしまいました。その間違いとは、X2と->+の土地が囲まれた場合にその土地は得点計算の時まで確定していないので、頂点が空いていれば駒を置く事が出来る。また空いているかぎり、そこには残った持ち駒を置かなければならない。マニュアルを読んだ限りでは得点計算時まで駒を取り除けない(精算しない)っていうところまでは把握していたのですが、土地が囲まれていても、その土地の空いている頂点に駒が置けるとは思っていませんでした。ですから、それまで最後に持ち駒が余ってしまうような現象が多くあったのですが、これで謎がとけました。 =) さてこの違いでなにが問題になってくるかというと、タイルの配置によってはマイナス(しかもx2だったりする)の頂点が空いていたりするので、タイルを全部置き終わった時点で全員が持ち駒を置いていくと、最後の最後でどっさり減点されるというケースがでてきたのでした。もちろん終盤のタイルと駒の配置の仕方がイマイチ良くなかったので起きたケースなのですが、みんなが揃って-20とか-30という数字で減点されたので最後は+5、-10、+3なんていうとんでもないスコアで終わりました。こうなると、面白みが半減。 w 駒を置いていくペース配分っていうのがむずかしくて、たぶんなれない人だと駒を使い切ってしまったり(しかも最後まで確定しない頂点に置いていると悲惨)、駒を最後まで置けなかったりすると、点差が最後の最後で乱高下したりします。この辺がやはりこのゲームの面白い所でもあり、シビアなところのようです。マイナスタイルとプラスタイルが同数なんだけど、ちょっとだけマイナスタイルを減らした方がプレイしている時は楽しめるような気がするんだけど、こりゃー2組買わないと調整できないしな~。 w
コメント