再びちょこさんと、2人クニツィア会をしました。
タビュラ ラサ Tabula Rasa
(説明 5分 プレイ時間 各40-45分)
クニツィアの2人用カードゲームとして「バトルライン/ショッテントッテン」、「ロストシティ」と同時期に出版されたゲームです。知名度は劣りますが、シュピールボックスの付録から始まり、「シャルルマーニュの騎士」「ハングリー」「観光客の襲撃」と何度もリメイクされています。
今回は久し振りにオリジナルのシュピールシュパース版「タビュララサ」を遊びました。ジリジリするゲームで爽快感はないですが、僅差で勝てた時はやはり嬉しいです。2戦遊んで1勝1敗。
結果
1戦目:自分* 26、ちょこ 23
2戦目:ちょこ* 28、自分 26
ロスト シティ ザ タイルゲーム Lost Cities: The Tile Game
(説明 15分 プレイ時間 各25分)
ちょこさんが持ち込んでくれた「ロストシティトゥゴー」のリメイクです。「ケルトタイル/ファイブシーズンズ」のように手札がなく、さらにロストシティの系統を受け継いで昇順のみ可能となっています。めくったタイルを2枚まで予約して置けるのは面白いです。
ちょっとひどいと思ったのはx2というタイルです。これを数字タイルの前に出せば2倍なのは良いのですが、x2タイルを2枚出すと3倍、3枚出すと4倍です。4倍や8倍なのかと勘違いしてしまいます。もとの「ロストシティトゥーゴー」にならって握手タイルにしておけばよかったのではと思います。ゲームとしては面白いのに残念です。
結果
1戦目:自分* 66、ちょこ −15
2戦目:自分 75、ちょこ* 23
秦 Qin + ヒキガエルと龍亀 Neuer Spielplan
(説明 5分 プレイ時間 各30-45分)
「チグリスユーフラテス」の簡易版ともいえる「秦」の拡張マップ入りです。それぞれの面を1回ずつ遊びました。この拡張マップはかなり個性的で、元々のマップと合わせて色々遊べるのは良いですね。もっとこういう手軽な陣取りが出版されないかなあと思います。また遊びたい。でもやはり2人ベストかな。
結果
1戦目(ヒキガエル):自分 0(勝利)、ちょこ* 5
2戦目(龍亀):自分* 0(勝利)、ちょこ 4
頭脳絶好調 スペシャル Genial Spezial
(プレイ時間 50分)
「頭脳絶好調スペシャル」は元の「頭脳絶好調」とはほぼ無関係の完全公開情報アブストラクトゲームです。なのでときどき土嚢の会でも遊ぶことがあります。2年前には2人でも試してみておそらく2人がベストだろうといういう結論になりました。
今回気づいたのは、このゲームが「カスカデロ」の元になっているということです。あとから塔を繋ぐと点数が高くなるシステムなど類似点が多いです。このデベロップメントは興味深いところですね。
結果:自分 15−15−15−19、ちょこ 12−13−13−14
犬夜叉 アクションダイスゲーム Inuyasha: Das Action Würfelspiel
(プレイ時間 50分)
最後は「犬夜叉アクションダイスゲーム」です。久し振りすぎて、ルール解釈に手間取りましたが、いざ遊び始めるとキャラクターものとは思えないよくできたゲームです。今回は基本ルールでしたが、敵が3体同時に現れるバリアントの方が良さそうですね。まだルールを覚えているうちに、4人戦にも挑戦したいものです。
結果:自分(犬夜叉) 29、ちょこ(カゴメ) 23
ク2ツィア会(2人クニツィア会)も良いものですね。まだまだ2人で遊びたいものも多いので定期的にできればなあと思います。
ゲーム・インデックス
日付別
五十音順
アルファベット順
10デイズ イン ザ USA 10 Days in the USA
(プレイ時間 20分)
最近、再びよく遊ぶようになった「10デイズ」です。4人プレイは久し振り。飛行機と車を活用して、ハワイからミシガンまでの旅行を完成させて勝利しました。
結果:自分 勝利 (イズナ、トミー、武井)
ロングボード Longboard
(プレイ時間 35分)
サーフボードを作ることをテーマにしたゲーム。自分はあまりこのゲームで勝ったことがないのですが、今回はうまくいきました。どの辺りで諦めるかという判断が大切ですね。
結果:自分 45、トミー 33、武井 22
10年後、いつものカフェで See You in 10 Years
(プレイ時間 各15-30分)
ミスボドゲームズのミステリー協力ゲーム「10年後、いつものカフェで」を今回は4人で遊びました。まず2枚での初級をクリアし、そのあと3枚の中級に挑戦。4人での中級は初めての試みですが、うまく行かずに敗北。4人の方が難易度が高くて良いですね。
結果
1戦目(初級):勝利
2戦目(中級):敗北
インフェルノ Inferno (ピアトニク小箱版)
(説明 15分 プレイ時間 3ディール35分)
6人で「インフェルノ」です。1ディール目は調子が良かったのですが、2、3ディール目で29点、20点と失点し3位でした。3ディール目にはゆかりさんとミクさんがパーフェクトの0失点を達成しましたが、失点を常に5点以下に抑えたたっくんの勝利。
結果:たっくん 12、ゆかり 20、自分 58、シン 64、ロミ 68、ミク 76
空手トマト Karate Tomate
(説明 10分 プレイ時間 各15-20分)
続けて6人で「空手トマト」です。1戦目は自分が包丁を取る前に包丁1本のイズナさんに終了宣言をされてしまいました。包丁0本だったのがバレてしまったみたいです。2戦目は包丁を大量に取りつつもうまくトロフィーを集めて勝利。なんと3人が包丁2本で脱落ということになり、ちょっと珍しい展開でした。
結果
1戦目:イズナ 14(1)、たっくん 11(3)、ゆかり 8(2)、ロミ 3(6)、シン 3(3)、自分 11(0脱落)
2戦目:自分 14(5)、イズナ 10(5)、たっくん 8(3)、シン 15(2脱落)、ゆかり 9(2脱落)、ロミ 8(2脱落)
スウォップ! Swopp!
製品版になってから初めて遊ぶ6人でのチーム戦です。3人ずつが2チームになり交互に座ります。「リカーーーリング」のペア戦と同様にソフトパスで、うまく繋げていくのが面白いですね。今回は1ディールだけでしたが、ちゃんと3ディール戦をやってみたい。
結果:たっくん&ゆかり&イズナ 11、自分&ロミ&シン 7
ウミガメの島 Mahé
(プレイ時間 25分)
「冷たい料理の熱い戦い」のリメイクの「ウミガメの島」の7人プレイです。7人でも遊べるようになっているのは良いですね。ちょうど21番目のマスに辿り着くと2枚もらえるというルールはオプションになっていましたが、取り入れて遊びました。
7人だったので、かなりコマが重なり合います。自分はしょっちゅう上に乗られてしまい、ほとんど点数が取れませんでした。
結果:ゆかり 26、シン 19、ロミ 17、イズナ 17、武井 8、自分 4、ミク 3
モールヒル Fånga Mullvaden (Alf版)
(プレイ時間 各10−20分)
ここで人数調整もあって2人ゲームの「モールヒル」を遊びました。このALF版(スウェーデン版)はボードが大きくて遊びやすいです。イズナさんは初プレイ。2戦ともイズナさんが先にモグラ(先手)を取り、後半で自分がモグラになりました。
1戦目は経験もあって自分が勝ちましたが、2戦目はかなり接戦。完全情報ゲームなので、最善手がありそうですが、それがよくわからないのはこのゲームの魅力です。中央の穴や周囲の花を巡る駆け引きが良いですね。
結果
1戦目:自分 15、イズナ 12
2戦目:自分 17、イズナ 17(引き分け)
ハーメルン ケイブ Hameln Cave
(説明 20分 プレイ時間 30分)
2人用の協力トリックテイク「ハーメルンケイブ」です。結構久し振りに遊びます。ルールがちょっと複雑なので、細かいところを確認するのが少し大変です。今回は自分がアリア、イズナさんがクライドを担当し、レベル1を遊びました。勝てると思っていたら、最後に亡霊がどんどん来てやられてしまい、あと数歩というところで敗北。
結果(レベル1):敗北 (イズナ、自分)
ミラー マジック Miroir Magique
最後はusalapbitさんが持ち込んだフランスのゲーム「ミラーマジック」です。与えられたカードの絵を自分のカードのどこかから探すのですが、線対称の半分しか描かれていません。手持ちの鏡を立てて鏡像を使って線対称の絵を完成させます。
アイディアは悪くないのですが、完成した時に他のプレイヤーがチェックするのが少々面倒に思えました。
結果:武井(勝利)
静岡・御殿場の時之栖での第4回ボードゲーム大祭に参加しました。2日間のうち2日目の21日だけの参加です。前日20日の土嚢の会終了後に、スコットさんと一緒に車で御殿場へ。会場から15分くらいのホテルに1泊して21日の朝から時之栖に行きました。
今日からウチの子 Best Family Forever from Today
以前、ミスボド本厚木で試遊したゲーム。そのときとはルールが少し変更されており、改良されています。3色のカードだけを使ったシェディング系(ゴーアウト系)ゲームです。同枚数でこれまで出ていない色を出すか、直前の色と同色で1枚増やして出すかができます。3枚になると3色3枚という組み合わせも出すことが出来、これはラウンドを終了させる働きがあります。
早く出し切った人先着2名で2点と1点になり、何ディールか遊んで既定点数達成を目指します。手軽で遊びやすいと思います。
10年後、いつものカフェで See You in 10 Years
続けて「10年後、いつものカフェで」です。3人では上級まで終わったことがあるので、今回は4人で上級までチャレンジしたいと思っていましたが、時間の関係で初級(カード2枚)を1回だけのプレイ。途中思惑がずれてしまいましたが、最後にうまく修正できて勝利しました。次は4人で最後までクリアしてみたい。
ビールダイスキ! Love Beer!
ダイスゲーム。3個のダイスを振って与えられたカードのシンボルに合致するように置いていきます。ちょっと変わっているのはダイスを振る回数が正確に決まっているというところです。3回だと指定されているのに2回で終わらせてはいけないのです。こういう縛りは珍しいかもしれません。写真はビールを注ぐ機会をモチーフにしたダイスを振るギミックで、すごいしっかりした作りです。
エクスキューブミー! Xcube Me!
スタイリッシュなケースに入ったアブストラクト。2または4人でプレイ可能です。今回は4人で遊びました。目的は自分のキューブ12個のうち半数の6個をボードの反対側のマスに到達させること。移動はマンカラ方式でばら撒いていくのですが、各マスはキューブを3個までしか置けません。これを利用して相手をブロックしたり、運んでもらったりします。基本的に向かい側のプレイヤーとは進行方向が逆になるので敵対関係にあり、両隣りのプレイヤーとはうまく協力するようにします。
思ったより面白く、多人数アブストラクトとしてはよくできていると思います。
ウキヨエ Ukiyo-E
さとーふぁみりあのブースで「ウキヨエ」を遊びました。2枚以上のセットを公開していきますが、同種でより多い枚数を公開するとそれまでのセットが捨てられます。
プレイ感覚が「スパイ」や「バンパイア」に似ていると思っていたら、シャハトの「ドライブ」をアレンジしたもののようです。カード枚数が多いほど、相手のカードを更新しやすいのですが、点数は、使われたカード全てに書かれた点数のうちで一番低いものになるのがなかなか難しいところです。カード枚数やカードの点数に規則性がないので、戦略的に遊びづらいのは難点かもしれません。
ヒットスター Hitster
カードの裏がQRコードになっていて、スマートフォンで読み取ると音楽が流れます。その音楽が発表された年を「タイムライン」のように当てていくゲームです。音楽にあまり詳しくないので、自分には難しすぎました。詳しい人同士ならすごく楽しめそうです。
バナナ ガバナンス Banana Governance
バナナと猿を題材にした競ゲームです。まずは通貨に当たるバナナをドラフトしますが、方法がかなり変わっています。配られたカードをソートせずにそのままで、仕切りとなるカードを挟んでいくのです。そして時計回りにカードを回して、回ってきたカードで仕切りから仕切りの間のカードのセットを選ぶというわけです。ケーキの切り分け問題とブースタードラフト方式が組み合わさっています。
その後、場に人数分公開された猿カードを巡って競りをします。ビッドでは手札のカードを1枚公開し、再び自分の番が来たらさらに追加していきます。そのとき、以前に出した数字以上でないと出せないというのが難しいところです。最後まで生き残った順に猿カードを選んでいきます。
これを5ラウンド繰り返して勝者を決めます。競りでこれまでのカードに追加するのはよくありますが、それに直前に出した数値以上の数値でないと出せないというのは、あまりみたことがなく面白いシステムだと思いました。またぜひ遊んでみたい。
15時になり、大祭は終了。そのあとスコットさんとさぼさんと遅めの昼食を食べにいきました。通常の時間に昼食を取ると、そのあとの時間がほとんどなくなってしまうので、15時まで我慢することにしたのです。せめて2日目も17時くらいまでやっていれば良いのになあと思いました。
ホテルのロビーに戻って河上さんやねいじまさんたちと1ゲームだけ遊びました。
クロノ トリック Chrono Trick
トリックテイクの協力ゲームです。キャプテン以外はとらなければならないトリック数がカードで決められますが、そのカードは本人だけは見ることはできません。なので危ないと思ったら時間を巻き戻してやり直すことができるのです。自分はルールを勘違いしていて、決められたトリック数以下なら良いと思っていましたが、ちょうでないと成功にはならないようですね。ちょっと「ディ・クルー」の簡易版みたいだね、という意見がありました。
翌日のことも考慮して、ここで帰ることにしました。来年は1泊で来られるかな?
購入したゲーム
トリックステークス
オープン