ゲーム・インデックス

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セトラーズカフェ 2017.06.17

MarinaBaySands20170617.JPG6月13日から20日まで、DC時代の同居人のマイクと一緒に、シンガポール在住の共通の友人でDCゲーマーズにもよく来ていたアンチュマンを訪ねました。日本以外のアジアは初めてです。赤道直下の北緯1度という熱帯にある裕福な先進国で、高層ビルとショッピングモールだらけですが、人種による格差社会や一党独裁政治という影の側面もあります。また、レストランには紙ナプキンとナイフがありません。なかなか興味深い国です。

TiongBahru20170617.JPGアンチュマンの家があるティオンバル Tiong Bahru という古い市街地を拠点にして、国立博物館、ゲイラン、植物園、ブギス、リトルインディア、チャイナタウン、ジョホールバル(マレーシア)、東南アジア水族館、シロソビーチ、ブルージンジャー(プラナカンレストラン)、セトラーズカフェ、キャンプキロ、ホーカーセンター、ピノクル、都市再開発庁URA、シアンホッケン寺院などに行きました(訪問順)。ブギスにあるショッピングモールにバトルバンカー Battle Bunker というゲームショップがありますが、マンチキンなどのアメリカゲームが中心でした。

SettlersCafe20170617-1.JPGシンガポール滞在中は、連日のように夜は「ゼロ」などの軽いゲームを遊んでいました。そして自分の希望もあって、17日には4人でゲームカフェのセトラーズカフェ Settlers' Cafe に行って遊びました。店名は「カタンの開拓者たち」の英名 Settlers of Catan から来ていると思われます。ウーバーという個人でのタクシーのようなサービスがかなり発達しており、このときも往復ウーバーでした。店にはテーブルが6卓ほどとゲームの棚が置かれています。興味深いのはどのテーブルも人種(中国系、マレー系、インド系)によって分かれていることです。自分たちのテーブルが唯一の混合テーブル(日米印豪)でした。

ゲームの種類はそれなりにあるものの、どれもかなり使い古しており、痛みが激しいものが目立ちます。今回遊んだゲームでは、頭脳絶好調はかなり傷んでいました。



ラー Ra (アバクスリオグランデ版)
(説明 5分 プレイ時間 45分)
Ra20170617.JPGまずは、カフェの棚にあった「ラー」を遊びました。途中まではファラオで首位を取っていたのですが、相次ぐ災害タイルでファラオの枚数は最下位になり、代わりにモニュメント8種と同種3枚3組で30点を稼いで勝利。4人が一番バランスとしては良いかもしれませんね。

結果:自分 51、ローレン 36、マイク 34、アンチュマン 24



リカーーーリング Recurrring
(プレイ時間 2ディール20分)
Recurrring20170617.JPG数日前3人で遊んだので、ベストと思われる4人でプレイ。本当は3ディール戦をやりたかったのですが、時間の都合もあって2ディールで終わりです。自分とマイクが1度ずつ上がりましたが、点差はそれほど開きませんでした。

結果:自分 17、マイク 16、アンチュマン 13、ローレン 10



シンガポール Singapur
(プレイ時間 30分)
Singapur20170617.JPGシンガポールにちなんで「シンガポール」を遊びました。本来は2人用のゲームなのですが、4人で2人ずつのチームを組んで相談しながら遊びました。目的は、自分の側から見えるビルの数をできるだけ多くすることです。配置にはルールがあり、同色でより高い数字しか上に重ねられませんし、重ねられる時には重ねなければなりません。ちょっとロストシティーっぽくて、なかなか面白いと思います。「カステイェールス(人間の塔)」に続く、ロストシティーメカニクスを発展させた木製ゲームです。問題は同点になりやすいことで、今回も同点でした。なにかタイブレークが欲しいところです。

結果:同点



頭脳絶好調 Einfach Genial
(プレイ時間 60分)
EinfachGenial20170617.JPG最後に店に備え付けのゲームのうち「砂漠を越えて」か「頭脳絶好調」のどちらにしようかということになり、ルールの少ない「頭脳絶好調」になりました。箱を開けてみると、タイルの印刷が相当薄れており、また得点用のキューブが全くありません。得点キューブは店の方がガラス製のコマなどを持ってきてくれて、それで代用しました。タイルも、どうしてもどのシンボルかわからないというものは1-2枚くらいだったので、とりあえずプレイ。アンチュマンと自分がどんどん絶好調を達成し、最後には1色以外すべて18点までこぎつけたのですが、最後に欲しいタイルの色が来ずに、アンチュマンが1色が16で残りはすべて18を達成して勝利。これは良い勝負でした。

結果:アンチュマン 16、自分 15、ローレン 10、マイク 10



TowerOfConspiracy20170617.JPG久し振りに昔の仲間と異国の地で楽しく遊べました。翌日はアンチュマンの現地の友人たちとのパーティーで、そこでも「タイムボム」「テレストレーション」「インフェルノ」「ベニスの仮面舞踏会」「ダブルオアナッシング」を遊びましたが、詳細は割愛します。

もしシンガポールを訪れるならばSettlers' Cafeはなかなか良いと思います。また訪問する機会があればぜひ行きたいものです。そのときこそは、今回飲めなかったシンガポールスリングを飲んで「シンガポール」を遊びたい。(おまけ:写真は高層ビルのひとつ。ギシンアンキノトウに似ていませんか?)


土嚢の会 2017.06.10

6月の土嚢の会は、飛び入りも含めて総勢11人と盛況でした。合計で13種22ゲーム遊びました。うち土嚢は「ジルカン」「ペントアップ」「カラニッシュ」の3種。さらに、多くのテストプレイを通じて、白熱した議論が繰り広げられました。これからが楽しみです。



アキシオム Axiom
(説明 10分 プレイ時間 40分)
Axiom20170610.JPG遊ぶのは2004年以来となる「アキシオム」です。3Dのへんてこなゲームということ以外はまったくルールを覚えていませんでしたのでルールの読み合わせから始めます。自分の色のキューブ(ドームと呼ばれる突起が1つと2つの2種類ある)を6個とセプターと呼ばれる棒を2つ持って決められた初期配置から始めます。目的は、自分のセプターを相手のセプターがいるキューブに移動させることです。移動は縦横なら角を曲がって進めますが、斜めは同平面上のみです。また、他のセプターやキューブのドームがある場合はそれが障害物となりそれ以上は進めません。相手の色のキューブから自分の色のキューブへと移動すると、今いたばかりの相手の色のキューブを取り除くことができます。

最初の30分くらいは、このキューブ除去のルールを2人ともすっかり忘れていて、ゲームがダラダラと続きましたが、このルールが入ると一気に収束するようです。ルールに多少曖昧なところがあり、ギークなどでいろいろと調べてみる必要がありそうです。このあと、結構研究されていたので、また持ち込みたいと思います。

結果:エアンヌ 勝利、自分* 敗北



ラインズ オブ アクション Lines of Action
(プレイ時間 25分)
LinesOfAction20170610.JPGこれもちょっと久し振りに遊ぶゲームです。オセロやチェッカーで代用できてしまうのですが、やはり専用のボードとコマの方が格好が良いですね。目的は自分のコマをすべてひとまとめに繋げること。「ヴォロー」などの系統のゲームですが、おそらくこの「ラインズオブアクション」が元祖だと思います(違ったらすみません)。いちばんの特徴は、進む距離はその線上にいるコマの数だということです。そして自分のコマは飛び越えられますが相手のコマは飛び越えられないというのも、すごく良いルールだと思います。慣れるまでは移動力の計算が大変かもしれません。

結果:自分 勝利、菊子 敗北



ウィンカーズ Winkers the game
(プレイ時間 各5−15分)
Winkers20170610.JPG2014年のエッセンの中古ブースで見つけたゲーム。グレートアメリカンカンパニーという怪しい出版社ですが、ゲームは思いの外面白かった記憶があるので、今回持ち込んでみました。ちなみにギークでのレーティングは7つしかなく、1、4、4、4、5、5、5。これだからギークはあてになりません。それほど深いゲームではないと思いますが、それでも十分、研究対象として楽しめます。3目並べで、2段階構成になっており、1段目は共通のチェッカーコマで、2段目に自分の色のチップを置きます。ただしチップは10枚しかないので、やみくもに置いていけば良いというものではありません。このあたりがこのゲームの面白さです。後手が有利という声もありますが、実際どうなのか気になるところです。1戦目は菊子さんと、2−3戦目は「ペンギン」を遊んだ後に佐藤さんと遊びました。

結果
1戦目:自分 勝利、菊子* 敗北
2戦目:佐藤 勝利、自分* 敗北
3戦目:佐藤* 勝利、自分 敗北



ジルカン Zyrcan
(プレイ時間 各15−30分)
Zyrcan20170610.JPG自分が持ち込んだ中では初プレイのゲームです。3−5人と土嚢の中ではちょっと異色です。まず12隻ある自分の宇宙船を順番にボード上に配置してからゲーム開始。宇宙船には1−3の移動力があり、それぞれちょうどしか動けません。また動いた先に必ず敵の宇宙船がなければならず、移動後にその敵は除去されます。これを繰り返して最後に誰かが動けなくなったラウンドで終了です。もっともボード上に残っている宇宙船の総移動力の高いプレイヤーが勝利です。

ちょっと「ペンギン/それはオレの魚だ!」や「シュガーグライダー」に似ています。マルチなアブストラクトなので、結局どうしようもない部分が多いです。1戦目は自分、2戦目は土嚢の会初参加のフジマキさんの勝利です。

結果
1戦目:自分 11、しょう* 4、フジマキ 3
2戦目:フジマキ 7、しょう 4、自分* 3



フォールド イット Fold-it
(プレイ時間 10分)
Fold-it20170610.JPGしょうさんが持ち込んだハンカチを使った早解きパズルゲームです。めくられたカードに示された絵柄が隣り合わせに並ぶようにハンカチを折らなければなりません。ハンカチは両面で16の料理が4x4に並んでいますが、その位置は表と裏で同じです。また折るときは4x4のグリッドの線に沿って折らなければなりません。思ったより面白く、楽しめました。また遊びたい。

結果(残りのライフ数):しょう 2、自分 2、フジマキ 0



ペンギン Pingvinas
(プレイ時間 15分)
Pingvinas20170610.JPG「それは俺の魚だ!」の初版にあたる木製のバージョンです。自分はこのエディションが一番好きなので、時々持ち出して遊びます。今回は2人とも手強く、自分がエリアを確保したと思ったら2人はより大きいエリアを確保していました。久し振りにこのゲームで最下位になってしまいました。

結果:フジマキ 35、しょう* 34、自分 31



ペントアップ Pent-Up
(プレイ時間 各10分)
Pent-Up20170610.JPG前回遊びに来てくれたときは、一緒にゲームをしなかったので、今回は2つほどひなさんと遊びました。「ペントアップ」はプレイスタイルによって階層の数がかなり変わるのですが、今回はなんと5段になりました。一時はさらに上を取られるかとひやひやしましたが、相手のミスで勝利。でも2戦目は負けてしまいました。ひなさん、強いです。

結果
1戦目:自分* 勝利、ひな 敗北
2戦目:ひな* 勝利、自分 敗北



香港 Hong Kong
(説明 5分 プレイ時間 20分)
HongKong20170610.JPG続けて「香港」です。どうも勝利条件である、より多くの建物を勝ち取るというのを勘違いしていたみたいで、悪かったです。珍しく、取ったり取られたりがほとんど起こらないという、かなり静かな香港でした。屋根と高速建築をうまくセーブして、勝利。

結果:自分* 14、ひな 10



ヤバラックス Yavalax
(プレイ時間 各5−10分)
Yavalax20170610.JPGまだ遊んだことがないという彼葉さんと「ヤバラックス」を遊びました。手番に2つ置くのが難しかったようです。しかし、2つ置きルールは、先手後手の有利不利がなくなるという大きな長所があるので好きなルールです。「六目並べ」「デュプロヘックス」など多くのアブストラクトゲームに使われています。相手の3連を弱点としてうまく利用するのがコツです。

結果
1戦目:自分 勝利、彼葉* 敗北
2戦目:自分* 勝利、彼葉 敗北



カラニッシュ Callanish
(プレイ時間 各10分)
Callanish20170610.JPG飛び入りのメンマさんと「カラニッシュ」を遊びました。チェスのナイトの動きとライン上でのエリアマジョリティーを組み合わせた面白いゲームです。土嚢にはまだまだ面白いゲームがありますよ! メンマさん、また立ち寄ってくださいね。

結果
1戦目:メンマ* 勝利、自分 敗北
2戦目:自分* 勝利、メンマ 敗北



ロボトリー Robotory (アズモデ版)
(プレイ時間 各10−15分)
Robotory20170610.JPGこれもちょっと久し振りに遊ぶ「ロボトリー」です。なかなか類を見ないシステムで、自分は好きなゲームの一つです。赤の中立ロボットの使い方が肝ですね。また、ゲームをどちらが終わらせるのかという駆け引きも面白いです。土井さんと遊び、こちらの経験の利があったのか、2戦2勝でした。なお、リメイクの「パクパクパーク」では少し運がある遊び方もできます。

結果
1戦目:自分* 3、土井 0
2戦目:自分 2、土井* 1



シンガポール Singapur
(プレイ時間 各15分)
Singapur20170610.JPG「香港」に続いてクニツィアのアジア都市ゲーム3部作の2作目です(3作目は「京都」)。同じ出版社から出ている「グラビタス」や「キャッチ」は完全情報のアブストラクトですが、この「シンガポール」は手札が4枚あるので、アブストラクトではありません。どちらかといえば「ケルトタイル」などに近いプレイ感覚です。より多くのビルが見えていた方が勝ちというメカニクスが、かなり悩ましく面白いです。これは普通のゲーム会に持っていっても問題ないゲームですね。しょうさんも気に入っていました。

結果
1戦目:自分* 8、しょう 5
2戦目:しょう* 8、自分 7



アッパーハンド Upper Hand
(プレイ時間 各15−20分)
UpperHand20170610.JPG最後は7路のアッパーハンドです。先月は菊子さんに負けてしまったので、再チャレンジというわけです。どうも自分は上を取ることにこだわりすぎるようで、1戦目は4差で敗北。2戦目はその辺りを意識して周りを固めていたら、1点差で勝てました。なお先手が圧倒的に有利なので、お互いに先手を1回ずつの2回で1戦としています。先手は後手が残したボールの数だけ得点です。万が一先手が負けたら、マイナス点となります。

結果
1戦目:菊子 15、自分 11
2戦目:自分 17、菊子 16



夕食は1階のイタリアンで6人で楽しくおしゃべりをしました。また来月!


ディアシュピール 2017.06.05

ビッグ ファイブ Big Five
(プレイ時間 2ディール25分)
BigFive20170605.JPGまずは、かんちょーさんも交えて「ビッグファイブ」を遊びました。みんな「クワークル」は遊んだことがあるそうですが、「ビッグファイブ」は初めてだそうです。大きな違いは、個人の山札をなくすことが目的で、点数をつける手間がないことです。さらに、スモール4とビッグ5のルールが効いており、これによって山札を一気に少なくすることができます。そして配置の時には必ず配置する列のうち1枚は既に置かれているカードでなければなりません。この最後のルールはとても良いルールだと思います。2ディール遊んで1ディール目はあっしーさん、2ディール目はかんちょーさんがそれぞれ上がって0点。自分は振るわず、合計で最下位でした。

結果:あっしー 1、たかはし 11、かんちょー 11、自分 13



コンテナ Container
(説明 20分 プレイ時間 70分)
Container20170605.JPGさて何を遊ぼうかということになり、時間もあったので「コンテナ」を遊ぶことになりました。特殊ルールなど一切なく、非常に洗練されているルールです。4人でのショートゲームで、一つだけアンバランスな色があるのが難しいです。自分の10点であるオレンジ色は誰も生産していない状態から始まり、最初にオレンジの工場を建てたたかはしさんがやたらとオレンジの値段を釣り上げるので途中はヒヤヒヤしました。自分は工場は1つのまま早めに倉庫を3つにして、倉庫で稼ぎました。主版に、のずさんがたかはしさんのコンテナを高値で購入して、このあたりで勝負が決まったと思います。やはり傑作。次こそロングゲームを遊びたい。

結果:たかはし:123(63+60)、自分 104(32+72)、のず 92(36+56)、わかとも 81(66+15)(カッコ内は、現金+コンテナ)



ニューヨーク スライス ピザ New York Slice
(プレイ時間 25分)
NewYorkSlice20170605.JPG最後は5人で「もっとホイップを」の新版の「ニューヨークスライスピザ」です。作者はアラーズ。やはり11分割されています。以前、ワシントンDCでの自宅ゲーム会の時にデリバリーを頼んだニューヨークピザという店を思い出しました。自分はそこでよくアンチョビとパイナップルというピザをよく食べていましたが、アンチョビは嫌われ者。このゲームでもそれは同じです。

ピザは数字に書かれた枚数だけありますが、追加でハーフハーフのスライスがあり、これは2分の1スライスとして数えます。また、毎回特殊能力が書かれたタイルをめくり、これをどれかの塊に付けるのです。この特殊能力が結構バランスを欠いています。さらにアンチョビは通常はマイナス点。それ以外は、「もっとホイップを」と同じルールです。

やはり切り分けには結構時間がかかります。これがこのゲームの核心部分なので、仕方ないのですが、そう続けて遊びたいタイプのゲームではないですね。でもたまに遊ぶには良いと思います。

結果:わかとも 22、ももこ 20、自分 18、たかはし 15、あっしー 10